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┗林檎畑の開拓者日記(269-278/297)
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278 :
アンジェリーナ・ベルヌイユ(からくりサーカス)
2015/11/18(水) 21:30
2015/7/18
確か…私とあなたの想いを綴る二冊目の綴りを書きだした日、でしたね。
思ったより早く二冊目に手が出るのは予想外ではありましたが、それでもあなたと共に過ごす事で溢れ出る喜びを、幸せを、文にせずにはいられないのです。
あなた…愛しています。今も、そしてこれからも。
共にしろがねとして長き時を生きると誓ったあの日から、ずっと……。
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277 :
アンジェリーナ・ベルヌイユ(からくりサーカス)
2015/11/01(日) 22:48
あなたと私が出会ったのは…昔々の…そう、確か私が『あやかし太夫』と名乗っていた頃だったでしょうか。
“しろがね”としての宿命と、柔らかい石と、生命の水の雫を手に流れ流れてこの国に流れ着いた私にとって、初めて出会ったあなたと言う存在は本当に驚きの連続でした。
銀の髪と銀の瞳。普通の人間に較べて成長の遅く老いにくい身体。そして人並み外れた身体能力と回復力。そんな…まさしく人ならざる“あやかし”のような私を人間として扱ってくださったあなた。
そこから私は…生まれて初めての恋に落ちたのです。
己の宿命も、いずれ来るであろう運命も、全て受け入れて愛すると言ってくださった…これ以上の告白がありましょうか?
だから私は決めたのです。共に永遠を生きる相手はあなたしか居ないと。
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276 :
アンジェリーナ・ベルヌイユ(からくりサーカス)
2015/09/28(月) 21:24
2015/3/20。
この日から、あなたと私の日々は始まったのですね。
これはあなたが私に手を差し出して、共に生きようと言ってくれた日。
そして私が『しろがね』という個体から『アンジェリーナ』という一人の女に戻った日。
例え、過ごした日々が記憶の果てに埋もれようとも私の中にはあなたと過ごした日々が舞台の一場面のように鮮やかに蘇って来るのです。
いままでも、そしてこれからも…あなたの側に居させて下さい。
愛していますよ、愛しいあなた。
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275 :
ルシール・ベルヌイユ(からくりサーカス)
2015/09/23(水) 22:49
#《私信》
おや? これはこれは…黄金の魔女ほど長くは生きちゃいないが、しろがねとしての長い人生の中では随分懐かしい声を聞いたもんだよ。
私のカンも案外捨てたもんじゃないねえ、フン。
フン、言われなくてもそのつもりさね。黄金の獅子のボウヤやその他の皆にそう伝えときな。無駄に長く生きてきちゃあいたが、しろがねとしての人生を後悔したことはひとつもないよ。今まで色んな人形を操ってはいたが、なんだかんだ言っても皆それぞれに愛着があり思い出のある子ばかりだからねえ。
もちろん、お前さんとの人形劇を通じて培った縁は今でもいい思い出さ。あの魔女が薔薇園の中で大事に抱いて眠るくらいだし。未だに魔術師も夢の中、だけどね。
……私も随分年を取ったもんだよ。でもね、何が起こるかわからないからこそ人生は楽しいのさ。
お前さんと私の、黄金の魔女の言葉を借りるなら世界の欠片と言葉と姿を超えた出会いのようにね。
>嗚呼、嗚呼、今宵は何といい夜だ。
>最高の人形劇と最高の魔法が出会った、素晴らしい夜に乾杯(Prost)!
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274 :
アンジェリーナ・ベルヌイユ(からくりサーカス)
2015/09/23(水) 00:20
……どうしたのでしょうか。
今日に限ってあなたの声が聴こえないなんて。
毎日毎日、朝昼晩と私に優しい言葉を囁いてくれたあなたの声が今日に限って聴こえないなんて。
ああ…これが“寂しい”という感情なのですね。
早く帰って来て下さいね、私の元へ。
私の大事な…愛しいあなた。帰って来たなら愛しいあなたに子守唄を歌ってあげましょう。
母さんが教えてくれた、故郷に伝わる子守唄を。
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273 :
ベアトリーチェ(うみねこのなく頃に)
2015/09/09(水) 23:04
#《私信》
何としたことだ!この妾の支配せしゲームの観覧者が居た事に今の今まで気づかなかったとは何たる不覚、何たる油断!!
>その観覧者の名は蟹に呪われし娘、そう…『夜明けと共に雨は止む』を綴りし娘、戦場ヶ原ひたぎだッ!
さて、本題に戻ろう。
よもや妾の綴りを本棚に入れる者が居るとは夢にも思って居なかったのでな、しばしこのゲーム盤から遠ざかっておったのもあってすっかり油断しておったわ。
この綴りはご覧の通り半完混合、及び日々日常綴りが殆どではあれど、これからも気長に気の向くまま綴りを重ねていくつもりよ。
なお、愛読感謝の意を込めてそちらの綴りをこちらの本棚に納める事を赤文字で宣言するッ!!
それにあたり不都合な点があれば赤文字で無効を宣言せよ。我々は無条件でそなたの意向に従うゆえな。
フン、久しぶりに妾ででるとイマイチ調子が掴めぬな。されど伝えたいことは伝えたつもりよ。
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272 :
しろがね(からくりサーカス)
2015/09/05(土) 08:14
「しろがね」として生きていた間、私の見ていたものはとてもとても狭い世界でした。
でも今は…「しろがね」としての枷が解けた今はエレオノール・ベルヌイユとして。加藤鳴海の伴侶として。一人の女として生きていきましょう。
目の前に広がる世界は、舞台は、私と…そして鳴海のためにあるのです。
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271 :
アンジェリーナ・ベルヌイユ(からくりサーカス)
2015/08/10(月) 22:26
あなたと出会ってからの日々は、しろがねとして生きてきた間に捨てたり忘れたりしたものを取り戻す日々でした。
しろがねとして生きてきた間に捨てたり忘れてきたものの、なんと多いことか。
あなたと共に過ごしてきて、改めてその存在を思い出したものがいくつあったことか。
……あなたの愛を、人としての喜びを知ってしまったらもう人形には…しろがねには戻れない。
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270 :
アンジェリーナ・ベルヌイユ(からくりサーカス)
2015/06/30(火) 10:04
あなた…姿は見えるのに、あなたの声は聞こえるのに。
私の声が届かない事はなんともどかしいことでしょう。
あなた、あなた…愛しいあなた……。わたしはここに居ます。
気づいてください、私の声に。私の姿に。
私は…ここに居ますよ。愛しいあなた。
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269 :
アンジェリーナ・ベルヌイユ(からくりサーカス)
2015/06/13(土) 01:33
>人形は愛を知ることでニンゲンになったのでした。
母さん。
私にも好きな人が出来たのよ。
『共に永遠を生きよう』と言ってくれた人。
不死の生命体である“しろがね”である私を受け入れてくれた人。
そして、限りなく真っ直ぐで焔のような熱い心を秘めた、それでいて優しい人。
母さん。
私、とても今幸せなの。
ひょっとしたら幸せすぎて『しろがね』としての人生が終ってしまうかもしれないくらいに。
母さん。
ありがとう。私を産んでくれて。
>わたしはいま、とてもしあわせです。
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