虫養い - ⊂*本Ⅵ*⊃

スレ一覧
┗虫養い(20-29/49)

29 :納／野／和（であ／いも／ん）
2022/05/11(水)　00：30

佳／乃／子が東京に帰るまでまであと４日
色々訳有りで今日まで来たけどほんまに楽しかったなぁ。日にちが経つのはあっという間や。
約束してた宵山も行けたし思い残す事は何もあらへん。
元カレに見送られるのはちょっと嫌かもしれんけど、帰る当日は駅まで見送らせたってくれ。

#……えっ！こっちで仕事決めたん！？

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28 :諏／佐佳／典（黒／子のバ／スケ）
2022/05/11(水)　00：29

気持ちに名前は要らないらしい。

後輩である若／松の世界観は至ってシンプルで、だからといって何も考えていない訳ではなくて。
「諏／佐さんはごちゃごちゃと考える癖が凄いんですけど」とか「落ち込んでないなんて言いながらその実メチャクチャ落ち込んでいて内心‘’この人大丈夫かな‘’って思ってましたよ、オレ」とか色々分析してくるのだから始末が悪い。桃／井かお前。

弱っている時、心中吐露をしてしまった相手などお互いにとってもほんの行き掛りで止り木みたいなものだと高を括ってはいたが、街で見かけた期間限定の看板の話をされたときに「次見かけたら写真撮って見せますよ！」と屈託なく‘’次‘’を差し出された時につい笑ってしまった。
それからコイツには敵わないなと思った。

多分こんな調子で若／松はこの先もごちゃごちゃ考えるオレを上手くいなしていくのだろう。
そんな気がする。

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27 :桃／太／郎（鬼／灯の冷／徹）
2022/05/11(水)　00：28

居待月の夜、芥／子さんと携帯片手に天国と地獄の遠隔お月見。
昨夜と違う場所に月が昇る理由なんかを話しながら月を見ていた。
昨夜は桃源郷では大きな月が観えていたけど地獄は雨だったらしい。今夜の月は昨日観たものより小さくて、昨日の大きな月を観て欲しかったって言ったら「雨雲に隠れていても月はそこにありますよ」だって。

「月見酒したい」「明日は仕事でしょ」なんて他愛もない会話。そんな小さなことでも「また今度」に繋げられるから暦を眺めるのが楽しみになっている。

#「今夜は居待月ですよ」と兎の友達からメールが来たので。

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26 :芥／川／龍／之／介（文ス／ト）
2022/05/07(土)　19：39

「お前の代わりなんざ掃いて捨てるほど居るんだろ」
中／原さんにそう云われた時、不覚にも嘲笑ってしまった。

厭、確かに其の通りだと。

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25 :桃／太／郎（鬼／灯の冷／徹）
2022/05/07(土)　15：40

重た過ぎだろ！俺っ！
体重じゃねーよ！気持ちがだよっ！

…と、書き溜めた日記を読み返すたびに悶絶する。余りにもヤバい箇所は破って細切れにして棄てた。

転生するまでにはお焚き上げしたい。

「そんな事をするよりも古紙交換にでも出せば如何です？」なんて鬼灯さんは言うけど日記をちり紙交換に出すなんて黒歴史の上塗りにも程があるだろ！

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24 :桃／太／郎（鬼／灯の冷／徹）
2022/05/04(水)　15：31

厠の便座が冷たい位でウルサイですよ、白／澤様。
「弟子が冷たくて温かいのは便座だけ」って誰が上手いこと言えと。きみ○ろですか。

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23 :芥／川／龍／之／介（文ス／ト）
2022/05/03(火)　17：33

思えば貴方の眸に刹那でも僕が映っていただけでも幸せな事だったのです。

貴方を忘れるのは恐らくは叶いませぬが、影はもう追わぬと決めました。
只貴方の幸せを願うことだけは赦して戴ければ幸甚の至り。

#或る人へ

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22 :太／宰／治（文ス／ト）
2022/05/03(火)　14：14

「月が奇麗だね」って云ったのにまるで素っ気無いんだから。
でも佳いよ。報われたいなんて思ったことは生憎一度も無いからね。

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21 :芥／川／龍／之／介（文ス／ト）
2022/05/02(月)　15：19

初動を過った罰だと己を責めた。先に立たないからこそ後悔と云うのだと中／原さんは嗤う。

薄汚れた俎板の上に晒された僕の心臓をざくざくと小気味好く刻む貴方の言葉に今は救われているなど死んでも云えぬ。

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20 ::中／原／中／也（文ス／ト）
2022/04/29(金)　01：16

誕生日に大荒れの天気なんて笑えねぇ。

呑みにも行けやしねぇし。

…抑々マァ祝う程のモンじゃねぇけどな、俺の誕生日なんざ。

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