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902 :
園_崎詩_音(ひ_ぐら_しの_な_く_頃_に)
2015/10/05(月) 20:40
ごめんね……ごめん、ごめんね悟_史くん。私、また間違っちゃったみたい。君の過去を嘘で塗り固めても何にもならない。私が君に本当の事を教えなかったからだよね。
> 詩_音。貴女はかつて大きな罪を犯しました。
私は悟_史くんを好きだ好きだと言いながら、本当の意味で彼を理解しようとしていなかった。押し付けていただけだ。自分が正しいと思うことを愛情だと決め付けて、押し付けていただけ。
> 今、貴女はその過ちに気付きながら、また同じ罪を犯そうとしています。
私がやるべき事は、罪を犯した2人の過去を嘘で塗って隠し通す事じゃない。
> 詩_音。生きなさい。
2人をその罪と向かい合わせる。そして償いに苦しむ2人がいつか罪を受け入れて、自分を許せるようになるまで、支えること。一緒に信じて戦い、ずっとずっと2人に寄り添い続けること。
> 貴女と悟_史の罪は死によっては償われず、貴女の夢は信じ赦す事によって叶う。
あれは……なんだったんだろう。神様、と呼ばれるものだったんだろうか。どんな姿をしていたのか覚えていない。神様かもしれない。違うかもしれない。もしかしたら、あれがオ_ヤ_シ_ロさまなのかも。雛_見_沢の守り神だからこそ、私が犯したという罪を知っていたんだとしたら。
> 「貴女の夢は信じ赦す事によって叶う」
真実から逃げ回って隠すのではなく、信じて向き合い受け入れる為の戦い。
私は誓おう。2人が自分の罪を認めて、受け入れてくれると信じる、と。2人が自分を赦せるようになるまで、共に償って戦い続ける。……そう、誓う。
# ──嘘で塗した物語のカケラに敬意を込めて、刻み込む。
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