食ってみてえけどオンラインじゃ予約の機会すらあんまなくて無理そうだなー……と思ってた菓子があんだけど、今日ショップ開いてんのに気付けて予約できた。
紅茶でも淹れて一緒に食おーと思って快斗のぶんも頼んでおいた。お届け予定日はなんと三ヶ月後だけど、気長に待てる楽しみがひとつ増えたと思えばこれもまたいーかな、ってな。

不確かな未来の約束は一切したくない……なんて公言して憚らなかったオレが、今じゃ来年一緒に食うための菓子なんか注文してる。
こんな現状を二年くらい前の自分に伝えてもきっとウソだっつって信じねー気がする。が、実際2020年のオレはびっくりするほどなんも気負わず快斗のと自分ので二つ注文して、あまつさえ喜ぶ顔なんか想像してにまにましちまったりしてさ。
そうかー、今オレ、「コイツとずっと一緒にいよう」って心の根っこから思えてるんだな。なんかちょっと誇らしい気分。

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布団あっためながら帰りを待っててくれた快斗が、オレの身体が冷えてんのを「つめてぇ」って笑いながらあっためてくれて。なんかよくわかんねーけど、愛しくて幸せでたまんなくなって涙出そうになった。ぎゅむぎゅむ抱き締めて誤魔化した。ぎゅむぎゅむ。

オレの体温はいつも快斗よりもだいたい一度低い。それが二人の触れあってるとこからじんわり馴染んで、混ざって、溶けあうみてーに同じ温度になって、ぽかぽかあったかくて眠くなってくる。
冬ってーのは、良いな。一番好きな季節だ。



＞楽しみだな。おやつ♡
一度で済むか…？新一の平熱36度以下じゃなかったか？


＞楽しみだなー、紅茶とよく合うらしいぜ。
一度じゃ済まねーかも。快斗の平熱はイコールでオレの微熱。
2020/11/18(水) 22:50

前回の日記読んだ快斗が朝から不意打ちのちゅーしてきて恥ずかしながら数秒間固まった。
身体のかたさを揶揄われて拗ねたオレを宥めるみてーにぎゅっと抱いて、尖らせた口をちゅっちゅっと啄む「行ってきますのちゅー」。
こうして書いてみるとゲロ甘な話なんだけど、オレがこんな触り方したりされたりっての許すのは勿論アイツにだけだし、"特別なことをしてる・特別な顔を見せてる"って感じが今でもオレを照れさせんのかも。

あと、触りたいって思ってくれんのが単純にすげー嬉しくて、つい口元がゆるゆる〜っとしちまう。
元々オレは朴念仁と呼ばれるタイプで色気なんかあるわけじゃねーし！ 可愛げもそんなにねーと思うし！ こんなふうにデレデレなのも快斗の前とこの日記オンリーだし！

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オレにプレゼントとか菓子とか渡す時、いつも手紙やらカードやら添えてくれるとこが好きだ。
二つ折りを開くと中からハートがたくさん飛び出してくる仕掛けのカードに、「足りないから描き足しとく…」ってメッセージとハートがたくさん手描きされてるやつ、なんかすげー可愛くて嬉しくって、実は今でもたまに開いてる。

最初は「恥ずかしいから捨てて」とか言ってたけど、今は流石にそれはねーよな？



＞ゲ、まだあのメッセージカード取っといてんのかよ…。
捨てろ(真顔)

＞なーんーでーだーよ！
オレが貰ったんだからもうオレのモンですー。
好きにしますー。

＞じゃあ新一からの手紙も好きにしちまうからな！！
ホントに良いんだな！！
後悔すんなよ！！

＞…………ちょ、待て、具体的にどうすんのかだけは教えろ！！

＞教えな～い。
えっちな事に使うとか、教えな～～いっ。

＞いや口に出てっけど。……けど……
えっとお前……筆跡で興奮するとか、そういう嗜好が……？
2020/11/17(火) 00:43

あっつあつのドリアで口の中ヤケドして以降、何日も痛そうでちっと快斗がかわいそーになってくる。とろけたチーズは熱い上にぺったりくっつくからなぁ……次から気ぃつけて食えよ。
ちゅーした時にベロ入れてつっつくのすらガチめにかわいそーで憚られ、ちゅ、って唇くっつける優しいのに留めた。

快斗とちゅーすんの好きだけど、未だに若干気恥ずかしいみてーなとこがある。
ほっぺにちゅっちゅってするやつならちっせー頃から母さんがよくやってたし、なんなら今もやるし、日常的な愛情表現のひとつとして全然恥ずかしくねーんだけど……。唇はなんつーのかな、胸と腹のあいだがくすぐったくなるんだよ。

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風邪じゃねーと思うんだが、なんか謎の微熱が下がんねー。
このご時世なんで待合室入る前に看護師さんにデコをピッと（体温チェック）され、発熱が確認された途端に別室につまみ出された。いや、マジ、迷惑おかけしてすみません……って気持ちになるな、あれ。
2020/11/15(日) 12:21

なあ見た？（前回の記事参照）へへ。
オレはすげーうれしくて気持ちがほくほく。

面倒とか扱いづらいとか。アイツの自認はそうなのかもしんねーけど、オレの認識の中では全部ひっくるめて "快斗の感性" だしなー、って感じで特別ネガティブな感情持ったことはねーかも。たとえその感性のことでオレが悩んだり、理解しようとして考え込んでる時も、「ここがもっとこうだったらなー」みてーな想像をすることは無いっつー感じ。
拘りの強いとことか、疑問を捨て置けないとことか、不服に思うときっちり反論してくるとことかな。……まあオレも頑固だから真っ向反論しちまうことあるけどさ！ そんなやりとりも悪いことだとは思ってねーし割と気に入ってんだ。
信頼してくれてっからこそ見せてくれる感情もあると思ってる。オレにもあるしな、勿論。

……あと、そもそもの話としてオレも大概な人間だと思うんだけど……。
普段涼しい顔して他人に執着しねー性格のくせに、快斗の事ならヤキモチは焼くし、パッと見より感情的でガキっぽい。「イメージ違うわ」って思われて幻滅されてもしゃーねー気すらする。
俗に言うギャップがでけータイプ。

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たくさんの恋や愛を過ぎてオレのところへ来てなお "知らなかった" って感じるような気持ちもあげられてんなら嬉しいな。


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　日記に書き留めた内容を恋人に受け止めてもらう、っていうこと。
　そのとき、直接の会話と違って二人の間の空気っつークッションが存在しねーこと。あと、オレが日記書いた時の気持ちをアイツが後から知ったりして認識のラグが生じること。
　オレがここに綴る言葉はどう受け止められるんだろ？ って考えたらどんな心構えで書くべきか少し悩んじまって、前回の日記書くまではちっと筆を休めてた。

オレはこの日記を書く前にもう一冊、快斗含む周りのヤツにはぜんぜん教えてねー日記を持っていて、そこには誰にも言えねー独り言とか自省、あと当時直接伝えるわけにはいかなかった想いとか、だいたい "秘すべきこと" をテキストコンテンツ化して整頓しときたくて書き留めていた。
孤独にチラシの裏（っつーには美しいデザインにして貰ってたけどな。今の翡翠糖もそのデザインを引き継いでる）に向かうよーな思いで書いてた日記。
でも、今はそーじゃない。読んでくれるヤツがいる。
ってことを踏まえて、日記ってツールを以前と同じ使い方すんのは今のオレにマッチしないんじゃねーか？ って感じ。なんにせよテキスト書くのは好きだから、今後も"今の自分にとって良い書き方"を選んでいきてーな。

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かっこよく前回の日記を締めた快斗。
しかし、その日は帰りの遅くなりそうだったオレが布団をあっためとくように（＝先に寝るように）頼んどいたら、帰宅したオレに寝言で「おふとんあったかーよ……」ってむにゃむにゃ声掛けてきてだいぶ可愛くてウケた。

その後は「あ、まって……まって……zzz」と続いて謎の残る引きだったけど……勿論めちゃくちゃ一緒に寝た。
2020/11/06(金) 00:44

“毎日でも言葉を交わしたい”から“毎日言葉を交わすのが当たり前”に変わるまで、そう長くは掛からなかった。
新一への“おはよう”で一日が始まり、“おやすみ”で一日が終わる……今となっては当たり前だと思えるやり取りも、きっと他の誰が相手でも続かなかっただろう。
面倒くさい性格で扱いづらいオレを見離さず、いつも理解しようとしてくれてありがとう。
長いようであっという間の一年だったな。
興味を持った物をお互い持ち寄って一緒に取り組むっての、今まであんまり無かったが……新一とは趣味や嗜好が似てるからどんなもんでもぴったりハマる。


どんな話でも楽しそうに聞いてくれる新一……
どんな時でも愛してくれる新一……
これを最後の恋にしたいと本気で思わせてくれたのはお前だけだ。
未だに判然としない感情ではあるが、これが恋でも愛でもないのなら…オレには一生分からない物なんだと諦められる程、お前を大事に思ってるよ。
日記というより手紙みたいになっちまったな…


この先は本人に直接伝えるとしよう。
いつもの“おやすみ”と一緒に……。
2020/11/03(火) 21:15