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107 :山姥切国広
2025/02/27(木) 05:16

・三つの幸せバトン続き

>好きな人といて落ち着く空間
互いの神域は言うまでもないな。長義の神域は星がとても綺麗だった。数えきれないほどの星々が夜空に散りばめられて、銀木犀の甘い香りがして、澄み切った湖の水面が夜空を映して地にも空の一部を切り取って飾っているような、幻想的で夢の中にいるのかと錯覚するような場所だった。そこに入れたのは当人以外では俺だけなのがなんだか嬉しい。
他には、俺たちの主の元いた時代に長期間旅行させてもらっているんだが、拠点となる部屋を借りていてそこはやはり落ち着くな。本丸が俺たちの家だとは認識しているが、二人だけになれる空間というのはいいものだ。本丸だとどうしても落ち着いてずっと二人きりというのは難しいからな。
最後の一つは……なんだろうな。ありきたりだが、なんだかんだ言っても長義の隣にいられたら、どこであってもそれだけで充分だと思っている。

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