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┗1163.流星光底(96-100/120)

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100 :山姥切国広
2025/02/09(日) 01:04

ここ最近毎日日記を書いていたのは、たまたま久しぶりに書き始めた日(>>94)を入れて数えると今日までが七日で、毎日書けばちょうど百頁目になるからなんだ。恋仲になってから五年の記念日に。すごい偶然だと思わないか?最初はまったく意識していなかったのにな。
それで、本当はこの頁を長義にあげようかと考えたりしたが、突然もらっても困惑するだけだろうからやめておいた。代わりにこんな拙い文だが暇のある時に読んでやってくれ。

五年前のあの日も芯まで凍えそうな程寒かったよな。何なら本丸には雪が降っていて、長義の艶を帯びた銀の髪や瑠璃色の目が雪景色に映えて、とても似合っているなと思っていた。それと、顕現して初めて雪を見たせいか、長義ははしゃいで見えて可愛かった。
かと思えば突然言いたい事があるなどと改まって言われたものだから、俺がどんなに動揺したか長義は知らないだろう?果たして何を言われるのか見当もつかなくて、悪い内容ではないのを祈るばかりだった。杞憂だと理解した時はどれだけ安堵したか。あの時の言葉は俺だけのものにしておきたいからここでは書かないが、嬉しくてたまらなかった。あれをきっかけに初めて俺は愛しいという感情を知ったんだ。あれからずっと幸せな日々を送れている。愛しい存在がいることも、心ゆくまで愛でられることも本当にありがたく、幸せだ。
知っての通り俺は根が暗くて悲観的なので、毎日毎秒そうだというわけではなかったが(そもそもそんなのは無理だと思うけども)それでも振り返ってみれば、長義がそばにいさせてくれたお陰で幸福に満たされた日々だったと言い切れる。ありがとう。
この五年間、俺はちゃんと長義を幸せにできていただろうか。今後も可能な限り長く、長義が飽きるまではずっと一緒にいられたら嬉しい。可能であれば、長義がいつも言っているように、少なくともあと五年は。
これからもよろしく頼む。愛している。俺の大切な愛しい本歌。

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99 :山姥切国広
2025/02/08(土) 04:56

昨日は任務が終わってから予定通り、行こうと思っていた喫茶店に行ってきた。朝食は前食べたので、昼以降にしか出していない料理が食べてみたかった。燭台切でもあんな変わった料理は出さないから、新鮮で複雑な味や食感がして面白かったし美味かった。また機会があれば昼に行きたい。

長義が前の頁を起きてすぐ寝ぼけながら読んだと言っていた。最近はこうして頻繁に早朝に書いているからだろうか。可愛くてたまらない。起床後に落ち着いてから読んだって中身は変わらないのに、なるべく早く読みたがるのが可愛いし愛しい。もし新しい頁が増えていなかったらどうするんだ?と聞いてみたら、その時はこれまでのを読み返すから良いと言うから思わず顔が緩んでしまった。本当に可愛い。もしかしたらこの頁も起きてすぐ読むのだろうか?期待に応えられる中身かはわからんが、寒くて辛い朝の憂鬱さをわずかでも和らげられたらと思う。今日も愛している。大好きだ。

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98 :山姥切国広
2025/02/07(金) 04:28

長い間ほったらかしだった本棚を整理した。
それにあたって少し調べてみたら、この日記を本棚に置いてくれている者がいて嬉しかった。ありがとう。入れ返してくれた者にも感謝する。なにも面白いものは書けないし書く頻度もまちまちだが、暇つぶしにでも覗いてやってくれ。

長義は俺の日記の書き方や言葉選びが好きだと言うが、自分ではこれといった特徴も無い平凡な文だと思っているので変な感じがする。
二人きりで話している時とは異なって、これは施錠していないから見られるのを前提に自分の中で制限を設けているので、普段の話し言葉とは少し違うとは思うが、中身も文章そのものも大したものではないよなあと自分では感じる。
それなのに宝物とまで言うのだからやっぱり長義は変わっている。

明日、ではなくてもう今日か……諸事情で出陣は昼過ぎまでになるらしい。今日こそ本丸用の買い出し以外で外出したい。折角だから普段行けないような所に。
別にそれが楽しみというわけではないんだが、なぜか寝つけないのには困ったものだ。日付が変わってしばらくしてから目を覚ました長義におやすみと言った後も、眠気が遠ざかってしまったままだった。起床予定時刻まであと一時間半。果たして眠れるのだろうか。眠るために頑張るとは変な話だがなるべく眠れるように努めるとしよう。

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97 :山姥切国広
2025/02/06(木) 07:07

さて今日は何を書くかと考えつつ、ふと過去のやり取りを読んでいたら、いつの間にか結構時間が経ってしまっていた。映画を見ながら話していた時のを見ると、どの場面を話題にしているかすぐ目に浮かぶくらいに覚えているのに自分で驚いた。また今度春の休暇には何か見られたらいいな。

特に何があったわけでもないのに、無性に長義が愛しくてたまらない気持ちになって、今すぐ抱き締めたい思いが溢れそうになる。折角よく眠っているのに起こしてしまいそうだからやらないが。
こうして隣で眠っていてももっと触れたい、と思うのだから欲深い。……それにしても顔がいいな。眠っていてなおそう感じるのだから、あの深い海のような色の瞳が見られる時は余計にそう思うのも無理もないだろう。
海といえば長義には昔話したが、同じ海でも深さの違いで長義のような瑠璃色に見えたり、俺の目のように青緑色に見えたりして面白い。何となくそういうところからも本歌と写しの繋がりを感じられるような気がして、嬉しい。

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96 :山姥切国広
2025/02/05(水) 07:05

休暇は結局本丸でのんびり過ごしていた。
寒いせいかどこかへ出掛ける気力が失われるような気がする。どこへ行こうとか、あそこのあれが食べたいだとか、考えるうちにしまいには面倒になってやめにしてしまうのは、少しもったいなかったかもしれない。
長義は出陣だったので、帰還して出迎えた際に抱き締めたらいつもより尚冷えている気がして、聞けば途中雪が降っていたのだという。そんな中出陣とはと天気に文句を言いたくなるのと同時につい頭を撫でてしまった。
今では俺も、長義も、そうやって思わず手が出たり受け入れるようになったけども、多分長義が本丸に顕現した頃の俺たちが見たら卒倒するかもしれないと思うと、なんだか愉快な気分になる。戯れに口付けるのも、共寝をするのも決して考えられなかったのに、今では普通になっているから不思議だ。
長義と出会う前、特に俺は不自由も不足も感じておらずただ普通に日々を過ごして、刀剣男士として当たり前の日常を送っていたしそれに何の不満もなかったが、こうして恋仲になって今まで知らなかった幸福を味わってしまうと、もう前の通りには戻りたくないなと思ってしまう。
特別な一人だけ俺の手で幸せにしたいと、溺れるほどに甘やかしてやりたいという欲求が自分の中にあるのも、人間でもあるまいしと自分で呆れはするが、俺たちが心をもって顕現するようになっていて良かったという思いは確かだ。そうでなければ、こんな幸せを噛み締めることもなかった。
長義が愛しくて仕方ない。大好きだ。

……なんだかいつも以上にとりとめのない内容になってしまったが、まあいいか。

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94 :山姥切国広
2025/02/03(月) 07:52

ついに山姥切長義の修行が解禁されたようだ。
長義も修行に行くのだろうか?
まあ、行かなくても長義は長義で、愛しい俺の本歌である事に変わりないから、俺はどちらでも構わないんだが。
ただ、修行後の山姥切長義は上衣を留めておくための帯を付けていないのでは、という噂を聞いて、本当ならそれはとても残念だなと思う。どういうわけか色っぽいよなあれ……。下衣を全部脱がして上だけにすると妙にそそられるから不思議だ。だって素肌に黒い帯ってな……。
……朝から何を考えているんだ俺は。

いや、真面目な話をすると、帯類を付けるのをやめたとしたら「こうあらねばならない」という呪縛のようなものから修行で解放された暗喩、と解釈出来なくもないし、もしそうだとしたらいい事なのだろう。そう思っているのは間違い無いんだが、惜しいなと思ってしまうのもやはり事実だ。付けているのかいないのか、早く正解が知りたいものだ。