盧笙に俺の夜遊び性癖がバレてから、早いモンでもう三ヶ月が過ぎたんやなあ〜……三ヶ月！？ 早過ぎひんか！？ 光陰矢の如しにも程がある。言うてぐっと距離が縮まったんはここ一ヶ月かそこらの話やから、実感が薄いのもしゃあないんやけど。

そういえばいつから好きやったん、みたいな話をしたようなしてへんような。そんなんいつの間にか、みたいにしか言えへんのやけど、そう言えば他にもきっかけみたいなんはあったなーっちゅうのを思い出した。

デカい声で言うことちゃうからまぁ盧笙に伝わったらええんやけど(直接言えってツッコミは野暮や)、俺ってこう〜……その……今こんな感じやろ？ 最初はそういうつもりやなかったんよな、いやこれほんまの話。もっと適度な距離感のまま、もっと冷静で居れると思っとった。刑事さんほんまなんですぅ信じてください！
いつやったかな…俺も引く手数多の人気芸人やけど、ま〜それ以上に盧笙が忙しそうにしとってぜーんぜん会われへんかったんよな。教職も忙しいっちゅう話やししゃあなし、大丈夫か〜くらいの連絡はしたろかな〜…とは思っとったけど、口うるさくなんのも不本意やったから結局待っとった。したら盧笙の方から声聞きたなった〜みたいなこと言われて。
この話その日のうちに書いたんやっけ？ 書いた気もするわ。疲れとる時に真っ先に浮かぶのが俺の顔なんやな〜、ってたまらん気持ちになったのは覚えとる。

その辺からズブズブと底なし沼に引き摺り込まれてったん、かな〜って自己分析してんねやけど。……もしかしてお前がチョロい言うてるのこういうことなん？ ヌルサラ的胸キュンエピソードベスト5くらいに入ってんやけどこれ。
他のエピソード？ 零に聞いてんけど、盧笙が麻雀強いらしいこと。

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そういえばこの予防線もういらんな、と思って消した。

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