ご利用前に必ずINFOをご一読ください。
※色見本  ◇WHITE2 ◇WHITE3 ◆BLACK
スレ一覧
┗1718.きみと口ずさむマーチ(5-9/19)

|||1-|||
9 :東/雲/彰/人(p/r/s/k)
2024/04/08(月) 13:40


おんがく

桜がきれいだって思ったとき、向こうも同じことを思ってたって知って喜ばずにはいられなかった。気付かず髪に花びらのっけてそうだとか、あの人も来年は卒業するのかとか。考えなくはなかった。でもなんとなく世界があったかい色に見えるのは、春だからか、オレの気持ちがそうさせるのか。

あの人に勧める音楽は下心だ。自分の中に渦巻く気持ちを伝えたくて誰かの声や言葉を借りてるのにすぎない、あまりいいとは言えない行為だ。この世界には妬ましいことに、想いを言語化するのが得意な人や感情にぴたっとはまる音を作り出せる人が多くいる。…オレだっていち表現者として自分の声や言葉で気持ちを伝えられたらとは思うが、恋愛に関してはどうあがいたって初心者だ。そこら辺にある恋のうたを歌うことはできても、その中に潜む感情を自分の声にのせて伝えられるかって言われたら……どうだろうな、自信はねえ。あの人の日常に邪魔したくなって勧めた曲を、気に入ってくれたのが嬉しかった。音楽は呪いだってどこかで聞いたことがあるし、オレも実際そうだと思う。誰かに教えられた曲を“誰かに教えられた”“曲”として記憶しちまうのは良くも悪くも呪いだろ。誰かを思い出せば曲が、曲を思い出せば誰かがついてくる脳の出来の良さに苦しんだ経験は誰にでもあるものだと思う。オレがあの人に曲を勧める理由はそれなんだと最近になって気付いた。オレを想ってほしい。一緒にいないときも思い出してほしい。あわよくば、詞の中にある想いを汲みとって切なくなってほしい。そういう下心が100%で、別に誇らしいことでも何でもないありふれた行為をあの人が気に入ってくれるのが嬉しくて。あとは、オレが曲を勧めたとき、あの人も一曲教えてくれるのが純粋に嬉しい。音楽が日常であるオレにとっていい曲を知る機会はいくつあっても嬉しいし、好きなやつに勧められた曲をオレ自身も心から好きだって思えることが何より尊い。逆も然り。だからオレはあの人に音楽を勧めるし、美味かった甘いものとかいいと思った景色も共有していくことを二人の日常にしていけたらと思った。
……書いててちょっとはずいな、これは。


[削除][編集]

8 :東/雲/彰/人(p/r/s/k)
2024/04/03(水) 21:31


ありがとう、うれしい

褒め言葉を言われたときの一番いい返しは「ありがとう」「嬉しい」で、今までのオレみたいに「そんなことねぇ」って否定したり真偽を確かめるような真似はよくないらしい。ネットの民が言うにはひねくれてて可愛くねぇんだと。……ああ、まあそうだろうな。まさに仰る通りだっつうの。
そもそもそうやって素直に礼を言えるってことは自分がそうだって認めてるか、自覚してるってことだろ?いかにもそんなことないって自分で思ってんのに「ありがとう」なんて言えなくねぇか…?って、思ってたが……。
ネットの意見を真に受けたオレもオレだが、否定することはオレを褒めてくれた向こうの言葉も否定しちまうような気がするからそれは申し訳なくて、最近はありがとうの「あ」の字くらいは言うようにしてる。それでもぶっきらぼうで可愛くないのには変わりないんだけどな。ほんの少しでもこうやって自分が変わっていくたびに、オレどんだけあの人に好かれたいんだよって内心げっそりする。細かいことを気にしすぎて素直になれないのはオレの悪いところでもあるが、こんな不器用な部分まで愛されていたいなんて随分強欲な話だと思う。それでもあの人はいつも難なく受け入れてくれるもんだから、いよいよ参ったなと思う。……こうしてなんだかんだ惚気に着地しちまうのが照れくさいけど、これにもだんだん慣れていかないとな。あの人の好きなところはまだ書き足りないし、尽きる気がしねぇ。今のところは。

こういう場所には書けても、対「ひと」になった瞬間惚気られなくなるから、オレにとってもここは最近、まあまあ楽しい場所になりつつある。充実してればしてるほど筆を執らなくなるタイミングも増えると思うけどな。

それと、本棚に入れてくれてんの確認してます。こんなマイペースでゆるい日記なのに、えっと、ありがとうございます。嬉しいです。オレも本棚用意したら入れさせてもらいます。…あー、暁山は頼むからこの日記のこと絵名のやつには内緒にしといてくれ。


[削除][編集]

7 :東/雲/彰/人(p/r/s/k)
2024/04/01(月) 18:23


はちみつ

みたいに惚気たい気分だからこれはそのページにする。

好きって言葉以外でこの気持ちを形容したくても、それがなかなか難しいことだって思い知る。歌と違って素直に気持ちを吐くことは簡単じゃない。この性格と生きてきてとっくに諦めてる部分ではあるが、可愛げなんてどこを探してもないだろうに、そんなオレをこれでもかってくらい愛でて好きだって言ってくれる。オレが不得手とするその行為をあの人は息をするように当たり前にやってのけるし、その目に噓がないことは一目瞭然だ。そういうところはほんの少し尊敬してる。オレは欲張りな自覚があるが、それを許容してくれるところに甘えてるし、平気でこたえてくれるところも好きだなと思う。歳上の余裕みたいなものを感じて正直たまらない。たった一個なのにな。まあ、当たり前に歳上だから好きだってわけでもないが、先輩力を抜きにしてもオレより寛大で長けてる部分がいっぱいあると思うからそれ含め好きだってことだな。オレの中の『無茶』はあの人にとってはなんてことないんだって思わせてくれる。本当にそうかどうかは置いておいて、オレはそれに安心するしすっかりずぶずぶだ。

先輩ってすげぇ。一年先に生まれただけの相手になんだって話だが、謙さんに感じるような頼りがいや包容力をあの人に感じることがある。たまに。…気のせいかもだが。
例えば、昨日なんかもそうだった。オレはセンパイのそういう感情をまだ知らないから、つい自分だけがその中でぐるぐるしてるような気持ちになって勝手に凹んでたんだと思う。それも恥ずかしくて言うつもりなんかなかったが、あの人に隠しごとをするのはどうにも苦手で気付いたら素直に吐いてた。安心しすぎるとこうなるんだな……。それが正解だって言うようにずぶずぶに甘やかされて、こんな扱いづらい欲求を抱くのもオレだけじゃない、あの人も同じなんだってことを教えてくれた。素直になるのは難しいがあの人のためならできるって、そう思った。

あの人にも意外な一面はあるらしい。
それ以上に熱中するものがあっただけでそういうことに興味がないわけじゃないのは、オレも、あの人もってわけで。想像しようとしてもなかなかできなかった姿が今はすぐそこにあってくすぐったい。あの人のそういう一面を見るのは、悪いことをしてるような気分にすらなる。…でもどういうわけか今はあの人の全部オレのだからな。そう思うと自然と口角が上がる毎日で、幸せだ。


[削除][編集]

6 :東/雲/彰/人(p/r/s/k)
2024/03/26(火) 00:48


きみと口ずさむマーチ

ちょっとガキくさいなとも思ったが、タイトルはこれにする。
オレは歌ってあの人は演じて、それぞれの舞台の上で夢に向かって過ごしてるから、リスペクトの意と。歩幅を合わせるために奏でる行進曲の五線譜を、弾んだ気持ちでどこまでも一緒に歩いていけたらいいなっていう意味を込めた。…ぱっと思いついたものだから言葉にするのに向いてねぇし照れくさい気もするが、そういう前向きな感じがオレらには似合うと思った。字面もやわらかい方が合うと思ってこうしたが、読み方はどっちでもいい。こうしてここに想いを綴っていくことをあいつが嫌がるようならやめるが、せめて気付かれるまでは続けていこうと思ってる。

あの人の踊り方が実は好きだったりする。キレはあるが常にきびきびってわけでもなくて、ちょうどいい具合に力抜いてる感じ。最近よく練習してるあのダンスもきちっとドレスコードしてるわりに堅苦しくなくて、何なら少し余裕が見えるくらいのターンが綺麗で、表現力もしっかり感じられんのが悔しい。やっぱ黙ってるとかっこいいんだよな、この人。…本人に言うことはしねえけど、好きだなって思ったとこのひとつ。

彰人の言葉は魔法みたいだなんて言われて、この日記のことを思わずにはいられなかった。オレらは誰かを想うとき、その人の顔や声を思い浮かべると思う。それがあの人にとっては言葉で、オレもそうだった。オレにとってもあの人の言葉は魔法だ。学校や練習で会えない時間にあの人がオレの言葉を思い浮かべてるっていうなら、ここに綴る言葉もあの人に届いたらいいのに、と思った。…それでも渡す勇気はないんだよな。本当にずっとあいつのことを考えてるのがバレるのと、惚気を本人に聞かれるってのが照れくさい。…そんな理由で?とは思っても、照れくさいもんは照れくさいんだからしょうがねぇ。許せ。


[削除][編集]

5 :東/雲/彰/人(p/r/s/k)
2024/03/24(日) 07:34


ある日

初めてオレがわがままを言ったとき、優しいセンパイだなって思った。面倒見が良くて兄気質で、人に甘えられたらほっとけないようなお人好しって印象。実際その通りだと思うし、オレはあの人にとって可愛い後輩――決して自分で思ってはいない――のうちのひとりだったと思う。それでも素直に甘えきれないオレを可愛いとか何とか言ってもっと寄りかかっていいって安心させてくれた、甘やかし上手なセンパイ。

センパイが初めてわがままを言ってくれたときは、たぶんもう好きだった。抱き締めさせてくれないかなんて遠慮がちに言うあの人の顔はいつになく真剣で、今思えばちょっと笑えちまうくらい。でもその瞬間はオレもどうにかなりそうで、静かに頷くことしかできなかった。触り心地も良くないかたいだけの男のからだを、壊れ物を扱うみたいに抱き締めてきたひと。あのとき、センパイもオレのこと好きでした?なんて。

それから毎日毎日、色んな話をした。お互い手出してないシリーズを観ようって話、コンビニスイーツの話、好きな曲、恋愛観……。話していくうちに少しずつ距離が近くなっていって、何気ない日に初めてセンパイの「好き」をもらった。想像してなかった告白に嬉しくてどうにかなりそうだったが、センパイもあんな気持ちだったんすかね。それから今日まで、毎日幸せに過ごしてる。…オレを選んでくれてありがとうございます、センパイ。それもまたいつかちゃんと伝えられたらいい。


[削除][編集]

|||1-|||
[戻る][設定][Admin]
WHOCARES.JP