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┗1903.抱き枕の行方(11-15/67)
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15 :鋭児郎
2024/10/26(土) 23:12
今夜は勝己がちっと眠いらしい。
ベッドの中で眠たくなる勝己はすっげぇあったけぇ。
その体温だけでも愛おしさを感じるんだ。
幸せだぜ。
こうして毎日一緒に眠れるんだもんな。
ホントはもっと眠かったろうに、俺の為に頑張って起きててくれてよ。
ありがとな、勝己。
腕の中でもう目が開かないらしい勝己が可愛い。
あー、やっぱすげぇ好きだな。
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14 :鋭児郎
2024/10/24(木) 10:27
昨日はとにかく激しい現場だった。
怒号飛ぶ。
未だに居なくならないヴィランの残党と、きな臭い事件との繋がりによる案件。
警察主導のチームアップで勿論俺はその一番最前線でのタンクを担う。
俺の後ろに血は流させねぇ。
烈怒頼雄斗のモットーだからな。
苛烈さに勿論傷だらけにはなったけど、久し振りにヒーローとしてやり遂げた感があったぜ。
そんな事で勝己からのメッセに上がりまで反応出来なかったわけだけどよ。
勝己にとって逆に俺の男が頑張ってるって思ってくれたらしい。
なんかすっげぇ誇らしくなった。
なんなら勝己の方が苛烈な現場には何度も出てるだろう。
俺としては勝己の盾としてあいつを守ってやりてぇって思う。
けど、きっと俺もあいつに守られんだろうな。
俺が守ってあいつが勝って守って戦うんだぜ。
そして二人でこれからも生きて行く。
どっちが前でも後ろでもなく、隣同士のパートナーとしてな。
今日で2年と1か月。
これからもよろしくな、勝己。
朝もちゃんと、今向かってるって連絡もきっちり来て。
なんてことない話なんかもして過ごしたんだけどよ。
そんななんてことない事だけでも俺には最高の朝になる訳で。
今日も昨日よりも愛おしさが止まらない。
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13 :勝己
2024/10/23(水) 19:30
朝、先に出た俺に「頑張れよ!」って連絡を寄越したっきり連絡がねー。
なんなら既読もついてねー。
奴が喜ぶ昼飯の報告も、これから帰るっつー俺からの連絡もスルー。
俺ァニヤけた。
俺を中心に世界回しとるつっても過言じゃねー鋭児郎は揉めた時やら別れ話しとる時は出来る限りの連絡を入れてくる。
テメエの任務に集中しろって俺に怒られるくらいには寄越す。
目に浮かぶンだよな、デケー図体張って踏ん張る反面内心慌てふためいてンのが。
それが今日は既読すらつかねェんだと。
なら安心して踏ん張っとる証拠なんだよ今日みてーなのは。
ウチよか厳しい現場も多い鋭児郎を案じる気も……、1%くれーならある。
けど俺の男はンなヤワじゃねえ。
きっちりやりきって帰ってくるって分かっとる。
だから俺ァ、柔らけェベッドで今夜も抱き締めて寝てやンだわ。
安易な言葉よりも傷だらけの背中を撫でてやンだわ。
2年以上一緒に居ンのに今日もその時間が待ち遠しいっつうんだから俺も大概…鋭児郎中心に世界回してンのかもな。
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12 :鋭児郎
2024/10/20(日) 22:15
大事な時間。
俺は30歳になりヒーローランキングもやっと7位。
勝己に至っては勿論トップランカーだ。
そうなれば日々はどうしても忙しくなるのは仕方ない。
元々忙しいヒーロー業なんだからよ。
そんな俺らにもわずかながらの休日はあって
今日は俺は仕事だったけど勝己は休みだったんだよな。
お互い、ほんっとに短い時間だったけど
すっげぇ大事で最高の時間だったのを今も噛み締めてるぜ。
一緒にベッドで眠って起きたら腕の中に勝己が居て
温かい布団の中でイチャイチャして。
すっげぇ幸せな時間だったな。
1時間くらいしかなかったんだけど
其れでもやっぱ俺には今日一番の最高の時間だった。
お互いに離れがたかったよな。
お互いの体温と匂いと感触がもうがっちりと心を離さず、仕事に出る時すっげぇ離れたくなかった。
でも離れる時間もあるから逢った時また愛おしく思えるんだよな、間違いなくよ。
大事な時間。
貴重な時間。
勝己との時間。
忙しい勝己が時間を惜しんで俺を出迎えてくれて
ベッドには一緒に入って俺の腕の中で眠る日々。
用事があればそれもできない時はあるけど
次に一緒に眠る時、逢えてなかった分愛しさを込めて抱き締めるんだ。
大事な勝己との大事な貴重な時間。
俺の大事な宝物みたいな時間だ。
それは全て勝己が与えてくれるもんなんだぜ。
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11 :勝己
2024/10/19(土) 20:36
◇誕生日
夜は二人でケーキを食った。
6月にやったファーストバイトみてーにギブ!っつーまでメチャクチャ食わせてやろうと膝に乗ったのに、くっついた場所から体温が伝わってくるせいで食わせながら眠くなってきて、鋭児郎のエスコートで片付けやら寝る支度やらこなしてベッドに入った。
家ンなかじゃそんなもん。
鋭児郎の隣より力を抜けるトコはねぇ。
プレゼントは俺と日記っつーから。
誕生日前たまたま重なったオフは1日抱き合ってた。
鋭児郎の誕生日なのに俺ばっか良くされて、そんなんでいいンかよって思うも当人は幸せそうにしやがる。
「誕生日なんだからてめーの好きにしろよ」
俺のその言葉は見当違いだったらしい。
テメエの好きにしたいわけじゃねンだよな。
俺を満たすことでしか満たされねンだよな。
俺のパートナーはそういう奴。
◇日記
健気な奴に書かれてっから補足。
メインの日記を作ったのは鋭児郎。
勝手にもう一つ作られていい気しねーかもしんねェだろ。
誕生日にンな思いさせたくねェだろが。
大事にしとる奴に対する当然の配慮だわ。
◇髪型
オフの日に髪を染めに行ったらしい。
元は黒髪の鋭児郎は高校ン時からずっと赤に染めとる。
俺とは違って都度遊び心を出す奴は今回も長めに決め込んだみてェ。
帰って抱き締められた腕ン中でこれじゃ見えねェって踠いて、解放されてその独特の髪型をじっくり見て楽しんだ。
俺至上主義の鋭児郎には聞かずに居てやった方がいいのは理解してっけど、我慢きかねーから聞いた。
「今、何考えてると思うよ」
そう聞きゃあ案の定奴は予防線張りまくって答えた。
外したからってどうってことねェっつのにな。
答えは合ってた。
鋭児郎曰く、ぶわっと色気が出たらしい。
俺も大概分かりやすいみてェ。
そんくらい好みだった。
バチっとキメさせてやるよ。
精々気張れや。
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