朝、頬に柔らかい温もりを感じて目が覚めた。幸せな脇差だ…。
それから隣で無防備に着替え始めるからつい凝視してしまう。目が合ってからかってくるところも好き。兼さんは無邪気で可愛いなあ。こんな何気ない一日を忘れたくない。

もう兼さんと四ヶ月。僕の感覚だともう、だけれど、まだ四ヶ月。当たり前になってしまうとあっという間な気もする。それも全て兼さんが飽きずにそばにいてくれたからで。感謝してもし足りない。それもこれまで通り、全て兼さんのおかげ。兼さんがいるから僕がいる。

いつもありがとう。今日もありがとう、一緒にいられて楽しかった！
星の好きな兼さんと一緒に空を見るのが夢だけど、天気のせいでまだあまり見れていないね。いつか近いうちに叶えられるといいな。


このままずっと夏が終わらなければいいのに

兼さんは僕のどこが良くて一緒にいるんだろうな…。あ、これはねがてぃぶな意味じゃなくて、ただ疑問に思って。僕、自分で言うのも何だけれど…あまり良いところないんですよね。兼さんの世話を焼くどころか…兼さんに世話を焼かれることもしばしば。最近してあげたことと言えば髪を結ってあげたくらいか…、子供みたいに喜んでいて可愛かったな。いつも可愛いけどね。

兼さんのことを信じているけど、なかなか自分に自信を持てない。
こんな僕と恋に落ちてくれただけでも有難いことなんだよなあ…もっと自信持たなくちゃね…。僕が兼さんを幸せにするんだ、って。

兼さんはどんな僕を求めているんだろう。
今日のところは…安らいで眠れる相棒？
寝顔を見ながら色々考えるよ。
僕の反応が遅れた間に一人で布団へ行っていた時は怒らせたかと慌ててしまった。寝る時は一緒がいい。いつだって求められたい。

僕の腕の中で弱って丸くなっている
大好きな兼さんに大好きだと言われ
撫でてくれと強請られた頭を撫で続ける…
はあ…
兼さん…

かわいい