8/11
腰が痛くって目覚めたら兼さんが返事をくれていました。
やっぱり兼さん、優しいなぁ…
いつも気遣ってくれて、僕のことも考えてくれて。
部屋にはあちこちに兼さんの存在が散らばっていて、当たり前に温もりがたくさん溢れてて。
兼さんを傷付けた時を思い出す…
僕は人の気持ちを考えるのが下手だから、多分かなり辛い思いをさせたんじゃないかな…
なんて、一人でぼんやりしている。
呪いが解けたみたいに、今はもう何もない。
僕も僕自身が嫌になったよ、兼さん。
熱に浮かされていた僕は…ベキッと折れて、目が覚めて、今度こそ本気で向き合いたいものがあるんだ。
忙しいのに話してくれて、予定も考えてくれててありがとう。すごく楽しみだ!
8/12
夜中に目が覚めて兼さんのことを考える。
今頃寝てるかな。明日出陣だって言ってたし、兼さんは規則正しい方だから。
僕もがんばろう。
戻りたいと言ったけれど、本当はそうじゃなくて、生まれ変わった僕で0からやっていきたい。
めちゃくちゃ腰が痛い…
一人で居たいけどお墓参りのために人が集まっていて…
しんどい……でもこれも定め…
8/13
墓参りから帰宅して…僕の場所にいたら、兼さんが来てくれた。
出来るだけ、兼さんとは自然体で向き合おうとしている…つもり。
僕らの絆は0以下に壊れて(僕が壊して)、僕も死んだから。……壮大な自滅をしたんだなぁ…。
下心も何もなく、生まれ変わった僕自身を見てほしい。ただそれだけ。
あんなに夜が寂しかったのに、たくさん喋ったからか寂しさを感じなかった。不安な気持ちも…何だかニュートラルにいるみたい。
それより、僕の仕事をやらなくちゃ。まずは僕が成長しなくちゃね。
どうしたわけかこんな時には仕事がたくさん舞い込んできて、まるで成長しろって言われてるみたいだ。
僕が折れたと言った時、僕のままでいていいと言ってくれて嬉しかった。
この前、夜中の2時に起きてくれたのも嬉しかったよ。
ありがとう兼さん。
8/14
今日も兼さんが来てくれました。
とにかく嬉しい。
僕ってば、まるで出会ったあの頃みたいだね。
8/15
一日中話してた気がする。返事が来るたびドキドキして、なんて返そうか迷ってしまう。
一緒にSkyしてくれたし、ハグも応じてくれた…
ダメだと知りながら気持ちを口に出さずにはいられなかった。
僕が兼さんを好きなんて当たり前だから心配しないでって言ってみた。
もっと上手く伝えられたらなぁ…。
思い出すだけで幸せな心地になる…
なんて言ってるそばからまた不安になる。
別に何も気にすることないのにね。
僕が振って、一人で頭を抱えているだけなのに。
変なの。
兼さんと話したけれど、兼さんの傷は癒えてなかった。当然だ。
もっと、冷静になった方がいいのかもしれない。
それでも日記は書いていきたい。