2022.06.02
Dear Ace.
ホワイトデーはバレンタインデーの3倍返しに、って約束だったのに肝心のものをなかなか渡せていなくてすまない……。気がついたらこんなに日が経ってしまっていたんだな。
僕の書く言葉が好きだって言ってくれるエースへ、今までのを全部足したら貰ったものの3倍にはなってくれるだろうか?
僕の歳がお前に追いつくまであともう少し、って感覚も一年ぶりだ。去年ほどじゃねえけど祝われるのって照れくさいし緊張するしで落ち着かない。変に力んじまってまた早寝してしまわないか心配で……去年みたいに起きることが出来たらいいな。
すげえ。特別なことが二回目ってマジですげえな!って気持ちを噛み締めている。噛みすぎてもう腹一杯になりそうなぐらい勝手に嬉しくなっちまっているんだ。一回目も、二回目も僕と一緒に感じてくれてありがとう。二回目って、あるんだな、そわそわする。どうしようせっかくのラブレターなのに、書いてる僕がこんなテンションで大丈夫なんだろうか。……お前基準で赤点だったらラブレターリベンジさせてくれ。
あのな、エース。なんでも……どんな日でも一緒にいたらいい一日に思えるってラブレターを読んだとき、すごく、すっっげえ嬉しかった!どんな些細なことでも僕らの間じゃ特別だな。何でもないぐらい日常が、キラキラする特別だ。
明日もその先も……笑ったり泣いたりキレたり気まずくなったりしながら、それでもキスしたりハグしたりしながら僕といてほしい。お前と会えてよかったと思うよ。
誕生日を迎えて一番最初に願うこと、どうせだからもうネタバレしていいか?
「エースの誕生日も僕が祝えますように。」だ。どうか願いが叶いますように。
まだ歳上のエース・トラッポラへ。
もうすぐ、やっと追いつける僕より。