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1495.勿忘草が散る頃に。
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15 :フリーナ
2025/05/13(火) 22:04
Furina
すごく、すご〜く幸せでいっぱいで、今だって気持ちがふわふわしてるんだ。この気持ちをなんとか、なんとか文字におこせるように。彼が眠ったあとにまた、たくさん書きに来るよ。
いろんな余韻
彼は僕へのお手紙を書いてる途中、デスクに額をぶつけてそのまま眠ってしまった。毎度のごとく、僕におやすみって言ってから眠るのは、律儀で素敵だなって思うよ。…さて、何から書こうかな。もう、リオセスリがプレゼントしてくれたものがあまりにも多すぎて、まとめるのが惜しいくらいでさ。とにかく、昨日僕は、彼に正体を明かした。それはそれはなが〜〜いお手紙を送りつけてね!そしたら、彼からも同じくらい長いお返事をもらった。その中で、彼からまた、僕として──フリーナとして話したいのなら、僕のために場所を設けてくれると提案があって。ただ、彼には既に僕と同じ見た目をしたお友達がいるから、遠慮したんだけど……彼が後押ししてくれたものだから、僕もそのご厚意に甘えることにしたのさ。そう!つまり、また僕は今日から、リオセスリと、フリーナとして。今度はふたりきりで、お話することになったんだ。僕からしたら、もうそれだけでも夢のようで!ずっと、ずーっとみんなのリオセスリだと思っていた彼が、僕とだけ、こっそり抜け出して、秘密基地を用意してくれた。それが本当に嬉しくて、ず〜っと浮かれていたんだけど……そしたら、そしたらだよ?急にリオセスリから手紙が届いて!僕の手紙に対して、あんなに気持ちを吐露してくれたのに、まだ話すことが!?って驚いていたら「会えない間に過ぎていった時間を取り戻したいのかなんなのか知らないが、未だにあんたへの想いが溢れてくるんだよ。仕事に手が付かなくなる程にな。此の儘じゃあ今日の成果がゼロで部下に怒られちまうんで、溢れた分をぽつぽつと綴る事にした。」とか言っててさあ!僕、僕……し、幸せで、しんじゃうのかと思ったよ。こんなにも僕は彼から想われていて、どんな形であれ、おもた〜い気持ちを向けられてるんだってさ。へへ。さすがに彼のお手紙をすべて要約することはできないけれど、どうやら、彼も過去にいろいろと辛いことがあったみたいでね。「いっそ全部捨てて楽になってしまおうかとすら思っていた時に、あんたが俺をすくってくれたんだよ。あんたはそんなつもりは微塵もなかっただろうが、本当に、あの時のあんたは確かに神様だった。」なんて言葉を贈ってくれて、……うん。今の僕はもう、水神ではないけれど。彼にとって、たった一瞬でも…神様のように見えたのなら。僕、本当にうれしいな。…うれしいんだ、嬉しかったんだ。この言葉が、すごく。ふふ、本当にさ。改めて思ったよ、彼はやっぱり、僕を喜ばせるのが本当に上手だってね。
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