スレ一覧
┗666.オレンジの庭(14-18/118)
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18 :大倶利伽羅
2023/04/15(土) 04:20
Stella
……あんたは、自分は感受性が強い、と、口にする事がある。
共に過ごす時を重ねて、成程、確かに、と、俺はそれに得心がいくようになった。
……長くなった。
……誰かや何かに、共感する事はあったとして、
……己に、何処までの影響が与えられるのか。
……俺は、あんたが身に沁みているほどに、酷くマイペースな刀だ。
変えようと思っても、実際に変化を起こせる事は、限られてくる。
思考に関しても、内面に関しても。
共感する事は出来ても、影響を受けるほどに受け入れられる事は、稀だ。
……ただあんたは、違う。
それがいい事でも、よくない事でも。
あんた自身に、受け入れる意思がなくとも。
じわじわと侵食されるように、自覚出来るほどの影響を受けて、内側から揺さぶられる。
……優しくて、柔くて、……強いのに、脆い。
時にそれを、申し訳なさそうにされるがな。
望む望まざるとに関わらず、
そうして強くと何かを受け取ってしまうぐらい、
一つ一つに向き合う、向き合える、
……あんたのまっすぐさが、俺は嫌いじゃない。
……つらそうな時や、苦しそうな時は、……此方としても、眉間に力は入るが。
……揺れてしまったあんたは、俺が抱き締めて、受け止める。
俺には、共感してやれない事だったとしても。
……傍にいて、くっついて、話を聴く。
零せなければ、それはそれで構わない。
……抱き締めて、背を撫でて、……ただ、互いのぬくもりを、添わせていよう。
……沈黙や空白も、……俺にとって、あんたと過ごす大事な時間だ。
……いつでも遠慮なく、しがみついてこい。
……。……寝こけていたら、叩き起こしてほしい。
俺の好きな事を、我儘だが、と零してきた、俺の国広へ。
……俺はあんたの、全部が好きだ。
……あんたが、好きだ。
……大好きだ。
……あんた自身が、ぼやけても、揺らいでも。
……何度だろうと捕まえて、……これも、刻んでやる。
よく、……憶えておくように。
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17 :山姥切国広
2023/04/15(土) 01:39
Luna
時々、俺は俺の輪郭が分からなくなる。
どんな形をしていて、何が好きで、何が嫌いで、何が得意で、どんなことが楽しくて、どんなものが哀しくて、どんな色をしていたのか、全部分からなくなる。
そうして酸素が足りなくなるように、息が苦しくなる感覚に襲われて、ああ今が刀のままだったら、と酷く喚きたくなる瞬間があって、そうしている内に意識が無くなる。
目蓋の裏に見る光景はいつも凄惨だ。
こうしてふわふわとしている時、俺が俺の形を取り戻すのは、大概、伽羅の手によるものだ。俺が判らなくなった輪郭を優しく撫でて、感触が生まれて、少しずつ意識が浮上する。名前を呼ばれてようやく、理解らなくなった色が、俺の中に目いっぱい流れ込んでくる。
そうだな、そうだ。
俺は、あんたの『山姥切国広』だった。
忘れないように、何度も咀嚼する。
忘れないように、何度だって刻んでおこう。
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16 :大倶利伽羅
2023/04/09(日) 08:45
Stella
……目が覚めて、
改めてしあわせを噛み締めたから、
記しておこう。
しあわせのメモ書き(色々と混在。注意)
・……国広と、卵探しをして、くっついて、いちゃいちゃした。
土産を渡したら、美味そうなゼリーやらになって、贈り返された。
……胃袋からして掴まれている。
・以前、焼きもちを妬いた餃子が帰ってきた。
日常風景に、国広と和んだ。
(後日のカレーも美味そうだった。)
・寝起きや寝際に、……互い、恋しくなって、相手が欲しくなる。
せくはら談議で、煽り合って、……そのまま抱き締めて眠るのが、心地良くて楽しい。
……国広は本当に煽り上手だから、……強いせいしんりょくが要求される。
……愛おしい。
・箒で空を飛んだ国広〜黒猫を添えて〜
……俺とがあれば、低く飛んでくれるそうだ。
……優しい。
大好きだ。
・……出陣先より帰城して、恋しそうな国広に出迎えてもらえるしあわせ。
俺も恋しいから尚更だ。
夕餉か、湯浴みか、それとも……、の遣り取りが叶った。
当然に国広で、……そう問われた時点で、既に抱き締めてはいたがな。
……愛しい。
その後は、腹の虫に我慢させながら、共に湯浴みをした。
……カレーは強い。目玉焼き乗せ……強すぎる。
…………想像したのを思い出しただけで、今も腹が減ってきた。強い。
・週半ばに、週末の花見デートの約束を取り付ける。
……そわつき開始。
夜桜も、日中も、……あんたと愛でて、楽しみたい。
・磁石のN極広と、S極伽羅。
くっつく。
・焼きおにぎり提案に輝いた国広。
……酷く愛らしかった。
あれは美味い。
・……俺の腕の中が、安心する、と言ってもらえた。
……いつも想って、待っていてくれて、……それがしあわせだ、と、言われた。
今週で、一番したためたかった、しあわせを強く感じた瞬間だった。
他でも多くと感じているが、……そう言われて、…………しあわせだったんだ。
……愛している。
……俺が愛す。
……絶対に、放さない。
・好き、と、大好き。
……今日も明日も、……俺はあんたが好きだ。
……大好きだ。
・火加減が出来て撫でられる。
・夜桜デートを堪能。
……桜も月も星も、綺麗だった。
……一番綺麗なものは、言うまでもないが。
抱き締めて眠れるしあわせに浸って、寝落ちた日を〆た。
……せくはらしそこねた、無念。
アップルパイも、パンケーキも、クッキーも好き。
サブレは、……たい焼き。
・ちび達と国広の買い出し中、寝惚けていた俺。
……楽しそうだった。
……次は、俺が、買い出しデートをする。
・SKP。
・しあわせの重さ=国広の重さ。
・……優しい恋びとと惚気られた事に、じわじわとしあわせを噛み締めている。
・今日は、花見デート予定。
……そわつきすぎてあまり眠れなかった。
今から二度寝する。
……食い気も凄い。
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15 :おおくりから(とーけんらんぶ)
2023/04/02(日) 15:25
Stella
ちびから注意
……おおきいおれたちも、おれのちびんば……くにひろも、ねむってしまったから、こっそり書く。
ほんとうは、きのう書こうとしたんだが、……ゆうねした。
すいまは強い。
ひっしょーほう、求む。
おおきいおれたちが、このまえけんかをして、また、していた。
だいたい、おおきいおれがわるい。
おれもひとのことは言えないが、そーぞーりょくやきづかいが、たりないらしい。
…………たくさん、たくさん、ぐるぐるして、ないていた。
ひとふりでねむっているあいだに、おおきいおれにかわって、あたまをなでて、よしよしして、ぎゅっとした。
そのあと、おれのくにひろも、ぎゅーっとした。
そのけんかがおわって、なかなおりしていたのは、きのうのよるの話。
おれが、おれのくにひろと、おつかいにいって、おやつをたらふくたべたのは、きのうのひるの話。
……うまかった。
ちょこはいい。
きょうは、へいわなひるねの日。
……うと。
……仲直り、……出来たのは、よかった。
俺は、……もう、あんたを放してやれないから。
……愚かさ故に、泣かせてしまったり、怒らせてしまったりする事も、あるだろうが。
……それ以上に、……しあわせにする。
……今日も、……あんたを、愛している。
……。……とりあえず、
……ちびからは、布団に転がしておく。
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14 :山姥切国広
2023/03/29(水) 14:17
Luna
気が付けば一ヶ月筆を執れずにいて、周りの友人達から「日記は書かないのか」と問われることが何度かあったりした。いつものように身体を壊していただけで特別伽羅と何かあったわけじゃないから心配しなくて大丈夫だぞ、と返すことが幾度か。個体差という言葉が最近嫌いになりかけているくらいには、自分の弱さを呪って塞ぎ込んだりもしていたが、その度に伽羅が布に包んでくれて抱き締めて落ち着かせてくれていた。
この一年で俺の扱いに長けた伽羅は、頑なになった俺の気持ちを簡単にほぐして柔らかくしてくれる。完敗。敗北宣言。
ただ、少し前に、溜まっていた不安と不満を爆発させて喧嘩になった日があって。その時は絶対に絆されてやるものかと思っていたのに、一日空けてから、俺との喧嘩で弱り切った彼奴と話をしてしまえば、なんだかもう、やはり完敗なような気がしてしまっていた。今後適うことはないかもしれない。勝ち負けがしたいわけじゃないが、兎にも角にも恋仲には勝てない。
好きになったもの負け?
そういう次元でもない気がする。
俺は多分伽羅に一生敗けていたいんだとおもう。
一年と少し越し、やっと伽羅にこの身をすべて捧げたことで、深くそう思って……そう願いながら、その夜は眠りに落ちた。
私信?
くれないのところのと、白昼夢の!それから蘭月のと、地獄のふたりもいる!皆にまたこうして逢うことが出来て嬉しいな。直接言葉を交わしたわけではないが、ずっと読んでいた日記達が読めなくなった時は、もう逢えないのかも知れない、と、本当にとても悲しかった。
またこうしてあんたたちの綴る本を手に取ることが出来てとても嬉しい。皆が仲睦まじそうで、穏やかに過ごせているなら嬉しい。またその文字達を読ませてもらえたら、もっと嬉しい。
これから改めてよろしく頼む。
それと俺たちと連番の大事な友人ふたりへ。
早く鍵を開けてください。開いたら棚に入れます。
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