……国広が、言葉を綴ってくれていた。
久々ですまない、と言っていたが、謝る必要も、申し訳なく思う必要もない。
交わし合う日々の話し言葉と違って、何かしら残るもの、胸中や思考を整理するもの、といった側面もある、こういったものは、……書き連ねる余裕がある時に、無理なく綴るべきものだ。
話し言葉でも、文でも、日記でも、
……あんたの言葉に、……考えに、……想いに触れられるなら、……俺は、どの形であっても、……酷く嬉しい。
圧をかけたいわけではないからな。
……多くと気にせず、当然に、無理をせず。
……あんたが書きたい時に、気楽に、筆を執れるような、……そんな場で、あるといい。
◆◇
俺の肩書の一つとしてある、国広のライナスの毛布力を向上させたい。
……抱き締めて、安堵させたいのは常にだが、……規定の活動時間を超えていたら、抱き締めて数分で快眠にいざなえるぐらいの特殊能力を開花?……発動させたい。
…………今、情けなくも、抱き締めて寝落ちるのは、……俺ばかりだからな。
打倒睡魔。
◆◇
…………寝際の国広が、酷く愛らしく煽る。
状況が状況だけに、……威力がでかい。
明け方寝起きの、理性と本能の闘い。
…………今日は只管抱き締める。
◆◇
……長くあたためてきた、猫島の育成遊戯を、国広と始めた。
俺は以前一度していたものだから、共に遊んでくれる国広を、見守る気満々だったんだが。
…………甘かった。
国広の育成力をなめていた。
既に差が開いている。
……十は負けないように、……励むとしよう。
……アイスを買う。
……しかし、……今のイベントの旗持ち狐が、
……縁側で偶に日向ぼっこをしている式神と、少し似て……いや、うちのの方が丸いか。
ししんのたぐい
◆◇
……元気に生きていて、……何よりだ。
……無事で良かったな。
◆◇
……俺の指では花びらが反応してくれない……。
洒落た入口だと思うんだが……機械音痴には難度が高いようだ。
◆◇
……気圧は、俺の国広の敵でもあるから、闘っているあんたも、応援はしている。
……岩塩は齧るな。
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……引っ越し前にも見かけた名がちらほらと。
……俺は見るが、……此方でも惚気けるからな、見る見ないは好きにしろ。
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……以前よりこっそり読ませてもらっている、ニ冊目突入の英雄。
……トマトやきのこの食には共感出来ないが、日々の惚気と天然っぷりに、和ませてもらっている。
◆◇
……地獄に赴く任務や遣いは流石にないだろうが、……酒を土産に、想い人談議をしてみたい。
……勝手ながら、何処か近しいものを感じる…………俺もデリカシーが欲しい。