……五日もの非番、所謂連休を貰った。
国広を巻き込みながら、四六時中、二振りでくっついて過ごした。
……しあわせだった。

後半は、年齢指定が確かと入るような、大人ないちゃつき方をしていた。
その辺は、……さじ加減のきく国広が、いつかしたためてくれるだろう、
……と、しれっと呟いておく。
俺からは、……そうだな。
……愛おしくて、……嬉しくて、…………気持ちよかった、とだけ。

……あんたは、おれので、
俺は、……あんたのだ。
いつまでも、……独占し合おう。

…………あんただけを、……愛している

◆◇

水着の話（せくはら、女士（仮）要素有）注意

某所補佐官殿発の水着の説明に、甚く共感したので、……倣って、まだ拝読出来ていなかった国広に、俺なりに説明してみた。

…………水着だ、と始めに断ったのに、物騒な勘違いをされてしまった。
説明内容は、ほぼ同じだったんだが、……意外と伝わらないものだ。
だが、ネ……ネ？……。……。……何とかの名称が、伝わった後はさらっと出たから、やはり国広は凄いなと感心した。

ただ、遊戯感覚で楽しかったから、またしたい、逆（国広が説明する側、俺が当てる側）でもやってみたい、とねだった時に、「伝わる気がしない」「むずかしい」と言われた事は、未だに解せない。
……難易度易しいから始めてくれ、と要望したからだろうか。

……以前は、女人の水着は、ワンピースタイプが好みだった。
仮に、あんたが女士となって着てくれるなら、上下わかれたものがいい。
上の布地が多く、下には、……こう、ひらひらした気持ちばかりの重ね着の布がついているような。
……絶対愛らしい。
男士のあんたは、下穿きだけだな。
俺もそうだろうが、……いや、あんたはパーカーも着るか。
…………。
……まぁ、どちらのあんたが、何を着ていても、
……ひと目を忍んで、の事は、させてもらうつもりでいる。
……恋刀特権の、いちゃいちゃを、する。
あんたを、そう愛でていいのは、……俺だけだ。

◆◇

寝言の話

国広語。
非番の時の俺の朝の癒し。
可愛らしさを極めている。
意図なく発した音や、難度が高いものは多く、国広自身も憶えていない事が多い。
大体迷宮入りする。

俺の寝言。
言いたかった事の記憶はある為、後々の解読は可能。
但し、その時には発音しきれていないので、伝わらない唸り声に変わる。
満足すると、ん、と、小さく頷いている気もする。
語彙の変換機能に、噛んでいる長文寝言を短期間憶えられて、むず痒かった。

……寝際の国広に、沢山の愛を告げられた。
……俺が以前、好いている点を列挙したのを、自分もしたかった、と。

……愛らしさと愛おしさと嬉しさで感極まって、号泣するかと思った。

……俺の最愛は、今日も誰よりも愛らしい。


……早くあんたの、痛みやきつさが、治まりますよう。

……俺の非番で、余裕がある間、……叶う限り、抱き締めて、くっついている。


……既に、…………あんたが、恋しい。

……国広と、眠りが擦れ違ってしまった。
……頑張ったあんたと、寝際に言葉が交わせて、抱き締めて、……こうして、寝顔を拝めている事は、……よかったんだが。
…………こういう時、睡眠不要な身体や、在城任務……などの、ないものねだりをしてしまう。
……少しでも長く、……くっついて、抱き締めていたい。
……毎日、国広不足。

ただ、……日中、……あんたに、多くと無理もさせてしまったが。
…………いちゃいちゃも、遊戯も、……楽しかった。
反省はしても、後悔は、……というやつだ。
手を繋いで、叶った事、……あんたが、自分の事のように喜んでくれた、……嬉しがってくれた事が、……嬉しかった。
……愛らしく、……愛おしかった。

多くからも愛されているあんたは、……俺のだから。
……明日も、……あんたと、独占し合う。


あざとくなれない、素直で愛らしい、俺の唯一へ。
……愛している……大好きだ。

◆◇

……ねことおおかみとりす、頑張る。

……寝しなの国広から、大好きだと言われて、涙が出た。
……相変わらず、俺の涙腺は今日も壊れているようだが、
…………嬉しかった。
俺も大好きだ。


……お疲れ様、だ、国広。
よく、頑張ったな。
……抱き締めているから、……ゆっくり休め。
……また明日、……相見える時を、……楽しみに。

忘れる前に、メモとして、先に書いておこう。

・延期
・ねこ猫しい、島とスープ
・夢と、国広の夢の夢

書ける時に書く。