……あんたと、……ずっと、生きていく。


……あんたを、愛して、……生きていく。


……今日も、……あんたが大好きだ。

……国広が、今月酷く頑張った。
……今も、……頑張っている。


……抱き締めて、撫でて、……ずっと、傍にいる。


……互い無理をせず、……今月の残りも、乗り切るとしよう。
……頑張りすぎないように。


……今日も、……あんたを、愛している。
……大好きだ。

……国広が、言葉を綴ってくれていた。
久々ですまない、と言っていたが、謝る必要も、申し訳なく思う必要もない。
交わし合う日々の話し言葉と違って、何かしら残るもの、胸中や思考を整理するもの、といった側面もある、こういったものは、……書き連ねる余裕がある時に、無理なく綴るべきものだ。

話し言葉でも、文でも、日記でも、
……あんたの言葉に、……考えに、……想いに触れられるなら、……俺は、どの形であっても、……酷く嬉しい。

圧をかけたいわけではないからな。
……多くと気にせず、当然に、無理をせず。
……あんたが書きたい時に、気楽に、筆を執れるような、……そんな場で、あるといい。

◆◇

俺の肩書の一つとしてある、国広のライナスの毛布力を向上させたい。
……抱き締めて、安堵させたいのは常にだが、……規定の活動時間を超えていたら、抱き締めて数分で快眠にいざなえるぐらいの特殊能力を開花？……発動させたい。
…………今、情けなくも、抱き締めて寝落ちるのは、……俺ばかりだからな。
打倒睡魔。

◆◇

…………寝際の国広が、酷く愛らしく煽る。
状況が状況だけに、……威力がでかい。
明け方寝起きの、理性と本能の闘い。

…………今日は只管抱き締める。

◆◇

……長くあたためてきた、猫島の育成遊戯を、国広と始めた。
俺は以前一度していたものだから、共に遊んでくれる国広を、見守る気満々だったんだが。
…………甘かった。
国広の育成力をなめていた。
既に差が開いている。
……十は負けないように、……励むとしよう。
……アイスを買う。

……しかし、……今のイベントの旗持ち狐が、
……縁側で偶に日向ぼっこをしている式神と、少し似て……いや、うちのの方が丸いか。

ししんのたぐい

◆◇

……元気に生きていて、……何よりだ。
……無事で良かったな。

◆◇

……俺の指では花びらが反応してくれない……。
洒落た入口だと思うんだが……機械音痴には難度が高いようだ。

◆◇

……気圧は、俺の国広の敵でもあるから、闘っているあんたも、応援はしている。
……岩塩は齧るな。

◆◇

……引っ越し前にも見かけた名がちらほらと。
……俺は見るが、……此方でも惚気けるからな、見る見ないは好きにしろ。

◆◇

……以前よりこっそり読ませてもらっている、ニ冊目突入の英雄。
……トマトやきのこの食には共感出来ないが、日々の惚気と天然っぷりに、和ませてもらっている。

◆◇

……地獄に赴く任務や遣いは流石にないだろうが、……酒を土産に、想い人談議をしてみたい。
……勝手ながら、何処か近しいものを感じる…………俺もデリカシーが欲しい。

最近夜戦が長引きがちで、待ちくたびれた伽羅が眠って、帰城すると健やかに寝息を立てる恋仲に、ほっとするような、癒されるような、すれ違って少し寂しいような、複雑な気持ちだ。起こさないように隣に潜り込んで身を寄せると、無意識に抱き閉めて腕に閉じ込めてくる。少し笑って、ほっとして、安心して、少し眠くなる。

夏に近いからか、世界は朝を迎えるのが早くなった。夜がもっと続けばいいのに。もっと永ければいいのに。そうすればすれ違わずに、あんたとの夜をもっと過ごすことが出来るのに。
眠る恋びとの体温が温かくて眠くなる。
刀のくせにあたたかいだなんて、優しすぎて、まろすぎて、なんだかふやけてしまいそうだ。
怖くはならないのは、あんたが傍にいてくれるからなんだろう。

今日も、傍にいてくれてありがとう。
あんたと迎える夜と、夜明けは、さびしくも優しい。あたたかい。

……寝際、国広から、感謝と愛の言葉を貰えた。
……首の後ろがむず痒かったが、……嬉しかった。


……俺も、あんたが大好きだ。
……誰よりも、……愛している。


おやすみ、国広。
……明日も励んで、……あんたの許へと必ず戻る。


……。……寝坊しても、せめて、おはようは言いたい……。