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スレ一覧
┗666.オレンジの庭(44-48/118)

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48 :大倶利伽羅
2023/08/15(火) 19:45



Stella
……遅くなったが、本棚を整理させてもらった。
何かあれば、此処の名に、宿を置いている。
文にて俺に知らせてもらいたい。


軽い私信もどきは後程。
少しずつ、記していく予定。



私信もどき

「夢境にて」 の、南泉達へ
>……反応も対応も、遅くなってすまなかった。
水無月の……六月末には、という文言を見かけてから、国広と、勝手ながら寂しさを覚えていた。
あんた達も、楽しいばかりでなく、互いにどうしようもない波があったようだから、……何処か他人事でなく、気がかりだった。
あんた達の事情はわからないし、当然に踏み込むつもりもないが。
……あんた達のこれからに、多幸を、と、願っている。
……お疲れ様、だ。


「大小聴牌徒然日記」 の、土方組へ
>あんた達の綺麗な花飾り棚に、この冊を納めてくれた事、……まずは礼を言っておく。
花弁のコツも、こっそり習ったが、……一度で開ける器用さと運は、残念ながら俺にはなかったようなので、……連打して挑戦し続けていた。
……端末との戦いに、勝てなかった。
……。……関係性が、と、記されていて、……鍵が掛かってしまったから。
……あんた達にも、……色々と、大きな変化があったのだと、思う。
…………想いの扱いは、……相手のものも、……自分自身のものでさえ、……思うようにならず、ままならなくなる、難しいものだ。
……どうか、あんた達が、……少しずつでも、落ち着けるよう、……二振り共、ゆっくりと心身を休めてくれ。
……そういう願いを籠めて、…………今は、おやすみを。


夏ばて気味の、人間、刀剣男士宛
>個別で記そうかとも思ったが、……体調不良の者が散見された為、悪いがただの一読者として、纏めさせてもらう。

気温、気温差、気候、気圧……他、ストレス、といったもの。
ひとの身は、様々な事象に、……過敏に影響を受けがちだ。
身体の不調は、こころにも響く。
気持ちに余裕が無くなると、大切なものでさえ、……大事に出来ない事がある。

まずは、自愛しろ。
あんた達の、最優先事項だ。
そして、……少しずつでも、何か……汁物、麺類、ゼリーやプリン、ヨーグルトの類で、無理なく頑張ってみてほしい。
……少なくとも、水分補給は忘れないように、と、…………ブーメランを投げておく。
ふわついて、目を回す前には、……飲むように。


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47 :大倶利伽羅
2023/08/13(日) 06:10



Stella

あんたと眠りが擦れ違って、数時間と経ってしまっていたから、もう少しばかり起こさぬよう、此処へ。
此処でも数時間と経ってしまったが、……あんたとを思い返す、しあわせな時間だった。


馴れ初め、惚気

あんたとの出逢いは、鍛刀部屋だった。
ただ新たに顕現された刀と、主に付き添っていた初期刀という立場で。
あぁ、あの場にいたという事は、近侍という立場でもあったのかもしれないな。
手を取り合いたいと望む主と、慣れ合うつもりのない俺の間に割って入った、様々な苦労を経験として積んできた古参の刀。
各々の出逢いの場が、友好的に終えたとは、……傍目があったとして、決してそうは見えなかった事だろうが。
ひとまずあんたは、新刃の教育係兼同室相手として落ち着いた。

それから俺が、特付となり、今へと至るまでの間。
同位体の三振り目を含め、また複数の新たな刀が、主の元へと顕現した。
それでもあんたは、俺の同室相手だった。

慣れ合いを良しとし、融通の利かないところのある、生真面目な刀。
そういったあんたへの第一印象は変わらないが、共に時間を重ねていく中で、増えた感想はあった。
甚く素直で、素直すぎるからこそ、真っ直ぐすぎるからこそ、自身に対してまで不器用で在り続ける刀。
こころに自衛の壁を上手く作れないくせに、ひと一倍傷付きやすいくせに、それでも対峙するものから目を逸らせないと、己を曲げられないと、貫こうとするその愚直さに。
同室と押し込められた頃には、ご苦労な事だと、何処か呆れるようにも眺めていた視線が、あんたの傍にあるほどに、あんたを知るほどに、……いつしか、逸らせなくなって。
……気付けば、俺の総てが囚われていた。

冬場、日中炬燵で転寝は出来る割に、酷く眠り下手なあんたの手を取って、同じ寝床で体温を寄り添わせ。
ただ抱き締めて、言葉を連ね合い、瞼の落ち切るその時まで、あんたの瞳と見交わして、眠りに就く。
眠り下手故、一振りで過ごす事になる夜が不得手な淋しがり屋の刀は、それでも明けて新たに訪れる朝の方を怖がって。
互いが眠りに囚われ堕ちる際の、別れにも等しい言葉を苦手としていた、不思議な刀。

そんなあんたに、他とは違う、他には抱かない愛しさを覚えたのは、いつからだったか。
主と三振り目の、日常の一幕を垣間見た時から?
俺とあんたとで、互いの内面を知ろうとし始めた時から?
同じく眠り下手だった二振り目を、光忠が見つけた時から?
まだ、その時の俺には、……抱き始めた愛しさの欠片を零せても、あんたの手を、本当の意味で取る事は出来なかったから。
縋る事をやめられなかった愚かしい刀へと、注がれ続けた、あんたからのあたたかな情愛に、共に過ごしたあの日々に、……確かに、癒されていたんだ。

此処で、絆された、という言い方は、過ったとしても正しくはない。
俺が、勝手にあんたに惚れ込んだ。
そしてあんたを、俺の唯一と見定めた。
それだけだ。


俺の中に、最愛と、一番大切な者だと刻まれたあんたは、精々諦めておく事だ。
俺の総てで、これからも、……愛し続けてやるからな。


◆◇



空気を読まず、懐かしく過ったもの
こぴぺ



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46 :大倶利伽羅
2023/08/05(土) 05:15



Stella
……眠りが擦れ違ってしまった。
……あんたの寝顔を眺めていたが、……このまま、……抱き締めたまま、……共に眠れるよう、もう一度、目を閉じてみよう。

寝落ちてばかりですまない。
……今日も、ありがとう。

長くなった、諸々注意

◆◇


……最近の、屋内外問わず、焼かれるような……茹であげられるような暑さに、……あんたの気力も体力もが、不当に削られているのがわかる。
あんたが嫌いじゃない、夏という季節が、……あんたの心身に、つらくあたる。
その分も、より多くと、……任務以外の総てで、抱き締めて、傍に寄り添っていたいと思うのに、……その、傍にいられる貴重な時間で寝落ちてしまうのが、……酷く申し訳なく、……また、勿体なく、……悔しい。
……特に昨日は、出陣先でのやらかしで、……うまく己を定められず、……話せた時間も短く、心配までさせてしまった。
……あんたを、……さみしく、させてしまった。

……傍にいないからさみしい、……と、
……傍にいるのに、さみしい、……と。

異なる状況でも、こころは軋む。
目許から溢れるものがなくとも、こころが泣く。
自身でどうしようもなく抱いてしまう、そんな感情は、
……どんな理由付けをしようとしても、
……どれだけ、いいこであろうと自らに言い聞かせても、
……冷えたこころには、意味を成さない。

さみしい、苦しい、つらい、と、……よく、我儘なのではないか、と、あんたが惑うような感情を、……口にして、零す事も、手を伸ばす事も。
他がどうかは知らないが、あんたにとって、……酷く、気を遣い、……勇気のいる事だ。
……それを、俺に教えてくれた事が、……申し訳なく、不謹慎にも、……嬉しい。
……肝心なその時に、手を取れなかった残念な刀ではあるが、……俺に適う総てで、……あんたが、少しでも楽であれるよう、……これからも、傍にいる。
……抱き締めて、触れて、……愛していく。

◆◇


……花火や、アイスや、……夏らしい何かを楽しむ余裕が、互いに出来るぐらいの、……夏の終わりを望んでしまう。
……秋の訪れが、少し待ち遠しい。

……災害級のあれそれは、御免被る。



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45 :山姥切国広
2023/08/05(土) 03:44



Luna

>0823 13:11
暑さが直撃してくる。あつい。体力が持っていかれている。
元々人の器と上手く定着出来ていないせいもあってすぐ身体を壊す。菌や疲労は勿論、気温差も当たり前に影響が大きい。
バテて横になるばかりではいけないと奮い立って、たまたま多く採れた夏野菜で野菜炒めを作ったり、食欲がない時は無限ピーマンに手を出してみたりした。美味かった。食欲がなくても食べられるし、くれないのところの山姥切が言うにはストレスにもいい、と読んで、それからは夏野菜……特にピーマンを多く摂るようにしている。
トマトも食べやすくていい。伽羅はトマトが嫌いなせいで隣で渋い顔をするのも面白い。


>0825 16:57
主諸共揃って完全に熱中症になってしまった。猛烈な頭痛と吐き気に襲われている。今年の夏はおかしすぎる。冬の寒さの方が嫌いだったのに暑さの方が嫌いになりそうだ。
具合が悪過ぎる。少し泣きたい。


>0828 12:59
昨日のあれそれが響いている……。
それはそれとして今日も暑くて怠い。ねむい。



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44 :山姥切国広
2023/08/04(金) 03:02



Luna

※ 閲覧自己責任


刀を振るえなくなる病(バグ)に掛かったあの頃からどれ程時が経ったか分からない。このひと月少しで、やっと、元の部隊に戻ることが出来た。総隊長自体はとっくに退いている故、第二部隊での主な潜入調査や残党の殲滅。夜まで掛かって終えてからはそのまま夜戦部隊に合流し、単独任務による殲滅と他部隊隊員の補佐。

多分それなりに、恐らく限界を感じている。
刀を振るえるのは嬉しくてならない。その気持ちに、人の器と、バグの時に共に壊れたらしい俺自身の███が追い付かない。どうして上手くいかない。刀を持つ手が思ったように動いてくれない。疲労が勝手に蓄積する。脚が重い。███が重い。
主だった夜戦は別部隊が応戦してくれるお陰で戦果が出る。


俺自身の戦果は。



俺がしたいこととはなんだったか。主のために刀を振るうこと、歴史を、本丸を護り抜くためにこの手を動かしているのではなかったか。俺が、俺の守りたいものを守るために、この腕があるなずなのに。

振るえば振るうほど歴史が、歪みが、███が、軋んだ音を立てていく。




弱音を口に出せない代わりに、伽羅の前でぼたぼたと涙が出た。精一杯の、俺の意思表示だった。
疲労はよくない。焦りもよくない。
刀は手入れ部屋に突っ込んできた。


███がすり減る音がする。


◆◇



私信、モリアの猫刀へ

声掛けがあるとは思わなくて少し驚いた。ありがとう。
昨夜は酷く疲れていたようだ。だがそう言ってくれる刀がいるのは有り難い。暑さも相俟って気落ちしていた、もう少し気温や忙しなさも含め落ち着きたいものだ。あんた達も早く眠れるといい。事務仕事ばかりせず目を瞑れと山姥切にも伝えてくれ。



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