スレ一覧
┗666.オレンジの庭(51-55/118)
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55 :山姥切国広
2023/08/28(月) 01:59
Luna
※R18
全身ががくがくしている。少しも力が入らない。
恥ずかしいことをした自覚はある……自覚があるが喜ばれるとなんだかもっと恥ずかしい。今更凄まじく恥ずかしくなってきた。もうぜんぶ伽羅のせいだ。あんたのせいでどんどんおかしくなっていく。
体調不良のくせにもっと負荷をかけることを自分でしてどうするのか。次から閨の後は絶対伽羅にぜんぶ介抱してもらう……ぜっっっったいしてもらう。下腹が重い。一歩も動けない……。
……丁重に、介抱してやろう。
……。……途中、……また手が出るかもしれないが。
◆◇
花火大会は逃したけれど、そんなものは時間遡行でどうにでもなるからまた次の機会に。どうせ残暑はまだまだ厳しい。暑い内は夏だと言っていいだろう。
今年の夏は暑さが辛かった。過ぎるのが寂しくて堪らなくなる季節だと思っていたが、今は秋、に想いを馳せる。どんな秋にしようか。俺は、あんたとなら何でもいい。
あと見目麗しいとか言うな。
……いや、あんたこそ、堂々と時間遡行などと言うな。
初期刀だろう。
それに、
……あとで、しっかりと鏡を見せてやる。◆◇
名前を呼ぶと、
「ん?」と優しい声音で、目を細めて覗き込みながら返してくれるのが、好きで堪らない。
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54 :大倶利伽羅
2023/08/27(日) 19:25
Stella
……一日が短い。
足りない。
時間も頭も体力も、……俺には、足りないものばかりだ。
……あんたも、足りない。
……あんたを、もっと愛したい。
年齢指定。閲覧注意。
……うえにはたくさんつけた。
……こんどはしたにもたくさんつけたい。
……恥じらうあんたもまた、……酷く愛おしい。
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53 :大倶利伽羅
2023/08/26(土) 08:22
Stella
……俺はもとより、暑さの方が苦……得手ではない。
……冬の寒さは、着込む事で、……多少なりとも立ち向かえたとして。
……夏の暑さの前では、脱いでしのぐにも、……限界がある。
……今、……その苛烈な暑さが、……俺の最愛を、酷く苦しめている。
…………代わってやりたいぐらいに、……もどかしく、……気候気温の異常さが、腹立たしい。
ただでさえ、あんたは、……その見目の麗しさを裏切らず、心身共に繊細で、……多くへと気を配り、……その度に傷付き、こころを壊しかけてきた。
……そんなあんたを、……これ以上苦しめるものは、いらない。
……任務も、何もかも、……無理をしすぎなくて、いい。
……あんたには、俺がいる。
……抱き締めて、傍にいる。
……今は、それだけを、……感じていると、いい。
みめうるわしいとかいうな
あんたにとっては、残念な事だが、……ただの事実だ。
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52 :大倶利伽羅
2023/08/23(水) 05:40
Stella
……俺は、刀を振るい、戦場にある事を求められて、主の許へ顕現した。
……それは、あんたもそうだった。
閲覧注意、長め
但し、あんたは初期刀で、……俺や他の刀達よりも、より多く、過酷な事を、……主共々、課せられていて。
……それらを、出来て当然、と、……結果ばかりを求めてくる、政府や周りからの圧に晒されながら、……こなさなければならなかった。
あんたも、主も、……素直すぎるからな。
……その要求量の多さ、成功判定の高さ、の、異常さを、……今もまだ、完全には解していないだろう。
……俺と、出逢う前に、……互いを唯一と定めて、共に生きると、……手を取り合う前からの、それに、……あんたは、慣れすぎている。
ある意味で、……毒されている。
それが普通だと、……刷り込まれてしまっている。
肩の力を抜けばいい、などと簡単に言われて、……そう容易く出来るものなら、……あんた達とて、もうやっているだろう。
それこそ、とっくに。
どうすれば、うまく肩の力を抜いて、気を楽にとしたままで、望む成果を得られるのか、までを、……手取り足取り、懇切丁寧に教えてくれる者など、……他者に教えられるほど優れた者など、いない。
…………俺にも、……出来ない。
……だから俺は、あんたを抱き締める。
あんたが、忘れそうになる息の仕方を思い出して、少しでも穏やかな呼吸が出来るよう、……少しでも、……安心出来るよう。
……此処が、……俺の腕の中が、……あんただけを想いながら、あんただけを見つめ、……あんただけを求めて、捕まえておく場所なのだと、……伝える為に。
今日も、……俺はあんたが好きだ。
…………大好きだ。
毎夜の如く寝落ちてばかりの、不甲斐ない俺だが、
……夢幻のあんたと、そう出逢う事もなく、
……現のあんただけを、…………愛している。
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51 :山姥切国広
2023/08/23(水) 03:46
Luna
並行任務による疲弊で、第二部隊であまりに酷い采配ミスをした。のが、今月の中頃だった。夜戦任務でもいよいよ疲労で上手くいかなくなった頃に、部隊で重傷になって、完全に自身の何かが瓦解してしまった。
それからずっと己を、己の輪郭を、ずっと取り戻せないでいる。
自室の布団はいつも一組だ。
伽羅が、俺を招くために。
俺だけが許された腕の中に篭もりたい時期がある。今は、それだけだ。
此処でしか、今の俺は、俺の形を保っていられない。
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