……国広と長谷部くんと加州くんしか見ていないだろうからって、昨日と一昨日はめちゃくちゃに取り乱した日記を書いてしまったな……。ずいぶん恥ずかしいところを見せた、と言いたいところだけれど……今更か。
去年まではそんな事なかったと思うのだけど、今年はやたらと手足の指先が冷えるな……。なんでだろう、急に末端冷え性にでもなったんだろうか。

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そう言えば今日は節分じゃないか。
俺と国広の無病息災はもちろん願うけれども……鬼は斬った方が早くないか？

結局一晩中泣いていた……瞼が重い……。
生命を屠るための物でしかない俺が、喪われたたった一羽の小鳥を悼んで泣くなんて。すごく傲慢で自分勝手に思えてしまうな。
……お前をこの腕の中に抱き締めて、生きているんだと確かめたいような気分だ。とても感傷的になってる自覚はある。……いつも感傷的じゃないかという説もあるが。

友刃がね、小鳥を飼っていたんだ。何度か会わせてもらってね。人懐っこくて、俺や友刃の肩とか頭とかにすぐ乗ってくる子だったんだけれど。
その子が突然亡くなったと、連絡があって。……どうしよう、涙が止まらない。人の器を得て初めて、こんなに声を上げて泣いている。
#その小鳥を思っての涙なら、存分に泣くといい。
お前のその言葉の優しさが心に染みて、もっと泣いてしまったよ。……ありがとう。

今日も今日とて寒いな……。
寒いからなのかな。昨日から、普段なら大したことないと流せる事を流すことが出来なくて、ちょっと落ち込む事が続いている……。気持ちを切り替えたいところではあるんだが、それも中々うまくいかなくてね。本当に、妙な感受性の高さが嫌になるよ。……楽しいことだけ考えていられたら良いのだけれど。

昨日一昨日と寝倒したからか、それとも……ふふ。お前の言葉のおかげかな。ようやく完全回復だ。
お前からの言葉と気持ちが嬉しくて、心強くて。それが体調に如実に反映されたのだとしたら……我ながら現金なものだな。
ありがとう、俺の伴侶。愛しているよ。