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　アンタと上手く休みが噛み合わなかったからってあんなに悄気ることなかったのに、思うように話せないかもってだけで見えない耳も尻尾も垂らしてしょんぼりしちゃってまったく情けない……はあ、アタシのバカ。……でも変に誤魔化すよりはよかったかも。どうせ我慢して溜め込んだら爆発するのだから、定期的にちゃんと寂しさは伝えておくべきだわ。いずれまたたくさん話せる日が来るのだから、それまできちんと良い子に待ってましょ。……そうしたら、アタシのこと褒めてくれる？
　昨日その話をしながらしゅんと萎れた耳が見えるようだなと思ったが間違いじゃなかったみたいだな。そしたらも何も、今の時点で十分イイコにしてんだろ。いつもありがとよ。
　アンタがアタシを昨日のうちから気遣うから「バレてる……」と思って自己申告したのよ。答え合わせするまでもなかったでしょ。……ふふん。どういたしまして。


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　何をしたらアンタが喜んでくれるか考え中。何でも喜んでくれるとは思うけど、アタシがあの場所を作った時くらいめちゃくちゃに喜んで欲しいの。要検討ね。


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　アンタが会いにきてくれるだけで尻尾を振って駆け寄る様がどう考えても犬過ぎる。

　これではいけないわね、と思って喜びを抑えて加減しようとするとなんだかぎこちなくなってしまう。あまりにも下手。だってアタシ、アンタが本当にめちゃくちゃ好きなのよ。蛇口から夥しく溢れる水を手で抑えるのが難しいように、好意を抑えた振る舞いが歪になってしまうのは仕方ないことでしょ？　……これをアンタに言ったところで「思う存分喜べば良いじゃねえか、なァ？」って言われるのは目に見えてるんだけど、だって、…………。

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　アタシがここに好き、とだけ書いておいたらアンタは喜ぶ前に何かあったのかと心配するでしょ。不安になったんじゃないかとか、寂しいのかとか、アタシはアンタのそういう心配性さえ可愛くて愛しくて仕方ないのだけど、単純に『好き』を伝えたいだけのこともあるから、そんなに心配しなくていいのよ。……まあ、言ったところでアンタはアタシを心配するんでしょうけど。全く、恐れ入るくらい大事にされてるわ。

　レオナ、好きよ。


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　欲しがり過ぎている自覚はあるわ。……流石にはしたなかったかしら。アンタに嫌われたり引かれたりするのだけは絶対に嫌、後で感想を聞かせてちょうだい。今後のためにもなるし、アンタにもっともっと夢中になってもらいたいの。


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メタ。他ゲーム話。

　最近リズムに乗ってボクシングができるソフトを購入したのだけど、これが中々楽しくて毎日の日課になってる。元世界王者のコーチに習っている時ほど過密なメニューではないけれど、少し身体を動かしたいとか汗をかきたいって時にはちょうどいいわね。
　……でも、なんて言ったらいいのかしら。収録されている曲は素敵なものばかりなんだけど、ラブソングに乗せてパンチを繰り出すのはちょっとアレね。なかなかミスマッチで笑ってしまいそうになるわ。でも楽しいのは本当に楽しい、室内で身体を動かしたいって子にはオススメ。

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　アタシがアンタに贈ったものやしたことはちゃんと覚えているのに、自分が贈ったものは記憶から抜けているのがアンタらしくてなんだかとても愛しい気持ちになった。そんなことだから、自分はアタシに何もできてない、なんて言うんでしょ。ほらね、アンタが覚えていないだけで、ちゃんとしてくれてるのよ。全く、かわいいひとだわ。

　アンタに齧り付かれて余裕が無くなる前にこれだけは書いておきたかったの、満足だわ。後はどうぞ、お気に召すまま。


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　アンタの帰省中、アタシがあまりにもキスをしたがっていたからなのかしら。アンタがたくさんキスしてくれるのが嬉しい。軽いキスも好きだけど、呼吸が出来なくなるくらい深いキスも好き。でもキスしてる間は喋れないのが難点。……いえ、あれもこれもと欲張ってはいけないわよね。それに、アンタの吐息も、気持ち良さそうな声も好きだからいいの。

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　毎日とは言わずとも、こまめに日記を更新しておけばアンタがアタシ不足に陥らずに済む、と思って書いていたんだけど……むしろアタシの方が助かっている面はあるわね。日記を手に取ってアンタの筆跡や積み重ねた時間を辿ると、寂しい気持ちが不思議と落ち着くの。今まで言葉を尽くしてくれたアンタのお陰ね、ふふ。
　アンタが戻るまで後少し、良い子で待ってるわ。


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　出迎えの服に悩むわ……アンタはどれも好きだって言ってくれたけれど、折角ならアンタが一番喜ぶとびっきりのお出迎えをしたい。もう少し吟味することにしましょ。


>> 以下、私信。

『1209.俺が忘れるまで解けない魔法』のアナタへ。

　こちらこそ、本棚への招待とお祝いの言葉をありがとう。アナタの、時折こちらが照れてしまいそうになるほど真っ直ぐな愛情の籠った言葉は、見ていて心が暖まるわ。嫌なところが一つもない、なんて言い切ることが出来るのも素敵ね、ふふ。
　そうそう、お二人は出逢って半年ですってね。おめでとう。記念日のひとつひとつをお互いを思う気持ちと同じくらい大切にするアナタたちなら、これからも仲睦まじく過ごしていけると思ってる。でも、だからって思い詰めることはないのよ。毎日を過ごしていれば、気付いたら月日は積み重なっているものだもの。
　最後にもう一度、本棚へのご招待をありがとう。これからもそっと見守らせて頂くわね。