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┗690.Of course, same to you.(60-64/199)

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64 :___
2023/01/22(日) 00:53

64 :レ_オ_ナ・キ_ン_グ_ス_カ_ラ_ー(t_w_s_t)
2022/08/22(月) 17:53

二十七ヶ月記念。


>>

 二十七ヶ月、の話の前に、>>53こいつだ。向こうのページにも粗方書いたが、自慢の恋人を文字通り自慢するために改めて。

 先月は特筆するような大きな出来事ってのもなかった上に今月は実家に呼び出され連れ回されたせいで特に忙しかったから文章に仕立て上げる時間がそもそも取れず、長々と確保のままになっていた二十六ヶ月目のページ。
 二十七ヶ月の記念日である8月22日を迎えてもまだページは埋められていなかった。さすがにこれを埋めずに新しいページを取るのは気が引けるって事で、どうにか今日中に時間を作って書いちまおうと書きかけのページを開くとそこには見慣れた筆跡の文字が綴られていて目を瞠る。
 その前日までは確かになかったはずの流れるような文字は俺への気遣いに満ちていて、何度も読み返した。話せる時間もあまり取れずに寂しい思いをしてただろうに、それまで毎日暇が出来たらこのページを開いてたんだろうに。恨みがましい事は一言も溢さずに。……俺がアイツに贈るはずのページで俺の方が貰っちまったな。

 見たかよ、この本当に俺のことが好きで仕方なくて、常に大事に想ってくれる出来た男が俺の恋人なんだぜ。可愛いだろ。


>>

 なあヴィル。お前が今後、何度自信を失おうがその度に伝えてやるよ。こんなに俺の事を好きになる奴お前くらいしかいねえだろ。そんなお前の事を大事に思うのは当たり前のことで、俺の愛情はそう簡単に目減りしたりしねえんだよ。



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63 :___
2023/01/22(日) 00:53

63 :ヴ_ィ_ル・シ_ェ_ー_ン_ハ_イ_ト(t_w_s_t)
2022/08/22(月) 00:02

Stay who you are.


>> 27ヶ月記念。

 この一ヶ月……というか数週間、アンタが実家に戻っている間もアタシへの連絡を欠かさずにいてくれたこと、感謝してる。寂しいとか早く会いたいとか、そんなわがままや自分勝手が先に立ってばかりいる気がするから、きちんと伝えておかないとね。
 アンタが側に居てくれることは勿論、言葉を尽くしてくれることもアタシとの時間を確保してくれることも、惜しみなくハグやキスをしてくれることも。全てに感謝しているし、アンタの気持ちを本当に嬉しく思ってるわ。……こんなことを言うと、多分アンタはいつものように「俺がそうしたいだけだ」なんて言ってふん、と鼻を鳴らすんでしょう。それでもね、アンタがアタシを『喜ばせたい』と思ってくれていることもちゃんと分かっているつもりよ。感謝は毎日のように伝えているけれど節目の日こそ、もう何度目だから、なんておざなりにせずにきちんと伝えたいわ。ねえ、レオナ。いつもありがとう。


>>

 27回目のお祝い、これだけの回数を重ねたら流石のアタシも落ち着くんじゃないかと思っていたわ。結果は否。否よ、否。数日前からそわそわして、うきうきと準備して、帰ってくるアンタを喜び勇んで迎えてハグをして……ようやく今落ち着いて、アンタのかわいい寝顔を横目に見ながらペンを取っている。アンタと過ごす三度目の夏がもう過ぎようとしていて、夜は随分過ごし易くなったわ。それでもなんだか寝つきが悪かったのは、やっぱり足りてないものがあったからだと思うの。……それが何かなんて言うまでもないわね。
 一緒に潜るベッドが暖かくて好きよ。眠りながらでも抱きしめてくれる、アンタの太い腕が好き。広い胸板に頬を寄せた時に聞こえる心音が好き。寝る直前だけ、少し間延びする声も好き。まとまらないと言いながらアタシに対する愛情が十二分に伝わる言葉も、全部が愛しい。

 おかえりなさい、レオナ。夕焼けの草原からの旅路は疲れたでしょう、今日はゆっくり休みなさい。明日からはまたアンタの大好きな小言をこれでもかと連ねてやるわ、だから元気に起きてくるのよ。……愛してるわ。大好きよ。



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62 :ヴ_ィ_ル・シ_ェ_ー_ン_ハ_イ_ト(t_w_s_t)
2023/01/22(日) 00:52

2022/08/11(木) 21:12

Hug, kiss.


>> ホリデーで実家に戻るアンタの話。

 ちょくちょく話には出ているけれど、レオナは今実家に帰って過ごしている。……所謂『実家に帰らせて頂きます』ではないわよ? サマーホリデーだからお兄さま方にせっつかれて渋々帰省しているの。長期休暇だもの、『学業の忙しさ』なんてものは当然口実として使えない。仕方ないとため息を吐いて、嫌そうな顔を隠しもせずに国へと戻っていくアンタの、その後ろ姿をみるのはこれで何度目になるのかしら。
 アタシ、割と聞き分けは良い方なの。どこかに行かなければならないと聞けば「気を付けて行ってらっしゃい」と頷いて送り出すし、帰るのが遅くなると聞けば「課題でもしながら待ってるわ」と大人しくアンタの帰りを待つ。アンタの前で無様は晒せない。それはアタシのプライドの問題でもあるし、万が一にも、アンタの負担になどなりたくないからでもある。
 ……アンタはアタシのそんな優等生ぶった一面を褒めてくれるけれど、我儘や幼稚にも思える綻びさえも愛しいと愛でてしまうから、少しだけ困るのよ。アンタを困らせるつもりなんてない、重荷や足枷になるなんて以ての外。それなのに、アンタはなんてことないように全て受け入れて、そもそも重荷ですらねえ、なんて言って笑い飛ばすのだから本当に困った人だわ。むしろ寂しがられたり、我儘(アンタの観点から言うと我儘でもないらしいけれど)を言われる方が嬉しそうなのも問題よ。……アンタ、なんていうか、許容範囲が広大すぎて真面目に心配。前も言ったけれど、アタシ以外の変な人に引っ掛かってはダメよ。いえ、アタシが変って意味ではなく。アンタが他の人間にうつつを抜かすと疑っているわけでもなくね。

 話を戻すけど、実家に戻っているアンタがアタシに連絡を寄越す頃にはもう随分とくたびれていて、「毛玉にまとわりつかれた」「兄貴がしつけえ」と、絵に描いたような『うんざり』がトークアプリの文字にも画面越しの表情にも滲んでいる。おおよそこの世の全ての億劫を一身に背負ったような、大袈裟な悲壮感を醸し出す垂れ切った耳にはいつもながら少し笑ってしまうわ。でもね、アンタにとっては億劫な出来事なのかもしれないけど、アタシの大好きな人がちやほやされていると思うとアタシは全然嫌じゃないの。誇らしい気分でさえあるわ。でもアンタが嫌だって言うなら無理矢理そこに長居しろなんて言わないわよ。だから、ね、早く帰ってらっしゃい。


>> ハグとキスの話。

 早く帰ってらっしゃい……なんて言ったは良いけど、実家に戻ると言われた短い期間で、アンタはしばしばアタシの所へ戻ってきているから全く会えていない訳ではないの。課外活動を大義名分として学園へと戻ったアンタが待っている部屋に帰る時の、アタシの浮き足立った足取りったら、もうね。誰も見てなかった事を願うばかりよ、アタシのブランディングに反するわ。
 とにかく、そんな浮ついた心持ちで部屋に帰って、アンタとハグやキスをして……それだけで満たされる心と、すぐまた見送らなきゃならないのね、なんて寂しがる心の両方に全く呆れてしまう。きっと一日中ひっついてたって、離れた瞬間恋しく思うに違いないわ。なんて燃費の悪い身体なのかしら。そんな身体にした責任を取って、アタシが満足するまでただぴったりとハグして過ごす一日を定期的に作って貰わないと。

 キスはたまにでいいのよ、ずっとし続けるのも全くしないのも、別のベクトルできっと我慢できないでしょうから。


>> 12日の夜の話。

 アンタがアタシと過ごすため、眠気に抗って無理矢理起きていようとする様子を見て、やや強引にベッドに戻るように促した。画面越しのアンタはちょっと不服そう……というか、残念そうに耳と尻尾を垂らしていたけれど、王宮の自分の部屋に戻るや否やきちんと健やかに眠ってくれたみたい。結果的に納得はしてくれたけれど、ちょっと強引すぎたかしら……と心配していたから、すこしホッとした。これほどすとんと眠ってしまうくらいに眠たかったのなら、やっぱりあそこで引き返して正解だったわね。アンタが眠い目を擦ってまで行わなきゃならないことなんて何もないのよ、レオナ。寂しいのは堪えられるし、楽しみがお預けになってもまた次の機会を幾らでも待てるわ。明日もまたかわいい甥っ子に振り回される予定のアンタが、しんと静まり返る夜の王宮でもゆっくりと休めますように。アタシの隣で眠る時と同じくらいね。



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61 :___
2023/01/22(日) 00:51

61 :レ_オ_ナ・キ_ン_グ_ス_カ_ラ_ー(t_w_s_t)
2022/08/09(火) 10:24

覚書。


>>読心術について

 俺がアイツの内心を読み当てるのが得意なのは割と付き合いも最初の方からだが、先日アイツの考えそうな事を先回りして行動した話をしてたら唐突に「試しに今何を考えているか当てられる?」と来た。

「ああ?……俺の事が好き、なのはいつもだしなァ。早くハグしてキスしたい?」
「………………、言い出したのはアタシだけど、これを当てられるのはおかしい!絶対おかしい……!」
「ふ、なんだ図星かよ。本当に分かりやすいな、お前。」
「……ついでに言うなら、アンタが好き、って回答だったらいつも思ってることだけど及第点で正解にしてあげましょうって思ってたの。……どうして!?今のはノーヒントだったはずよ!?」

 まさか一発で当てられるとは思ってなかったらしいアイツの「納得いかない……!」と喚く様子が面白いやらかわいいやらで暫く思い出すだけで機嫌が良くなりそうだ。

 余談。この後俺の考えてる事を当てさせてみたらかわいいと思ってるのはいつもだし、と自分で言って自分でダメージ受けてたのも面白かった。かわいい奴だな。


>>買い過ぎた夕食の話

 実家に帰れば何をしなくても飯がある。まあ普段からそうと言えばそうだが、基本的にラギーは頼まれた事しかしねえからな。学園にいる時は気分転換に自分で食堂や購買に行く事もなくはねえ。それが実家じゃその自由すらねえとくる。楽でいい反面全てお膳立てされる状況がストレスになる事もある。
 そんな中で課外活動としてもぎ取った自由な時間。俺に関して、王宮さえ離れてしまえば護衛も必要以上に干渉はして来ない。
 数日振りの鬱憤を晴らすのにまずは好きに飯でも食うかと街中をぶらついて、適当に入った食堂で目についた物を片っ端から注文すると机に乗り切らない量になった。
 ローストビーフ、ベーコンとチーズのオムレツ、サンドイッチ、ハンバーガー。
 どれもまあそれなりに悪くない味だった。ヴィルに話すと偏りがひどいだの野菜がないだのガーガー喚いてた。野菜ならサンドイッチにもハンバーガーにも挟まってただろうが。
 食い切れない分は普段ならラギーにやっちまうから処理には困ったが、たまたま目についたガキに食うかと声を掛けると喜んで群がってきたんで後は任せて学園に戻った。宿を取るくらいならアイツのところで寝た方が良いからな。


>>そういや日記書き始めてからも2年経ってたなって話
 そのまま。昔の日記を引っ張り出して眺めてたらふと思って、今年は特に話題にあげていなかったから。毎日ではないにしろ、好意だけを詰め込んだ日記をこんなに長い期間続けている事は本当にすごい事だと思うぜ。いつもありがとな。


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60 :___
2023/01/22(日) 00:50

60 :ヴ_ィ_ル・シ_ェ_ー_ン_ハ_イ_ト(t_w_s_t)
2022/08/08(月) 02:06

message


>> 私信のページ。省略済。

フロイドへ。※規約に基づいて省略※


イデアへ。※規約に基づいて省略※


カリムとジャミルへ。※規約に基づいて省略※




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53 :___
2023/01/22(日) 00:47

53 :レ_オ_ナ・キ_ン_グ_ス_カ_ラ_ー(t_w_s_t)
2022/07/22(金) 08:56

二十六ヶ月。


>>確保

 このページはアタシがジャックさせてもらうわ、残念だったわね! ……っていうのは冗談。これは、アタシの勝手な想像だけど。アンタが確保から一ヶ月経ったことを気にしている気がするから、敢えてアタシから言及しておこうと思って。
 この一ヶ月、授業だったり実家であれこれ呼ばれたりでまともに自分の時間を持てなかったアンタがその隙間を縫ってアタシと話して、デートをして……。……そんな風にアンタの時間をアタシに費やしてくれているっていうのに、更新はまだかしら、なんて身勝手極まりない落ち込み方をすることは、万に一つもないわ。アンタの言葉が増えるのを楽しみにはしているけど、強制するつもりはこれっぽっちもないの。……だから、アンタの心のしこりになりかねないページは、アタシがサクッと頂いていってしまおうと思ったのよね。もしかしたら途中までなにか書いているかもしれないけれど、それなら空いてる隙間にでも追記してくれたらいいわ。アンタの言葉はいつでも歓迎してるわよ、ふふ。

 アンタが好きよ。アタシの側にと沢山の努力をしてくれるアンタが愛しい。アンタが大好き。……だから、落ち込まなくて大丈夫よ、レオナ。アンタのちょっとした言葉や軽いハグで簡単に喜ぶアタシを見て、アンタも喜んでくれたらもっともっと嬉しい。大好きよ。


 毎年暑さを更新してるかのような猛暑日にうんざりしながら迎えた二十六ヶ月目の記念日。
 気付いたら過ぎていた、ということは、裏を返せば特別な何かが起きる訳じゃない、平和な時間を過ごせたって事だろう。それはそれで幸せな事だ。山あり谷ありの感情の起伏は刺激的ではあるが、平坦な道行を幸せだと思える相手と過ごせているのは本当に希少な事だと思う。
 朝起きて文句を言いながら朝練に向かい、授業をサボりつつ昼間を過ごして部活に向かい。夜にようやく部屋へと帰ると空へと出向いてタスクをこなして眠りにつく。毎日が同じ事の繰り返しのようで、その合間には触れ合ってちゃんとやる事はやって。充実し過ぎて何の文句もねえ。
 文句もないからこそ何を書いたもんか……と筆が止まってたのは事実だが、見透かされた上でページを埋められてるとは思わなかった。昨日見た時にはまだなかっただろ……?

 本当に出来た恋人様だ。お前は事あるごとに俺の自慢の恋人になりたいと言うが、これを見てとっくに自慢の恋人じゃねえかと思わない奴がいるか?いねえよ。
 俺も好きだぜ、ヴィル。これからも俺の側で笑ってろ。

 アンタはアタシを褒めるのが上手ね。アタシを自慢に思ってくれているなら、こんなに嬉しいことはないわ。……アンタの隣は心地良くて、いつだって幸せよ。だから、ちゃんと隣で笑っていてあげるから、アンタもアタシの側で笑っていてちょうだい。アタシがアンタの顔を好きなのはもう知ってることでしょうけど、その中でも笑顔が一番好きなのよ。