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スレ一覧
┗690.Of course, same to you.(55-59/199)

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59 :___
2023/01/22(日) 00:49

59 :ヴ_ィ_ル・シ_ェ_ー_ン_ハ_イ_ト(t_w_s_t)
2022/08/04(木) 06:15

charm


>>

 バースデーなんだからアンタに愉しんで貰おうと頑張っていたはずなのに、気付けばアタシの方がすっかり堪能してしまった。しかもしっかりあれこれ見抜かれていたのも恥ずかしい、ああ、もう。
 アタシ、もっと成長してみせるわ。うんと成長して、もっと魅力を増して、それでアンタがもっともっと、アタシのなにもかもに夢中になりますように。


>>

 一通り事を終えて何もかもを片付けて、その後にアンタとベッドでふたり、取り止めのないことを話す時間が好き。解いた髪を緩く撫でてくれる掌が好き。アタシを見て笑うサマーグリーンの優しい色合いが好き。アンタが好き。

 デートの終わりがけに話したけれど、アンタのことがいつにも増して好きで好きで仕方なくなるタイミングがあるの。そうなってしまうともう、誰の前でもどこにいてもアンタにベタベタくっつきたくなって……本当に大変よ。流石に人の目がある場所でそんな姿を晒すわけにもいかないから、今日はアンタの手を急かすように引いてしまったけど……アンタはそんなアタシに呆れもせずに、部屋に帰るなりアタシに好きだと告げてくれたでしょう? ねえ、どうしてアンタは、アタシを喜ばせるのがそんなに上手なのよ。そんな簡単なことで、なんてつれないことを言わないで。アタシにとってアンタからの言葉は、すべて何物にも代え難い大切な贈り物なのよ。


>>

 今日はカリムとジャミルに偶然会って、4人でお喋りを楽しんだの。久々に言葉を交わせて楽しかったわ、ジャミルの貢がれ苦手(?)も健在で笑っちゃったわ、ふふ。……それにしても、あの子たちのアタシたちを見るときの微笑ましい目はなんなのかしら……嫌ではないんだけどどうしても擽ったい。こうなったらアタシたちも同じような微笑ましい目で見つめるしかないわ。ね、レオナ。


>>

 今年の夏のトレンドカラーはグリーン。それも目の覚めるような鮮やかな緑よ。現場で纏う事もしばしば、それだけで心が浮き立ってしまうんだから恋のパワーの強さを感じるわ。デートに着て行ったらアンタはどんな顔をするのかしら。

 ……ってところまで書いて寝落ちてたわ。今日こそ私信を送るわよ、日記のついでに書こうとするといつまでも書けない気がするから、1ページ確保して丸々私信のページにしましょう。


>>

 夢から醒めて目の前にアンタが居て、起きたアンタがアタシを一番に見てくれることを幸せというんでしょ。アンタの腕の中は蕩けるほど心地良いわ、レオナ。



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58 :___
2023/01/22(日) 00:49

58 :レ_オ_ナ・キ_ン_グ_ス_カ_ラ_ー(t_w_s_t)
2022/08/01(月) 17:41

雑記。



 先月の記念日分を書こうとしててあっという間過ぎて日々の違いを記憶に留めておくのが難しいのを実感した。から、なんでもいいからもう少しこまめに書くべきだな……と日記を開いたらアイツも書いてて笑っちまった。タイミングまで似通わせてんじゃねえよ。
 ……ま、これだけ長く過ごせば当然色々な所が似てくるでしょうね。今月はお互い手の空いてる時にでもマメに更新できたらいいわね。

>>

 相変わらずわかりやすいアイツの話、をしようとしたが詳細はプライドに関わるだろうからやめておいてやるか。声のトーンや言葉の間、視線の行方や口角の角度。いろんな要素でわかるアイツの感情の機微は俺にとっては心地良い。腹の中が読めねえやつより分かりやすいくらいが可愛いんだよ。



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57 :___
2023/01/22(日) 00:48

57 :ヴ_ィ_ル・シ_ェ_ー_ン_ハ_イ_ト(t_w_s_t)
2022/08/01(月) 09:09


>>

 アンタがアタシの言葉にあんまりにも喜んでくれるから、それなら、と続けてペンを取った。単純だとかちょろいとか、不名誉極まりない事を言われるかもしれないけど。だって、恋人が自分の言葉であそこまで喜んでくれるなら、当然全力を尽くしたくなるってものでしょう。アンタを夢中にさせるための研鑽は絶対に怠らないわよ。


>> 体型管理の話。

 美しさと体力を保つため、毎日ジョギングとトレーニング、ボクササイズ、ヨガをその日の体調に合わせて組み合わせて作ったメニューでワークアウトを行っているのだけど、この暑さでしょ。空調が整った室内ならまだしも外で行うワークアウトではどうしても疲労が溜まって、食欲がすっかり減退してしまって。それでもなんとか食べられるものをと思って食べてはいるのだけど、流石に摂取カロリーが足りない状態が続いたせいでボトムの腰回りが若干緩くなってきちゃったのよね。
 これ、きっとアンタに怒られるやつでしょう? いえ、心配される、の方が近いかしら。普段からアタシの身体に触れたりアタシの食事メニューを見たりする度、細いだのもっと食えだの言うアンタのことだもの。こう言おうものなら太い眉の真ん中にぎゅっとシワを寄せたアンタに担ぎ上げられて、問答無用で食堂に連行されかねないわ。お肉ばかり食卓に並べられるのは御免よ、バランスよくきちんと食事を取らないとね。


>> アンタが珍しく甘えてきた話。

 ……をしようかと思ったんだけど、アンタのプライドが許さないかもしれないからやめておきましょう。アタシの恋人がかわいかったことを記しておきたい気持ちはあるのだけど、同じくらいアタシの独り占めにしておきたい気持ちもあるのよ。


>>

 今日からアンタが実家に戻るのだとすっかり勘違いしていたから、それが来週のことだとわかって浮かれてしまって、アンタにあれやこれやを一瞬で見抜かれて悔しい。いえそんなには悔しくはないけどちょっとだけ悔しい。……嬉しい方が強いわよ、当たり前でしょ。
 出る時には必ずアタシの渡したオールインワンジェルを持っていくこと。アンタが帰ってきた時に肌がガッサガサになっていたら、アタシが直々に塗り込んでやるわ。
 めんどくせぇ……。
 あら、アタシに触れられたいからってサボるのはナシよ。そんなかわいいことしなくてもきちんと触れてあげるからちゃんとケアはしなさい。



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56 :___
2023/01/22(日) 00:48

56 :レ_オ_ナ・キ_ン_グ_ス_カ_ラ_ー(t_w_s_t)
2022/07/27(水) 22:05


>プレゼントの話

 今年のバースデーは迎えた瞬間からアイツと居た。とはいえ日付を越えてすぐは俺の方がもう眠くて、半分うとうとしながら部屋に戻ると「プレゼントは明日にする?」なんて聞いてくる。別にもう用意はされてんだ、いつ貰ったって同じだろと頭では分かってても明日に回すのは面白くなくて今寄越せと言うと少しだけ嬉しそうに笑ってからいつから隠してたのか枕の下から小振りな箱を取り出した。平たいそれを開いて見せてきた時のアイツの声は期待も不安も全部混ぜて溶かしたような密やかなもので、それだけで本気で未だ霧の向こうの見えない将来を二人で過ごすものだと楽しみにしてるのが伝わって、俺は何も言えなくなった。
 本当に変なとこで健気と言うかなんと言うか。普段から授業をサボる俺に事あるごとに「一緒に卒業出来なくなっても知らないわよ」なんて嗜めてくるが、そんなことよりよっぽど効果的だって分かっててやってんのか?いやそこまでは考えてねえだろうな。

 そんな話になったのは特別な日でも何でもなく、単に話の流れで、なんなら喧嘩腰になりながらだったな。卒業したら今よりも会えなくなるんだから、なんてしれっと言ってたお前が今じゃこうして着々と準備を進めてる事に堪らなくなる。もちろん俺だって口先だけで言った訳じゃねえ。権力だろうがコネだろうが使えるもんは全て使ってやろうと思ってはいたが、……まあ授業にももう少しだけ真面目に出てやるか。

R20
 キスをするうちにむらむらしてくるのはいつもの事だが、今回はそれほど時間もねえしじっくりとヤる訳にいかなくてどうしたもんかと思った時に、ふとそういや最近口でさせてねえなと思い当たった。思い付いてしまえば実行しない理由はない。普段であっても断りはしないだろうが、今日に限ってはバースデーの免罪符がある。多少の無理は喜んで聞くだろうと頼んでみれば、仕方ないと言わんばかりに溜息を吐きながらちゃんとその場に跪く。
 久し振りな事もあってか手つきはいちいちおっかなびっくりで、思わず笑った俺に怒る様子が余計に面白い。なにせ顔が真っ赤だ。普段寮生に恐れられる女王様の面影はどこに行ったやら、試行錯誤しながら辿々しく俺のものに触れる指先や、口付けるお綺麗な顔。見ていて興奮しないわけがないだろう。
 下手でも怒るなと前置きをした割に舌使いは悪くない。本当にコイツは覚えが良いな。濡れた粘膜がうねって擦れて、奥に誘い込むように吸い付く。目を閉じると内側を穿った感触が鮮明に蘇って、堪らなくなる。褒めてやると薄らと赤みが増す肌が愛しい。早々に一度出しちまったが、それで収まるはずもない。
 ベッドに引きずり上げて押さえ付けて制服のスラックスを剥ぎ取ると白い肌が透ける下着が見えた。見るからに実用性より見た目に振ったそれの意味するところは思った通り、プレゼントは物だけじゃなかったようだ。気合の入った下着だが吟味するだけの余裕がなかったのは少し残念だったな。脱がす手間すら惜しんでずらした隙間から既に下拵えの済んだ中へと押し入ると声を堪える往生際の悪さに笑いそうになった。俺の望んだ通りにしてくれるんだよな?とわざとらしく問い掛けた途端に素直に上がる声は余計に興奮を掻き立てる。待ちかねた刺激は単調な動きであっても強すぎたようで、組み敷いた身体はすぐに強張った。普段から割とアイツがイこうが構わず攻め立てる方ではあるが、自分からねだられるとなると訳が違う。いつもおかしくなる、なんて泣きながらだめだと訴えるアイツが、おかしくされたい、とは。そりゃあ無茶苦茶にしてやりたくもなるってもんだ。
 たっぷりと腹の中を満たしてやる頃にはすっかり身体の力が抜け切っていて、どうやら気を飛ばしたらしいと知れた。目を覚ますまで好きにさせてもらうのも悪くねえが、やっぱりアイツの反応がないのはつまらねえ。楽しみは次回に持ち越しだ。

 ……と、まあそんな感じで今年のバースデーも申し分なく良い思いをしたって記録。




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55 :___
2023/01/22(日) 00:48

55 :ヴ_ィ_ル・シ_ェ_ー_ン_ハ_イ_ト(t_w_s_t)
2022/07/27(水) 00:01

I’m head over heels for you.


>> Happy Birthday, Leona.

 アタシは多分、アンタにずっと恋をしている。そうでも言わないとアタシのこの、アンタのことを考えただけで歓声をあげたくなるような衝動や感情を説明できないの。

 恋とか、愛とか、お芝居の世界では何度も取り上げられてきたテーマよ。アタシ自身──愛憎や執着に囚われたヴィランとしてではあるけれど、幾度となく恋や愛を演じてきた。でも……でもね。実際の恋は本当にままならないものなのだと、アンタに恋をして、アンタを愛してようやく分かった。一言で語れるほど理路整然としたものでもなく、理性が下した判断を『最善の策』だと一も二もなくすぐに選び取れるほど、単純なものでもないことが、よく分かったの。

 この先の人生をアンタと二人で。それってきっと、口で言うほど簡単なことじゃないんでしょ。アンタは王族だし、まだきちんとアンタの口から聞いた事はないけれど、アンタも根の深い渇望を抱えている。アタシだって気安くあちこちに行ける程身軽な立場ではないし、お利口な顔で簡単に妥協できるほどアタシの願いは浅いものじゃない。二人で過ごすには様々な課題や壁がきっとあって、それを一つ一つこなしていくのは相応の労力がかかるわ。
 それでも、どれだけ大変だろうと、他にどんな簡単な道があったとしても、アタシ、アンタと暮らしたいの。一緒に居たい。アタシの未来にアンタが居て欲しいし、アンタの未来にも当然アタシが居て欲しい。今回のプレゼントはそんな気持ちを込めた一品よ。まあ、鍵そのものだとちょっと……ねえ? 勝手に押し付けるには余りにも重たいし……何より、一人でぱっぱと決めてしまうんじゃなくてアンタと二人であれこれ言いながら、場所や部屋を選ぶ方が絶対に楽しいわ! ふふ、今から楽しみね。

 ──ねえ、アタシ、いつもアンタに甘えてばっかりでしょう。だからね、この日くらいはアンタの望むことをなんだってしてあげる。アンタが望まれて生まれてきたこと、アンタが今まで無事に月日を重ねて来たことを祝う日。そんな素敵な日にアンタの望みを全力で叶えようとする男がいるってこと、それを喜んでくれたら嬉しい。
 お誕生日おめでとう、レオナ。アナタを愛してる。

>>

 アンタの望むものをなんでも、とは言ったけれど流石にそれは予想外。いえ、アタシだってアンタに触れるのは好きだし、してあげるのも好きよ。でもこう、自分から行くのと相手から望まれるのでは差があるでしょう。主にアタシの心の準備ができてる、できてないの差というか……、……いえ、言い訳は美しくないわね。全力でって言ったんだから、ちゃんと全力でアンタに愉しんで貰えるように張り切ってかからないと。



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