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┗78.荼毒の廻瀾による享楽的濁穢について。(11-15/37)
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15 :
治/崎/廻(M/H/A)
2021/12/24(金) 21:48
くだらないな、うちは仏教なんだ。
(確保)
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14 :
碓/氷/真/澄(A/3)
2021/12/14(火) 08:28
運命、なんて陳腐な名前で呼ばれんのが嫌だった。俺とアイツを誰かが表現するのも無理。うざい。その辺のどうでも良い奴がアイツのことを知ったつもりになってるだけでイラつく。
中にはそう呼ばざるを得ない関係の奴だっていたけどそれはそれ、アイツとは運命でも必然でもなくて、俺がアイツを選んでアイツも俺を選んだ。他の奴がその事実に介入するな。邪魔。
はあ、好き。ずっと見ていたい。好き。俺のものになってもまだ足りない、アンタのこと閉じ込めたい。俺のことだけ見て、俺だけに構って俺だけに触れて俺だけを感じててほしい。俺の赤いマフラーを解してアンタと俺の小指に結び付けたい。その内ステンレスの糸に変える。
運命も必然も、俺が全部叶えるからそこで見てて。
俺以外、アンタには似合わない。
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13 :
治/崎/廻(M/H/A)
2021/12/12(日) 10:52
組長が酷く愛していた時計があった。
オヤジが息を吸って吐く度に秒針が足踏みをする、この世界で一番幸甚たる一生を歩む時計だった。普段オヤジの懐で息衝く割に滅多にお目に出来ない。小さな溢れ者でも、その棟梁が自ら時間をスケジュールする必要はないのは分かりきっている。不要を所持する煩雑さに俺は何度か苦言を呈したが、不要な物を持つこと程贅沢なことはないとオヤジはよく言っていた。
次第に狂っていくセコンドに直したらどうだと伝えても「これでいい」なんて馬鹿げた答えしか返ってこなかった。徐々に歩みが遅くなる絡繰りに、オヤジが向けるあの優渥を強めた目が忘れられない。
組長が病床に伏す今も、その時計は傍らで時を刻む。俺にはもう治せないその秒刻が、オヤジの鼓動そのものに見えた。
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12 :
H/u/g/o(O/F/F)
2021/12/07(火) 07:43
ぼくはボールがほしかった。
ねえパパ、しってる?
クレヨンじゃなくて、クルマのオモチャじゃなくて。
パパとあそぶためのボールがほしかったの。
ねえ、パパ。
バットだけじゃぼくとあそべないよ。
グローブとボールがなくちゃあそべないんだよ。
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11 :オ/ー/ル/マ/イ/ト(M/H/A)
2021/11/30(火) 07:01
君がいつか私から離れていく時、私はどんな言葉を掛けてやれるだろう。私の背が不要となった時に、君はどんな感情で私を振り返るのか。なに、怖いわけじゃないよ。生徒の成長は何よりも嬉しいものさ。それは変わらないんだ、もちろんだとも。
それでもこの寂しさを、この得も言えない虚無感を、 世界はどのように見ているのだろう。いつも私の前には立ち塞がる敵しかいなかった。前を走る者はいなかったんだ。それがどうだ、今や私と並ぶほどに君は成長した。その喜ばしい現状が、私はとてつもなく寂しいのさ。
大丈夫だぜ、少年。君は後ろを振り返らなくて良い。もし振り返ってくれたその時は、君に美味しいカツ丼をプレゼントだ。
平和の象徴は、笑っていなくちゃな。
さあ行ってこい、ヒーロー。
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