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┗798.ma moitié(27-31/60)
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31 :山姥切長義
2023/10/31(火) 23:26
微睡んでいた筈なのに、少しずつ目が冴えてきた。任務から帰城した国広を腕のなかに抱えながらこの頁を綴っている。……気が付けば、前の頁から随分と日が空いてしまっていた。国広とは特に喧嘩もなく、穏やかな日々を過ごしている。とは言っても、俺と国広は擦れ違うことこそあれど、喧嘩という喧嘩をしたことがない。俺のこころの在り方を誰よりも理解してくれる国広だからこそ、こうして安堵に満ちた毎日がある。本当に感謝が尽きない。
次第に肌寒い日が増えてきて、国広の温もりが恋しくなる季節の訪れを感じる。……俺と国広が出会った、大切な季節。今年はどうして過ごそうかな。今から考えておかなくては。
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30 :山姥切長義
2023/10/14(土) 13:17
連日、国広の帰城がかなり遅い気がする。寂しい気持ちは勿論あれど、やはり心配の方が勝る。くたくたになりながら布団に潜り込んでくる様子を見ては、なにか俺にしてやれることはあるだろうか、なんて思考を巡らせて、……ああ、俺はいつも国広に救われてばかりだな、なんて猛省した。今よりももっと国広の支えとなれるよう、あたたかな帰る場所を守っていよう。
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29 :山姥切長義
2023/09/27(水) 02:54
寝付きの悪い日が続いていて、夜半過ぎに目を覚ましては傍らの最愛の胸元に潜り込んで、微睡みをぼんやりと待っている。昨夜は俺の身動ぎで起き出してしまった国広が「お前に起こされるのは好きだ」と言って口を吸ってくれた。眠たそうで、それでも上手く眠れない俺の身を案じて寄り添ってくれる姿に、ああ、この刀を好きになって良かった、……なんて、改めて思った。
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28 :山姥切長義
2023/09/15(金) 15:34
>> 2023/9/23
国広に、ひどくしてもらう約束をした。
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27 :山姥切長義
2023/09/13(水) 12:20
国広が少し体調を崩していた。……それ自体は本当に心配で、ゆっくり休めているのだろうか、なんて一日中考えたりしていた。そんな状態でも任務に赴く国広を、こころから尊敬すると同時に、帰って来た途端に弱々しい声音で「手を握っていてほしい」と零した姿に、どうしようもない程の愛おしさが募ってしまった。俺にだけ弱さを見せて、寄り掛かってくれる。俺を必要としてくれる。……俺たちはふたりで生きているのだと、実感する。
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