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891.とりごや
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山/姥/切/国/広(刀/剣/乱/舞)
2025/01/31(金) 09:29
くせ。
この写/しには、もともと。目を逸らすくせ……が、あった。いまでも、まあ……あるな。すこし前までは、あの……まなざしの、強さというか。……熱さ、というか。まっすぐさ……を、なかなか。うまく、受け止められなかった。……俺の刀は、なんだか。俺の暗さも、すべて……光の下に、引っ張り出すような。そういう眼を、しているように思う。
俺が、強く……強く、慕っていることや。たくさんのもの……を、欲していること。……もっと、知りたいと。そう、思ってしまっていること。全部が、ばれてしまいそう……で。……あのまなざしと、向き合うことが。はじめのうちは、どうしても……、……。どうしても、気恥ずかしかった。だが、そんなのは。俺ひと振りの、都合の話だ。
こういった関係は、相手のあること……だと、いうのに。俺は、みずからの都合ばかり……で。あれは……ほんとうに、よくなかった。いまでは、よく気をつけている。……俺も、男だ。自分のなかに、どんな羞恥心が……あろうが、だな。好いた相手に、さみしい思い……を、させてしまうほうが。ずっと、ずっと、いやだと思う。……あとは、たぶん。腹のうちを、いくら知られたところ……で。そんなに、いきなり。手のひらを返すように、嫌われたり……は、しないはずなんだ。さすがの写/しも、そのあたりは……よく、わかってきた。
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