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891.とりごや
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6 :山/姥/切/国/広(刀/剣/乱/舞)
2024/03/02(土) 22:13
眠れない。
そんな日も、たまには……ある。地面が揺れたあと……は、とくに。しばらくのあいだ、おそろしくて。小心者の写/しは、そこから……何日も。こっそりと怯えて、過ごすことに……なる。……親しい刀が、はるか昔に。災害にともなう、事故か……なにかのせいで。その身が、一気に焼けたんだ……と。そう、教えてくれたことがある。
長い歴史を、見てきた刀……が。過去の、天変地異について。話してくれた……ことも、ある。この写/しは、怖くて……たまらない。ことに、戦時中の……日常。などという、代物……は。とても、もろくて……儚いものだ。
それなのに。けして、失いたくないもの……を。……この身の、いのちや。審/神/者に仕える、という……なによりも大切なはずの、役目よりも。優先してしまいたい……ほどに、大切なものを。俺は、いま。少しばかり、抱えて……しまって、いる。……だから、おそろしいんだ。
この写/しは、あまり。信心深くは……ない、が。こういうとき……だけは、特別だ。近所のやしろ……に、わざわざ、おもむき。……そこで、祈る。どうか、何事もなく……つつがなく。この……毎日、が。ほんの、一日だけでも……長く。なるべく、平和に。続いていく……ように。……ねがう。願い、つづける。
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