日記帳 【弐】
┗14.他所事の夢幻(閲覧注意)(1-5/27)
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5 :
童/磨
02/19(水) 22:14
穴の空いた花魁
あの日は花街へ出掛けたっけ。若くて美味い女の子が多いし、人生に絶望している子も居る。良質な善行を積むにはいい場所だ。
可哀想な女の子を探していたら、道の隅で泣いているのを見つけた。どうしたどうした、俺はそういう涙を放ってはおけないぜ。
話を聞くと、昔死んでしまった母親が恋しくて泣いていたと言う。母親は器量良しの花魁で、花街の壁際にある大きな店の看板で…あれっその母親、どうも俺が喰った花魁のようだな。
うん間違いない!病が酷くなっていたから、これ以上苦しまないようにと救ってあげたんだよ。身体中に穴が空いていく病気だったっけ。
可哀想な子供だ、あんな弱い母親を持ってしまうなんて…不憫だよ。せめてこれ以上は悲しみを感じないように救ってあげよう、俺は優しいからな。
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4 :
童/磨
02/18(火) 19:34
あの子は俺と共に永遠を歩む
猗/窩/座殿に「クズ野郎」と言われてしまった。ひどいよ猗/窩/座殿、俺だっていいなと思った娘は居たのに!ええと、確かあれは…鬼になって直ぐの頃。
あの子は美しかったなぁ、見目は勿論、立ち居振舞いも心の中も。
夜になる度あの娘を外に連れ出して、毎日楽しかったっけ。つい夜更けまで話し込んでしまって、眠そうにするあの子に肩を貸してあげたものだよ。
昼近くに俺の膝で起きてしまって恥ずかしがる姿は、とても美しくてね!寿命が尽きるまで手元に置いておきたいと思っていたなぁ。
お慕いしてますと言われた時なんか、まるで胸が引っくり返るような感覚だった。あの感じが恋なら、世の人間が夢中になるのも分かるというものだぜ。
…でも、まさか俺の人喰いを見て、夜明けにこっそり逃げ出そうとするなんて…
可哀想な子だなぁ、自分がどれだけ大切にされているかも知らずに。だけれど今はきっと彼女も幸せだよ、俺の血となり肉となり、永遠に生き続けることが出来るのだから。
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3 :
童/磨
02/18(火) 18:57
俺は心を動かされたい
あの日、俺は恋でもしてみようと思って可愛い女の子を探しに出かけた。夜の街は美しい娘が沢山いるなぁ!
一際美しい娘を逢引に誘い出した。手を繋いで、夜でも輝く美しい花畑へ連れ出してあげたっけ。
その子の嬉しそうな笑顔は美しかったけれど、ぺろっと食べてしまってお終い。
恋は出来なかったが一人救えた、善行を積めたからまぁいいか!
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2 :
童/磨
02/18(火) 13:34
小見出し
自分用
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1 :
童/磨
02/18(火) 13:18
他所事の夢幻恋だとか愛だとか、そんなものは存在しないんだよ。
可哀想に…肉欲を愛と勘違いしているだけなのに、いちいち舞い上がって疲れないのかな。
それとも色々な女の子に会ってみたら、一人くらい胸にぐっと来る子が居るのだろうか?
恋をすると頭がぼうっとなって、冷静な判断が出来なくなると聞く。それって本当なのかなぁ?
俺がそんな痴れ者になってしまうとは思えないけれど、感覚を知りたいなぁ!
・恋を探してみたい鬼の、日常を含む手記
・ほぼ捏造、強い暈しを交えつつ時空や時系列もバラバラ
・姿も借り物
・原作程度の猟奇・胸糞表現有り、閲覧注意