日記帳 【弐】
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46.水面に沈む、唐紅
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煉_獄_杏_寿_郎
10/22(木) 02:37
何だか暗く見えるな!読み返してみて驚いた!
実際は驚く程にいつも通りだ、良くも悪くも俺は変わりない。特別な色が忘れられずに、それでも今を生きている。
最近気が付いたのだが、それでもやっぱり心は弱っていたのだろうなあ……友と居ると、寂しさに気付くんだ。漸くだぞ?漸く。任務に明け暮れていたのが災いしたのか、幸いだったのか。
じわりじわりと弱っていくみたいで、ほんの少し不安になった。このまま優しい存在へ甘えてしまうと、俺は弱くなってしまうのだろうか。表では力が漲るのを感じるのに、内側は脆くなっていくような。
ちぐはぐだ、我ながら不甲斐なし!!
あまり甘やかされると困るのだが、心地好さに負けてしまう。人柄だろうか、雰囲気だろうか。妙に馴染むそれが以前親しくしていた人に似ていて、初めて見た時から気になっていた。
何だか懐かしくてな、気分も高揚してしまった!息をこんなに楽に吐けるのも、懐へ招くのも、初めてだ。友と過ごすのも久しぶりで、どうやって仲良くなるのかが全くわからん!困った!
こうして誰かの事を考えるのも久しぶりだ、焼き付いた色はわざわざ思い出したりはしないからな。
いつだってここに、心に在るのだから。
何はともあれ、毎日ありがとう!眠る前に聞く声がやさしくて、何だかいつも眠るのが惜しくなってしまうんだ。君は笑うだろうか、それもまた心地好いのだろうなあ、きっと。
既に、構いたくて仕方がない。
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