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◆YHV5QUClLQ
2008/03/14(金) 14:51:32
「先輩、ほれ」
ホノエはマレーネにプリンを手渡す。
マレーネは呆然とした顔でホノエを見つめる。
「い、いいのか?」
「ああ」
「いや、しかし、お前も食べたかろう?」
「気にしなくていい」
「ほ、本当にいいのだな?後悔しても知らんぞ?」
「いいって言ったらいいんだ」
マレーネはその言葉を聞き、非常に嬉しそうな顔をする。
食堂に人が集まりだし、だんだんと騒がしくなってくる。
ホノエとマレーネは近くの席に座ることにした。
「ふぅ…何やってんだろな、俺」
ホノエは早速プリンに手をつけているマレーネを見て、今更ながら、自分の行動を後悔する。
「なんだ、やはりおぬしも食べたかったのではないか」
「ほっとけ」
「食べたいのなら一口やるぞ?」
マレーネはそう言うと、一口プリンを掬い、ホノエの口の辺りに持ってくる。
ホノエはそれを見て、脳髄反射的にプリンを口に含む。
(Win/MSIE, ID:pC8aj+WQ0)
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