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77 :ワンとクィナの学園生活◆YHV5QUClLQ
2008/04/04(金) 13:48:07

テスト前日:クィナ ~妄想はほどほどに~

現在時刻深夜2時半、クィナは数字の羅列と睡魔相手に悪戦苦闘していた。
「うう、スウガクキライエイゴキライベンキョキライ」
「ああ、ベッドが私を呼んでいる…はっ、寝たら負けだ!がんばれクィナ、私はやれば出来るはず!」
クィナはそう言いながら、目の前の敵を片付けることにした。

そして30分後…
「も、もう限界…少し休憩しよう…」
クィナは己の限界を感じ、少し休憩を取ることにした。
そしてクィナは鞄の中からユーリに貰った雑誌を取り出す。
「えと、何々…理想的な告白のされ方…」
クィナはその文を読み、自分がワンに告白される想像をしてみる。

「普通に向き合ってってのは…なんかストレート過ぎてつまんないな」
「ん~ならこの後ろから抱きつかれて耳元で愛をささやかれるってのは…」
などとクィナはぶつぶつ言いながら雑誌を読みふけっていったのであった。

「ふぅ~そろそろ勉強始めようかな…」
クィナは雑誌を閉じ、勉強を再開しようとする。
その時、
ジリリリリリリリリリリリリリリリ
目覚まし時計の音が鳴り響く。
「へ?何で今目覚ましが…」
クィナは言いかけて絶句する。時計の棒が縦一直線になっていたのだ。
「あ、あ、あ…あああぁああぁあああ!!!」

クィナの今回のテスト結果は散々なものだったとか。

(Win/MSIE, ID:R+XSq4Ec0)
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