スレ一覧
┗
1424.名言集 第二巻
┗679
679 :
匿名
2011/04/16(土) 21:09:25
ああ、と頷いたのは年輩の男で、彼は懐から手榴弾を取り出すと、
「申告――! 0・6!」
その声に、右から数字が走った。
「0・5」
「――0・9!」
「0・――7!」
「0・4!」
「0・8!」
最後に副隊長が、
「私が0・4で、全員合計は何と5・8秒! 如何ですかこの御奉仕状態!」
副隊長は割れた眼鏡を懐から出した。鼻の上に掛けながら、
「こんな感じで救えますかね? 世界」
知るかよ、と隊長は笑った。
「しょうがねえ話だ。だが、5・8秒も世界を救えるってんなら、捨てたもんじゃねえ」
「確かに。……俺達がいなければ、世界は5・8秒早く滅びちまうかもしれないわけだ」
「おいおい責任重大だぜ俺達!!」
若者の言葉に、皆は笑った。
そして全員は、不意に笑いを止め、もはや姿も明確になった機竜の群に対し、
「構え――!!」
名言ってか名シーン
でもこれを読んだときは鳥肌がヤバかったんだ
(i/SH01C, ID:V2Ux9tqPO)
[
返信][
削除][
編集]
[
闇レクへ][
設定]