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19.妄想リザルト
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336 :
匿名
2008/11/10(月) 16:19:39
―真紅の小部屋―
通路にずらりと並んだ同じ形の扉。受付で言われた名前を思い出し、○○がそのうちの一つ─アラセマ皇国フローリア諸島常駐軍特別賞与硬貨苦情相談室-No3─という札の架かった扉を明ける。
─特別賞与硬貨とは俗に金貨と呼ばれ、一年程前から本国の命令で、常駐軍が冒険者に要請よりももっと直接的な形─ハッキリ言ってしまえば常駐軍への資金提供といった形─での協力を促す為のものだ。
要するに、賞与という形を取って、多額の金銭を常駐軍に支払うことで、軍部にしか出回らない希少かつ有用な技法書や武具を横流しするという制度なのだが─
何故○○がこんな場所に居るかというと、先日常駐軍に多額の資金提供をしたにも関わらず、軍から送られてくる筈の硬貨が来ないからだ。
○○が若干の怒気を含んだ顔で部屋に入り、後ろから冷静な顔付きでノエルが続く。すると、
「こんにちは。」
丁寧かつ落ち着き払った声。○○が顔を上げると、部屋の中央の机には端正な容姿の女性が座っていた。
See You Next Phase...
(ez/W52SA, ID:HqJx+78SO)
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