66 :匿名
2009/05/14(木) 11:05:54

登山中に足を滑らし、崖っぷちに生えた細い木にかろうじてつかまっている美女

太陽を背に優雅に手をさしのべるｼﾞｪﾝﾄﾙなオレのｼﾙｴｯﾄ…

女「助けてぇ…」
俺「さぁ捕まるんだ！」

女の腕を鷲掴みにしてる俺の肩に片手をかけてシャツを掴み、必死に這上がろうとする美女…俺の体が崖に引きずられてく…軟弱な軽量ﾀｲﾌﾟの俺はとても踏ん張れない…かといって、じきに木も折れる

女「もういぃ、このままじゃ二人とも…」
俺「いぃさ、一生後悔したくない…」

で…がっちり抱き合って落下
俺は彼女の耳元で叫ぶ
「こういうときはな…有難うって言うんだ！」

昨夜はそんな夢をみたんだ…俺かっけぇて思ったんだけど、目覚めたのが深夜で、その途端に横の壁をすり抜けて台所に移った誰かが動き回るﾗｯﾌﾟ音が移動順でｶﾞﾀｺﾞﾄ5分ぐらい続いた…まるで守護霊が「こいつ恥ずかしい」ってはがゆさから落ち着かずに歩き回ってるような雑音…死人のブーｲﾝｸﾞなんかはいらない…

落下は夢だとわかってたから恐くなかったけど、死ぬ前にかっこいぃ自分を演出できるだけの生き方について考える機会になった…だから今日は部屋を掃除して秘蔵DVDを捨てることにする…凡人の後悔しない生き方とは証拠隠滅と心得たり！

(ez/W42K, ID:6d09i+iTO)