7 :匿名
2010/08/13(金) 02:24:34

政治本来の目的はより多く国民が利する、つまり我々が利することにあると思われます。ここで必要になるのが利とは何かという定義です。そしてそれを誰がするのかという問題があります。利の重みは優先順位に直結するのでこれは肝心な問題です。しかし、その肝心な問題をどのように解決すれば正しいと言えるでしょうか。

恐らく多くの人が話し合って意見を戦わせることになると思います。しかしこれが全員の納得のもと決着することは難しいでしょう。価値観は人それぞれであり、例えば国防の充実は国益だと言う人とその金で福祉を充実させる方が国益だという対立に、科学的根拠をもとに優劣をつけるような合理的な選択は不可能と言えます。

そして結局のところ我々が試行錯誤して思いついた案は全て優劣の分からない「選択肢」に過ぎないのではないかという疑問にぶつかります。前回の衆議院選挙の状況を意識して読むと分かりやすいと思います。最も効率的であることが何なのか分からない。やってみるまでそれらが愚策か賢策か分からない。そして実行はどちらか一方しかあり得ない。そんなときどのような判断を下すべきでしょうか。

私が考える一つの方法はこの場合は最も公平である事に主眼をおくべきだと考えます。その為には自分が自分の考えを肯定する為の決定打となる理由を持たなくとも、相手の考えが正しいことが明白でなければ自分の考えを正しいと主張することは正しいと思います。自分と相手が対等な時に自分を肯定する事は倫理的な意味でも理解が得られると思います。

そしてそのような方法で採決された決定は共同体の決定として肯定されるべきであり、仮に反対だった人でも一度受け入れる必要があると思います。

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とりあえず考えていることの八割は書けたと思う。散文的で分かりにくいと自分でも思うｗまとめる上で少しは考えがまとまった感じはある。
テーマが壮大で気圧されます。議論というより自分語りだなあ。とりあえず書いてみた。

(ez/Premier3, ID:4fqjvhe8O)