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381.みんなde怪談
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39 :連投すまそん。
2007/11/26(月) 13:44:23

昔、丑満つ時(丑三つ時とも言う)に天井の四隅を見てはいけない。という話を耳にした事があった‥


それが起こった日は夏だったが、さほど蒸し暑くもないのに、何故がフッと夜中に目が覚めた。
いつもなら目覚めた記憶も曖昧なくらい、すぐにまた眠りに落ちる。だが、その日は目が冴えてしまっていた。

何気なく時計を見ると、深夜2時ちょうど。こんな時に限って、悪い記憶が頭をよぎるもので…

暗やみの中、仰向けに寝ていた俺は
『天井の四隅かぁ・・』
と考えると同時に目で四角を追っていた‥


1→2→3→……4、

と見終えた瞬間、俺は物凄い空気の圧力で身体を抑えつけられる感覚を感じてそのまま動けなくなってしまった。
隣の部屋で寝ている姉を呼ぼうにも、あ゙あ゙あ゙・・と声にならない音が喉から漏れるだけ。

1分か2分‥どれくらいその状態が続いたのか、いきなり
《どんっ!》
という衝撃とともに、俺のお腹の上に得体の知れない黒い固まりが落ちてきた。
霊感なんて全くない俺には黒の物体の正体が見えるはずもない。でも感覚で判った…、いや判ってしまった。
《これは、人だ!人の上半身だ!》
そして、その黒い上半身は《ずずず・・・》とゆっくりと、そして確実に俺の身体を這い上がって来た。

はっきり言って、俺の恐怖と後悔はMAXだよね(笑)

でも人間、窮地に陥ると変な行動をとるもので…俺は心の中で
『南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏・・・』
と、必死に呟いていた。
すると、念仏が効いたのかは定かではないが…身体を這い上がって来た黒い上半身は俺の顔の上を通り越していってしまった。
と同時に、俺の身体を押さえ付けていた力が解け自由を取り戻した。

全身の毛穴という毛穴から、吹き出す汗・・・


その後はみなさんの想像の通りに姉の部屋に助けを求めたのは言うまでもありません(笑)


これが、俺が初めて金縛りにあった時のお話です。
まぁ、信じるもよし。
身体が疲れてただけだよ!と否定するもよし。

ただ、ひとつだけ。言える事は・・・

丑満つ時、天井の四隅を見る事だけは止めた方があなたの為です。
でないと・・・


長文、駄文失礼しましたm(_ _)m

(i/N702iD, ID:UyVliZRDO)
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