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381.みんなde怪談
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5 :
ノイス
2007/11/25(日) 16:44:19
あれは私が中学を卒業したあとの春休みの話――
私たちは夜の校庭に忍び込んでバスケットをやっていました。
しばらくバスケをやり、疲れた私たちは余興にフリースロー対決することになりました。
「じゃあ、罰ゲームやろうぜ」
誰かがそう言いました。皆それに賛成し、あれこれと罰ゲームの内容を議論し、やがて結論に至りました。
『負けた奴は一人で学校の周りを一周する』
私は幽霊を怖いと思っていなかったので、こんな罰ゲームならいくらでもやって構わないと、そう思っていました。
フリースローの結果は私の負けでした。潔く歩き出す私を見て、周りは怖いだとかスゴイだとか言ってましたが、何を皆そんなに怖がっているのか、全く理解できませんでした。
そんな彼らから離れて、職員室の前までたどり着いたとき、何かの光が見えました。小さい赤い光が、職員室から見えるのです。
一体なんだろう? 私は気になって職員室を覗きました。
今思えば、これが運命の分かれ道でした。
窓から職員室を覗き込むと、そこには――SEC○Mの警備装置が光っている光景が!
私は恐ろしくなり、急いで校庭まで走り、
「やべぇ、セコ○鳴ってる! 逃げろ!」
と叫びました。
皆でチャリをフェンスの上から放り投げて、それに飛び乗って一目散に逃げました。その後、すぐにパトカーが来たらしいです。
今でも思います。あのとき、職員室を覗いておいて良かったと。
続く?
(Win/Firefox, ID:NFxCpTQg0)
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