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┗100.【小説】crazyーdelivery(33-52/151)
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33 :げらっち
2020/08/17(月) 00:24:39
そうそう。諭吉ネタが面白かったのだ。
あと
(^ ~ν . ^)
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34 :すき焼きのタレーライブキッズ
2020/08/17(月) 00:26:44
パパじいの手書き顔文字です
結構目の位置とか考えたwww
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35 :超ウルトラハイパーグレートキングクリボー
2020/08/17(月) 09:26:36
パイナップルが無理ありすぎて笑った
諭吉面白いぞよ僕もたまに1万のこと諭吉って呼ぶけど笑
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36 :すき焼きのタレーライブキッズ
2020/08/17(月) 14:30:24
パイナップルは名前にするのむずすぎまる
U-ki-chi
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37 :超ウルトラハイパーグレートキングクリボー
2020/08/17(月) 15:08:32
Go-me-n
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38 :すき焼きのタレーライブキッズ
2020/08/17(月) 15:35:20
Na-n-de-a-ya-ma-ru
やめておこう
1日ずつ更新 1話終わるまで
できたらいいなってはなしなんですけどね
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39 :超ウルトラハイパーグレートキングクリボー
2020/08/17(月) 17:16:15
がんば~
僕みたいに1話が短いと楽かもね✨
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40 :黒帽子
2020/08/17(月) 17:21:23
美羽のクソ小説より興味を引かせる内容だがよくわからん!
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41 :すき焼きのタレーライブキッズ
2020/08/17(月) 18:02:16
まあまだ分からんよねw
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42 :超ウルトラハイパーグレートキングクリボー
2020/08/17(月) 18:11:16
美羽への恨み強し
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43 :すき焼きのタレーライブキッズ
2020/08/17(月) 19:41:08
((((((((^ω))))))))
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44 :げらっち
2020/08/18(火) 23:55:19
作者たっての希望で「第1話」を「1枚目」に変えてみたがまた変えたくなったら言ってね?
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45 :すき焼きのタレーライブキッズ
2020/08/18(火) 23:57:10
まじでありがとうございます。
12時半までには1話一挙投稿しまする
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46 :げらっち
2020/08/18(火) 23:58:04
>>45
1話じゃなくて1枚ね。
私もCGR書きたいのだが明日も仕事だし先に落ちるお。
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47 :すき焼きのタレーライブキッズ
2020/08/19(水) 00:00:51
ハッ!
おやすみ/^o^\フッジサ-ン
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48 :すき焼きのタレーライブキッズ
2020/08/19(水) 01:26:48
「はっはっは~ライオンと虎に囲まれた時みたいな顔してるね。まあそんな顔見たことないけどね」
そう言ってこの女の人は銃を下ろした。えっ?ここってヤクザとかマフィアの拠点?外に出て確認しようとしたら手を掴まれた。
「いやこれオモチャだからw安心してここはヤクザでもマフィアの拠点でも無い、ピザ屋だよ。私も普通の配達員。まあ、ヤクザの映画みたいに殴り合いはするかもね」
図星を突かれた。なんだこの人?というか、ここ何?ピザ屋って、なんだっけ?
「あの……ちょっといろいろと説明してくれませんか……?」
「うーんめんどくさいからとりあえず厨房行って!パパじいと生地店長が説明してくれるさ!私はここで誰か来たら接客してるから」
怖いし帰ろうか……と思ったが、僕の頭の中で諭吉さまが『求めるものの為先すゝめ』と言ってくれたので進むことにした。
╬╬╬╬╬╬╬╬
「え……?もう1回言ってくれませんか……?」
「だから!配達先で悪い奴をとっちめて代金頂きGo Home!これ3回目ェ!」
うわぁもう帰ればよかった……ここの人みんなボケてるんだ……。
「えっとね戸舞くん?知ってるだろうけどこの辺りはすっごくすっごく、考えられないほど治安が悪いんだ。よく泥棒とかから注文が来るから配達ついでにバシッとしてお金頂きここに帰る。Go Homeはせずここに帰ってきてもらうがね」
結局ピザ屋じゃねーじゃん!もういいや胡散臭い。
「泥棒が注文とか頭おかしいでしょ笑 もう笑うしかないんですけど……。どうやって泥棒がここにいるとか分かるんですか?警察とコネあるんですか?そもそもこんなのピザ屋じゃないでしょ!まずこんな店聞いた事ないですし。金につられた僕が馬鹿でしたさようなら」
諭吉さま、また別の場所を探します……。と思ったらパパじいさんに止められた。
「怒らないで怒らないで!普通の人に配達もするよ。それと1万円どころじゃないよ?悪者がお金持ちだったら1回でもっと貰えるよ?ちょっと前は生地くんが50万取ってきたよ?自分次第で儲けが増えるよ?どうする?」
50万……!?50、50、50……。50!!!やっっっと理解した!!!
50万。 諭吉さまが僕を囲んで微笑む。ライオンと虎に囲まれるより全然良い!そうだそうだ。
「……お金くれなかったらすぐ辞めますよ」
「はっはっは君本当お金の事となるとすぐ……wはっはっは!!!面白いねぇ!改めてよろしくトマト君!!!」
そして、透輔───《トマト》のめちゃくちゃな日々が始まる。
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49 :すき焼きのタレーライブキッズ
2020/08/19(水) 01:32:01
次の日、正午。
「おはようございます」
「あっ来た!よかったよかった~昨日キレてたから来ないと思ってたよ」
女の人が透輔の所にやってきた。
「ほんとに50万貰えるんですね?」
相手が誰であろうとお金の事ばかり考えている透輔に呆れた女の人。ピザカッター(ピザを切る丸いやつ)を取り出し透輔の前でブンブン振った。
「うわっ!……えっ」
「こんくらいで怯えてたら50万なんて無理だ。度胸!あと、早速今日は銀行強盗のお客からベーコンポテトピザの注文が来てるからよろしくね。よかったなお金がっぽがっぽかもよ。初めてだし生地店長について行ってもらおうか!ただ店長物理ではあんまり役立たないから自分の実力で頑張れ!」
「は、はい。あと……これ、どうなってるんですか?」
「野球選手みたいに……振りかぶって……そのまま……ドーン!!!」
╬╬╬╬╬╬╬╬
「まあただのドロボー、銃持ちヤクザじゃないだけ大丈夫サ!俺でも倒せるかもよへっへっへっへっ」
店長はバイクに乗れないらしいので、歩いて届けに向かう。相変わらず今日もここの人達の言葉はめちゃくちゃだが、もう慣れてきた気がする。しかし1つだけ疑問があった。
「あの……昨日も思ったんですけど、どうして強盗の家とか分かるんですか?」
「それがねぇ、パパじいさんが『上の人から聞いた』って言うんだ~最初はボケてるだけかって思ってたけど、今まで全部当たってるんだ!ビックリだ!上の人とコネあるのかなぁ」
パパじいさん、何者?というか、この店他にもあるのか。
「上の人ってorderの人ですか?この店ここだけだと思ってました」
「そーれが違うんだよね!治安の悪い所にはどこにでもあるよ!俺も昔は違う所にいたし!イカみたいな人がいて、可愛くてね……まあスミかけられちゃって、それが最後なんだけど☆」
太陽の光で眩しく周りがよく見えないが、店長がなぜかウキウキしている事は分かった。こわ。
「あっここだ!近かったなぁ。よし出番だ、頑張れよトマト君!そーそーこのアパートはお客さん以外住んでいないらしいからばーんって暴れ回ってくれよぉ☆後ろから応援してるサ!なんかあったらお助けするかも~カラカラカラカラ(((殴」
もう着いたのか。小さなアパートだった。というか店長は来ないのね。
まあ店長がいればお金取られるかもしれないし……1人で行くか。
店がバレないように、カバンや帽子は『美味しいピッツアのおみせ たまこ』に揃えておいてある。注文する時に店名がバレているんじゃ……と思ったが『気にしない気にしない』って店長が言ってたので多分大丈夫。たまこという店は無いはずだから関係ないお店が逆恨みされることはないだろう。
本当にここに銀行強盗が?怖い反面ワクワクしている。銀行強盗だからお金いっぱいあるのかな……。
まあいい、考えるのはお金を頂いてからにしよう。落ち着いて……。
ピンポーン
╬╬╬╬╬╬╬╬
どうしてこうなった。どこで何を失敗した。完璧だったはずだ。これじゃあ何も変わらねぇじゃねぇか!努力が全て無駄になった。
ピンポーン
あぁ、さっき頼んだピザか。こいつらは金持ってるんだろうな……そうか。
「はい」
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50 :すき焼きのタレーライブキッズ
2020/08/19(水) 01:33:02
「ピザお届けに参りまし───」
気づいたら透輔の視界は反転していた。キッチンやブタの貯金箱、破れた壁……部屋の様子を眺めながらひっくり返り、ベーコンやポテトが宙を舞う。
ドン
「痛った!ああ……ピザがもったいな……」
──これが背負い投げってやつか!?
透輔が倒れたまま視線を動かすと、ドアが遠くなっていた。部屋の外にいたはずなのに、気付けば床に転がっている。どれだけ強い力で投げ飛ばされたのか。
起き上がると、床にピザの具が散乱していた。汚い。しかし部屋を見渡しても男はいない。
「あれ?」
透輔が振り向こうとすると、男のでかい手がヒットして壁に弾き飛ばされた。
「うっっ!」
その時透輔は初めて男を直視した。でかい身体にいかつい顔。銀行強盗というよりはヤクザに近かった。
「なんで、いきなり……?」
「なんでぇ?いいから金出せや!たっかいピザ売りやがって、金持ちだからちょっと分けろよ」
「いや僕バイトなんで……金ほしいのはこっちだよ……」
大男はよっぽど怒ったのか、ブタ貯金箱を握り透輔の方に向かってきた。
「たまこのクセに生意気だなぁ!」
「たまこ、あぁそんな名前の店だったな……とりあえずお金を持って帰るのは僕だ」
透輔も立ち上がり、武器を取り出す。それは【ピザカッター】だった。
「そんなもんで人切れると思ってんのか!最期まで馬鹿だなあ笑笑」
大男はどんどんこっちに向かって来る。透輔がピザカッターの刃の中心を強く握ると、円が真っ二つに割れてガクガクと伸びハサミのような形になった。
大男に向かってピザカッターを振るうと、そのまま掴み上げて床に叩きつける。
「ぐへぇっ!なんだ……これ!?」
大男は叩きつけられた衝撃で貯金箱を落とす。貯金箱は割れ、中の小銭が沢山出てきた。大男はすぐに立ち上がるが、後ろは壁だった。両手を広げ慌てて逃げようとするが遅かった。
──今だ!
『野球選手みたいに……振りかぶって』
右腕を振り上げ、左足を前に出し、体をそらし、手首に狙いを定め……ピザカッターはUの字形へ変わる。
『そのまま……』
大男に向かって。
「諭吉ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」
グサーーーッ!!!
壁に突き刺さったピザカッターは、見事に大男の身動きを封じていた。
「え?1円ばっかりだ……諭吉さまは……?」
「あぁ……1円しか奪えなかったからな……お前が何処で俺の事を知ったか知らねぇが……」
《order》のもうひとつの意味。
それは───《秩序》だ。
秩序を守り、保つ。これが《order》の目的である。
『お客様に、ピザと笑顔と───制裁を。』
╬╬╬╬╬╬╬╬
半年前
『こちら警察庁、警視庁共に奪取完了致しました』
『こちら○○の防衛施設奪取致しました』
『Grazie……我々の時代は、すぐそこだ』
人々はまだ、この国の歪みを知らない。
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51 :すき焼きのタレーライブキッズ
2020/08/19(水) 01:33:52
1枚目
>>28 >>48 >>49 >>50
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52 :すき焼きのタレーライブキッズ
2020/08/19(水) 08:17:52
伸びるピザカッターです
画像(png) 79.7KB
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