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151 :ハイパーキングクリボー
2021/02/23(火) 23:10:49
そして運命の3周目。
カキボーが1位、赤キノピオBが2位、クリボーは4位に陥落したがまだ勝機はある。マメクリボーは6位だ。最下位はこでかクリボーです。
クリ「よし!トリプル赤コウラが来た!これで...」
1つ目のコウラで3位に浮上。
「残りの2つを赤キノピオBに当てれば、カキボーの優勝がほぼ確定する!」
クリボー、赤コウラを投げる。ちょっと時間差で2つ目も。
だが赤キノピオBはそれを見切っていた。とっておいたダッシュキノコでカキボーを抜き去り1位になる。
そして、クリボーが投げた赤コウラは...
カキ「ゲッ!2つもきやがった!」
終盤にきて痛い2度の転倒。赤キノピオBは視界からも消えた。
クリ「ごめん、カキボー...!」
「まだあああ!」
落としたコインを回収し、すぐさま赤キノピオBを狙う。
アイテム2つをしっかり獲得。中身は...
「トリプル緑コウラとハイパークラクション...!」
相手が近くにいないとなかなか当たらないアイテムだ。
「いや、これはいけるぜ!」
その頃最下位のこでかクリボーは。
「お、サンダーゲットだ!」
クリ「サンダー...?」
6位のマメクリボーが取ったアイテムは。
「トゲゾーコウラだ!カキボー、がんばれー!」
そして、
最終コーナーに突入した赤キノピオB。赤コウラ対策でトリプルバナナを引っ提げている。
唐突な落雷(サンダー)。バナナを全て落っことした。
赤キノピオB「無駄な抵抗...!」
最後のアイテム。中身は緑コウラだが、ゴールは近い。優勝は確信していた。
そこに来たのは、青い悪魔。
「マジかよおおおお!」
真っ青な衝撃波とともに大転倒。そして最終コーナーに差しかかったのは、この男。
「待ちやがれ、優勝賞品ー!」
緑コウラを連発。ガードレールに当たるが、一発目は避けられる。
「3つあんだよ!」
残りの2つが赤キノピオBを猛追。アイテムブレイクのためのバナナやコウラも、サンダーとトゲゾーコウラのせいで落としている。
「チッ、俺の敗けかよ...!」
転倒した赤キノピオBを横目にカキボーが、歓声の中ゴールした。
紫キノピオ「優勝は、カキボーーー!!文句無しの大勝利だーーー!!!」
パマコ(観客席)「クリボーさんじゃなくて残念。でも、カキボーさんも素敵...!」
紫キノピオ「おめでとう。私の実況もよかったでしょ?」
こでか「決勝はほぼ実況してなかったがな。」
「...ま!今日は来てくれてありがとう!じゃ、帰っていいよ。」
テレビの上に出現した、あのブラックホールが再び姿を現す。
クリボーたちは、緑コウラ100を抱えて飛び込んだ。
カキ「クリ岡、腹へったから飯くれ。」
パタ「いきなり?」
クリ岡「あ、おかえりなさい...」
そこにいたクリ岡は、縄でグルグル巻きにされていた。
「えええ!?」
チョロプーA「あ、クリボージャーじゃねえか。」
チョロプーB「クッパ軍団を解散させたお前らを許してねえぞ?」
チョロプーC「いない間に訪問しといて正解だったな。キャハハハハ。」
大量のチョロプーがテレビ前のクリボーちに近づいてくる。
カキ「あ、なるほどー!優勝賞品はこのためなのね」
クリ「あ。」
8人で緑コウラ100個を一斉に蹴り出す。
「ぎゃーーーーーーーーーーーーー」
大量コウラとともに、チョロプーたちは強制送還。
こうして、クリボーたちのマリオカート選手権は幕を閉じた。
ー番外編おわりー
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