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163.クリボージャー、そしてゲームレンジャーへ
 ┗159

159 :ハイパーキングクリボー
2021/03/01(月) 15:38:32

次の瞬間、クッパ城の右後ろにあった火山が噴火。噴き出す溶岩は、大海原のような青色だった。
こでか「オイオイ...嘘だろ!?」
その噴火にこだまするように、クッパが咆哮する。
それが終わるやいなや、いきなり大ジャンプし、着地と同時に地面に向かって腕を振り下ろす。大きな衝撃波が広がり、岩や溶岩も下から噴き出した。
クリ「マジかよ...!」
こでかパタカキ「どわ~!」
ガール「このタイミングでパワーアップしちゃった感じ?」
カキ「そうみたい...もしかしてあの溶岩、栄養ドリンクかな?」
こでか「言ってる場合かよ!オラー!」
飛び起きたこでかクリボーは一人でクッパに突っ込む。
パタ「おい!よせ!」
「ピギャー!」
「ゴロ岩タックル!」
炎の中ゴロ岩じょうたいで突き進むこでかクリボー。しかし炎が過ぎ去った後には、うつぶせで倒れ込んでいた。
クリ「こでかクリボー!しっかりしろー!」
だがクッパは、もう次の炎の準備ができていた。
「わわわ...」
間一髪炎をかわすも、この調子では堂々巡り、いつまでたってもこっちのチャンスが来ない。

「タワースイング!」
「マメクリくっつき!」
マメくれたちが戻ってくるが、攻撃はすぐに振り払われる。
そしてクッパは再び大ジャンプ。
「またか!」
上下から湧いてくる溶岩に岩石、前から襲いかかる衝撃波。ほぼ不可避だ。
クリ「ちくしょう...!」

暴れ狂う怪物を目の前に、もはや打つ手なし。だがそこはフィクション、思わぬ救世主が現れる。
クッパJr「パパー!やめろおおー!」
「Jr!?」
クラウンからニョキッと生えたパンチンググローブでクッパの顔を殴りまくる。これでは炎を出すにも出せない。
「やるやん...」
「こんなのパパじゃない!パパはもっと優しいんだーい!」
ついでにボムヘイやコウラでも攻撃。
クリボーたちは地面にチョコンと座りながらその様子を見上げている。
マメ「そんなにやさしかったっけ?」
パタ「子供には優しいんじゃないの?」
ガール「そうだそうだ!」
この波に遅れまいと言わんばかりにガールクリボーも立つ。
「クッパ!あたしゃアンタをそんな風に育てた覚えはないわよ!」
こでか「クッパも育てられた覚えないだろうな」
クリ「俺ぁ親父として恥ずかしいぞ!」
こでか「家族関係どうなってんだよ」
こうなってます。
クリボー⇔ガールクリボー
               ↓
             クッパ
               ↓
             クッパJr

クリ「さあみんな立て、ダメクッパを元に戻すぞ!」
「おう!」
パタ「しっぽアターック!」
しっぽを装着し更に身軽ななったパタクリボーが空中から奇襲。
マメ「ダブルマメクリくっつき!」
分身マメクリボーがクッパの体に張りついて邪魔をする。
そしてクッパの目の前で動き続けるJrを狙って腕を振りかぶるクッパ。だがその右手にはツルがシュルシュルとまとわりつく。
カキ「ヘタウィップだ!便利だろー」
イライラを隠せないクッパはカキボーに炎。
「あぢゃぢゃぢゃー!」
タワー兄妹「好きにさせるかよ!タワーコンボ!」
「クリボーロケット!」
「帽子投げ!」
3人にも渦巻く炎を噴射。よけきれずに火ダルマになってしまう。
「ひー!」
こでか「言ってる場合じゃねえっての。こういう時はアイスボールだ!」
「お、そうだな!」
アイスフラワーを装備する8人。
「エイト・オブ・クリザード!」
超巨大アイスボールでクッパの炎を完全鎮火。
クリ「クッパ、速く我を取り戻しやがれー!」
「最終栗坊大火炎!」
クッパへの思いもこもった、熱い炎が巨体を貫く。
クッパはそのままゆっくりと倒れ、失神した。

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