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163.クリボージャー、そしてゲームレンジャーへ
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235 :ハイパーキングクリボー
2021/03/11(木) 23:07:37
爆音。そして爆炎。
ただ、炎と煙の中から現れたのは、
「無敵マリオ!」
クリ岡「そんなあぁ...!」
8人「えええーーー!!?」
炎の中を7色の光を出しながら突き進むマリオ。
クリ「逃げろ!」
マリオはまずタワー兄妹を追った。ダッシュも速くなっている。すぐに追いつかれそうになってしまう。
タワー兄「おい!俺がマリオにやられる直前にジャンプで逃げろ!」
タワー妹「ええっ?」
「いいからっ!」
その言葉の直後、マリオがタワー兄に突進。妹はバック宙でかわした。そのまま振り返らずに逃げる。マリオもすぐ後を追う。
ガール「ちょい!そうはさせないよ!帽子投げ!栗砲!」
だが当然無敵マリオには痛くも痒くもない。そのままタワー妹をもはね飛ばした。
「キャー!」
そして次に狙いをつけたのは近くにいたガールクリボー。
「来ないで来ないで来ないで...!」
勢いそのままにガールクリボーにも体当たり。
そしてクリボーに目を合わせ突進。
パタ「空中に逃げれば勝ちだ!クリボー!俺に乗れ!」
「...ああ!」
クリボーはその声を聞き、パタクリボーに向かって走る。
だが遅かった。
マリオはパタクリボーの元へとジャンプしたクリボーに無敵のままパンチ。
と同時に無敵の効果が切れた。
広い野原に、タワー兄妹、ガールクリボー、そしてクリボーが横たわっている。
こでか「...マリオてめえ!」
マメ「なんてことを...!」
クリ岡「みなさん、ライフアップキノコを!スターでのダメージなので、復活するかどうかは分かりませんが...死んじゃいないはずです!
マリオさん、許しませんよ、ほうだいボックス!」
あと弾が2発のほうだいボックスでのバズーカ。だが無残にもよけられる。
マリオ「もう分かったろ。諦めるんだ。何度やっても勝てやしない。」
「んなわけないだろーよ、マリオ。」
声の主はこでかクリボーでも、パタクリボーでも、マメクリボーでもカキボーでもクリ岡でもない。
仰向けのまま声を発したのはクリボー。そして自力でゆっくりと起き上がった。
「勝てやしないだと?それは違うな。諦めなければ、いつか勝つんだぜ。」
「バカな...!」
こでかパタマメカキ「クリボー...!」
カキ「ま、マリオなんか俺達に勝つには10000年早いからな。」
こでか「それはマリオ側が言うやつな」
マリオ「この期に及んでボケかます余裕があるのか!?」
パタ「ま、それがクリボージャーだからな。」
マメ「だね!なんか元気湧いてきたぞ~!」
マリオ「なんでまだ立つ!?そんなにしてまで...ピーチ姫が欲しいのかよー!」
クリ「そんなことは、どうでもいい!」
ーピーチ城ー
ピーチ「...」
デイジーキノじい「...」
ロゼッタ「...クスッ」
クリ「マリオ...お前には数えきれないくらいの仲間が踏まれてきた。俺はクッパ軍団時代、クリボーのリーダーをしていてな...戦地に赴くクリボーのほとんどは、大ケガで帰ってきてたよ...それを見るたび、辛かった。クリ村にいる俺の弟、妹たちも同じ目に遭うかと思うと辛くてたまらない。俺らだって好きでマリオと戦ってる訳じゃなかったし、好きで踏まれてるんじゃない。だから、俺はお前に、仲間の分まで、やれるところまで戦うんだ!そして絶対に勝あつ!!」
マリオ「そうだったのか...!」
クリ「失敗したとしても、この一撃に全てを込めるぞ!!」
こでかパタマメカキ「おう!!」
「ファイブ・オブ・クリファイアー!!!」
みんなの思いが込もった、渾身のファイア。それは今までのどの炎よりも熱く燃えていた。5人の、8人の、いや、全てのクリボーの魂の炎が、マリオを貫いた。
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