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171.ゲラフィ生物学会
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18 :迅
2021/02/15(月) 17:49:45
さぁ、ゲラフィ生物学会座談会の後半だ。今回はカンブリア紀に生息していた生物の紹介及び、個人的見解を交えた考察をして行こうと思う
〜カンブリア紀に生息していた生物〜
【アノマロカリス(Anomalocaris)】
古生代カンブリア紀の海に生息し、同属の生物で最も著名なのがこのアノマロカリス。
カンブリア紀当時の生態系ピラミッドの頂点に鎮座していた存在であり、前半でも話した通りオルドビス紀、デボン紀に同門の生物が確認されている。また、櫂に似た13対の鰭を使って泳ぐ。
一対の複眼を持ち、個眼の数は約16000個とイエバエの約8倍(イエバエは2000個)の数を誇り、トンボの28000個に匹敵する。
食性については肉食であり、前半でも話したように三葉虫の捕食痕の正体であると一時期考えられていた。しかし、アノマロカリスの歯は他のアノマロカリス類に比べて不規則に並んでおり、堅い殻を噛み砕けるような作りはしていない。
当時の生物としては大型の部類に入り、58cmもの体長を持っていたとされる。
〜考察〜
早速考察に入る。
まず、早く動く昆虫ほど複眼中の個眼が多くなる傾向にある事から、アノマロカリスは相当な速さで泳いでいたのではないかと考える。
ちなみに、アノマロカリスの遊泳方法は現代のエイやコウイカと同じであり、二種の遊泳速度を見るに相当なスピードが出ていたと思われる。
また、これを単眼の数で補う形で進化したものがオパビニアであると考えているが、あくまでも個人的な見解なので鵜呑みにするのはNG。
次は三葉虫について紹介するぞ
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