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193.『戦隊学園』制作スタジオ
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23 :小説
2021/05/08(土) 02:15:26
「きみのちっぽけな勇気も、身体もタマシイも全部、ここで終焉しろ。」
私は変身を解かれ、身動きも取れずに横たわって居る。闇はもぞもぞと私を蝕む。抵抗する気力も、起きなくて。
「やめたまえ!!」
朦朧とする意識の中、御芝居で聞いたような大仰な声がした。
闇はだりぃという風に受け答える。「誰だにゃ。」
「我、闇を払う者。戦隊界のプリンス、レジェンドレッド!ここであったが1000年目。今日こそ決着の時だ!」
またもやもったいぶった声。
だが次の瞬間には、闇が彼に標的を変えていた。
「クソがぁぁああああ!!しねやあああああああああああああ!!!」
レジェンドレッドは腰の鞘から白い短剣を引き抜く。
「心臓にグサリ。」
ひょいと短剣を投げる、それだけだった。闇は消え去り、私は、気を失った。
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