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193.『戦隊学園』制作スタジオ
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2021/08/18(水) 23:01:37

七海と楓は水族館の様なスペースに逃げ込んでいた。

「ここは何?」
「元々スイエイジャーとか、水中戦をメインに行う戦隊の訓練用プールだった。でも今は巨大な水槽になってて、水生生物がいる。」

ドバン!と銃声。
「あっぶね!」
追っ手のズーレンジャーたちは七海たちを見つけると容赦なく麻酔銃を発砲してきた。
「飛び込もう!」
そう提案したのは楓だった。
「正気?サメでも居たらどうすんの?」
「居ないよ!他に逃げ場は無いし!変身すれば水中でも息ができるんだよ。ゴー!」
楓はコボレブルーに変身すると水槽の中に飛び込んだ。
「やっぱり度胸持ちだよ楓。」
七海も変身し、それに続く。

水中は真っ暗だった。
七海は楓の後ろについて水底を歩いて進む。楓のブルーのスーツが水の色に溶け込み、七海は時々彼女を見失いそうになった。
(ん・・・?)
七海は嫌な予感がして、楓の腕をつかんだ。
(なんか来るよ、サメかも!)
(ジョーズの見すぎだよ。ここにサメは居ないって!)
だが大きな魚影が近付いて来る。
2人はピッタリくっついて縮こまって居た。

(わああああああああああ!!!)

巨大な顎が姿を現した。
サメだ。
2人は我先にと泳いで逃げる。
するとサメの身体がパカッと割れ、3人の戦士が姿を現した。

(竜宮戦隊シンカイジャーだ!オチコボレンジャー、相手をしろ!!)

偽物のサメであった。
七海は怒りに任せ電気魔法を使う。
(七海ちゃん、水中で使っちゃ・・・!)
(スタン・ガーン!!)
効果は抜群だった。
電撃がシンカイジャーを一掃したが、同時に七海と楓の身体も痺れる。
2人は何とか水槽を脱出した。

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