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193.『戦隊学園』制作スタジオ
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2021/05/22(土) 00:58:37
期待と不安と緊張と、それにちょっぴり浮かれ気分の入学式。
校長の祝辞が終わると、私は列の先頭から1人はなれ、カツカツと壇上への階段を上がる。
マイクの前に立ちホールを見渡すと、全学年全クラスの1000は超えるであろう生徒たちが私を見上げていた。
それも、奇異の目で。
もちろんそんなのは慣れている。私を見れば誰もが振り向くし、私の容貌を一般的だと思う人はいない。
私はゴホンと1つ咳払いをしたのち。
「こん!聞こえますかー!!」
元気いっぱいにそう叫んだので放送機器がキーンとすごい音を出した。
「はい。見ての通りのアルビノ(albino)です。生まれ持ったこの身体のせいで、辛い思いもいっぱいしました。
戦隊、それは私の憧れです。幼いころに戦隊に助けられた経験のある私は、迷わずこの学園を志望しました。
私は戦隊ユニットを組み、プロの戦隊になれるよう励みます。そして卒業するころには、色とりどりになっていたいんです。私の話は以上です。」
「新入生代表、小豆沢七海。」
出席番号1番はいつもこういう役回りだ。
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