アマゾン

スレ一覧
193.『戦隊学園』制作スタジオ
 ┗48

48 :5
2021/05/22(土) 00:58:37

期待と不安と緊張と、それにちょっぴり浮かれ気分の入学式。

校長の祝辞が終わると、私は列の先頭から1人はなれ、カツカツと壇上への階段を上がる。
マイクの前に立ちホールを見渡すと、全学年全クラスの1000は超えるであろう生徒たちが私を見上げていた。
それも、奇異の目で。
もちろんそんなのは慣れている。私を見れば誰もが振り向くし、私の容貌を一般的だと思う人はいない。

私はゴホンと1つ咳払いをしたのち。

「こん!聞こえますかー!!」

元気いっぱいにそう叫んだので放送機器がキーンとすごい音を出した。

「はい。見ての通りのアルビノ(albino)です。生まれ持ったこの身体のせいで、辛い思いもいっぱいしました。
 戦隊、それは私の憧れです。幼いころに戦隊に助けられた経験のある私は、迷わずこの学園を志望しました。
 私は戦隊ユニットを組み、プロの戦隊になれるよう励みます。そして卒業するころには、色とりどりになっていたいんです。私の話は以上です。」

「新入生代表、小豆沢七海。」

出席番号1番はいつもこういう役回りだ。

[返信][編集]



[管理事務所]
WHOCARES.JP