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193.『戦隊学園』制作スタジオ
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2021/05/22(土) 23:16:13

「あたし、動物好きでさ、生物クラスなんだ!試験で馬に乗ったりしたんだよ!」
楓は嬉々として話している。
「七海は?」

「私は文学クラス。」
「文学かぁ・・・何やるんだろ?」
「戦隊の兵法について学ぶ最もオーソドックスなクラス。私、これといって得意分野ないからさぁ。」
すると突然、私の机がガタッという音と共にズレた。
見ると男子生徒が足を引っかけていた。眼鏡をかけ、ニヤニヤと笑っている。

「今、わざと蹴ったよね。」

「戦隊の祖と呼ばれているのは何だったか?」
男子生徒は私を無視し質問を飛ばした。

戦隊の祖。私にはわからない。

「ゴリンジャーだよ!」
楓が答えた。
「お前には聞いていない。」
ちっと舌打ちをして、
「では、戦隊で最初に巨大兵器を運用したのは何だったか?」

わからない。

楓を見ると、口をパクパクさせて答えを教えてくれようとしていた。
でも、知ったかぶりをする気もなくて。

「知らない。それを勉強するために、ここに来たから。」

「おかしいな。文学クラスは本来、エリートの集まる場所のはずだが。」
男子生徒は冷ややかに笑う。
「僕のことも知らないだろうな。天堂茂(てんどう しげる)、父はニッポンジャーの隊長だ。まあこの学年で一番だ。お前は何故文学クラスに入れたのか不思議なくらいだが、退学するまではよろしくな。」

天堂茂は手を差し出した。
嫌なやつでも一応挨拶くらいはする。私は手を取ろうとするが。

「おっといけない触ってしまった、白いのがうつる」

彼は指が触れるなりサッと手を引っ込めた。
そして自分の席に戻って行った。

私はちょっと嫌な気持ちになる。

「なにあいつ!!うっざ!」
楓は天堂茂の背中に向けて中指を立てていた。

「そろそろ先生が来るみたいだぞ!席に着け!」

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