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193.『戦隊学園』制作スタジオ
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62 :19
2021/05/23(日) 00:29:11
「将軍!」
砲台に埋まり込み、身動きの取れないプリエール。部下の兵隊たちが群がって助け出そうとしている。
「ではとどめを刺そう。レジェンドタイフーンだ!」
志布羅一郎は指揮棒を回転させると、光の弾をを作り出した。
「砲台ごと消し飛ぶがいいのか?」とブルー。
「仕方がないだろう。もしもの時はそうしろと、校長からの通達も受けている。」
「よし。」
「Pink!」
「Green!」
「Yellow!」
「Blue!」
「Red!」
5人の戦士が次々と光の弾ををパスし、徐々に威力を高めていく。まるで、バレーボールのように。
「最後は君だ、White!」
弾はこちらに飛んできた。
「任せて下さい。」
私は変身を決めると、大きくジャンプした。
「Finish!!」
キックが決まり、弾は一直線に敵に向かって飛んだ。
「まずい!」将軍を置いて散り散りになる兵隊。
「待てコラ!うわ~来るな来るな来るなあああああ!!!!!」
弾は回転しながら、虹色に輝いて見えた。
「なんだ!虹が見える・・・虹が・・・きれい・・・うわあああああああああ!!!!!」
虹の弾はプリエールの顔面と砲台を貫通した。
砲台はスパッと折れ、直後木っ端微塵に吹き飛んだ。
轟音とともに砲門が落下し、兵隊たちを押し潰した。
「レジェンドタイフーン・虹です。」
「Horns Down。」
志布羅一郎は指揮棒を下ろした。
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