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212.小さな殺し屋さん
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144 :ねむねむ
2022/01/25(火) 23:25:03

3つの問い 解答(作者が思ってるやつ)

Easy:『保健室の先生の追憶』にあった、興奮していた生徒とは誰だったのでしょうか。
これは、山本。野村は興奮していない。
山本は彼女の哀れな姿に興奮していました。
また、保健室の先生の追憶で、扉の方の生徒と言っています。
扉を開けたのは、山本なので、そこからも山本だということがわかります。要するに、野村は山本の肩越しから事件を眺めていたわけです。

Difficult:計画を最も成功させた人は、誰だったのでしょう?
これは、野村です。(げらっち当てててすげぇ。)
Difficultが分かればHardもたぶんわかるようになっています。
おかしいと思いませんか?
もし爆弾に気づかれたら野村は殺されるから、そうなったとしても山本を殺せるようにゲームを改造した……本編ではそういう風になっているわけです。
でも、爆弾に気づかれる可能性があるとわかっていて、なぜ爆弾にしたのでしょう?
野村が実際に会って直接殺した方が確実だと思いませんか?
それに、爆弾に気づかれたら殺されてしまうのです。
そこまでして爆弾にこだわる理由があるでしょうか。
思い出してみてください。
25年前の事件で、彼女が死んだあと、野村は言っています。
『彼女は、美しかった』と。
大事なところは、死んだあと、というところ。
そう、野村は、彼女が好きだった。
でも、眠った……死んだ彼女のことも好きになったのです。
そして、実質、彼女は山本が殺したようなものだと知った。
視点を変えてみてください。
野村の目的は、彼女の復讐なんかじゃない。
彼女と同じ運命を、辿りたかったのです。
狂おしいほどに、愛していたのです。
ゆがんだ愛ですが、野村にとっては愛でした。
だから、彼女と同じ、山本に間接的に殺されたかった。
そう、山本は野村に利用されていたと言っても過言ではありません。
よって、山本に殺された野村は、全て計算通りだった。
本文中にも、野村が何かに気づいた場面がありましたね。
山本が彼女をゲームにしたいと言ったときのことです。
『俺は、ひらめいた。
 そうか、それなら……』
とあります。
野村は、この時からこのシナリオを考えついていたのです。
山本を殺し、自分も殺される。
彼女と同じ運命をたどり、彼女と自分の復讐も兼ねてしまう。
そんな、シナリオを、この時からずっと。
山本が爆弾に気づかない可能性もあったでしょう。
でもそれでも、山本を殺してしまった罪悪感にとらわれて自殺、という筋書きができる。
それは、山本が殺した、と、言えなくも、ない。
それに、山本が気づかないわけがないと、確信していたことでしょう。
だって、試作品はもうあるのに、新しいゲーム機をわざわざ作って、渡した。
それは、とても不自然なことですから。
山本は、最後まで気づいていませんでした。
自分が、利用されていたということに。
ね?
真実って、時に美しく、残酷なものでしょう?

Hard:最も狂っていたのは、誰だったのでしょう?
これは、一応、野村です。
殺されるために動いていたようなものですから。(詳しくはDifficultの解説をご覧ください。)
まぁでも、たしかに洗脳術使える時点で山本狂ってるっていうげらっちの意見も「……確かに!」って思ったので、それも正解です。

以上が、小さな殺し屋さん 番外編の全貌です。
皆様のご期待に添えることが出来ましたら光栄です。
またいつ、繋がってくるか分からない……
小さな殺し屋さんの悲劇は、まだ、はじまったばかりなのですから。

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