アマゾン

スレ一覧
┗217.選択肢のあるストーリーで遊ぶスレ(281-300/809)

|||最初のレス|最近のレス|検索|書き込み|更新
281 :暇人大魔王
2022/04/03(日) 16:08:28

>>280一応俺にも300くれるのか
ヨコヅナレッドって戦隊学園に出てきたアイツ...?

[返信][編集]

282 :げらっち
2022/04/03(日) 16:23:30

>>281 そーだよ。
ただし時間が合致しない…(戦隊学園は2041年)
父の先代ヨコヅナレッドってことにしようか…

ただし防御力は違うので、木野はすぐに大ダメージを負う。
あー装備品も作れば良かった…

[返信][編集]

283 :暇人大魔王
2022/04/03(日) 16:25:39

いやあれだけの参加者がいてちゃんと話に添ってコマンドやアイテム作れてるだけでもすごい
とりあえず防御力が欲しいなー
1ターンだけでも耐えられるようにしないと

[返信][編集]

284 :げらっち
2022/04/03(日) 16:27:59

ははは

りんごはカタログを読んでるので1ターンはしのげそう。
明日までにシナリオ書く!

[返信][編集]

285 :げらっち
2022/04/04(月) 00:08:15

今までのシナリオ
>>126,127,133,136,137,140,160,162,165,172
>>173,174,175,178,179,184,187,200,205,207
>>222,223,254,258,265,268,269,270,271,273

本編サボって30レスも書いてしまった……

[返信][編集]

286 :すき焼きのタレ
2022/04/04(月) 00:12:53

>>252途中参加失礼
迅で~

[返信][編集]

287 :げらっち
2022/04/04(月) 00:14:29

迅選びそうな気がしてたぞ。

92……潤(リアル失踪により離脱)
暇人……木野小太郎(唯一中の人と同じ)
露空……タレ
やき……クロボー師
黒帽……りんご
タレ……迅

[返信][編集]

288 :すき焼きのタレ
2022/04/04(月) 00:16:16

今までのシナリオ読んでいいやつですか?

[返信][編集]

289 :げらっち
2022/04/04(月) 00:17:22

いいですよ
本編くらい頑張って書いてるので

[返信][編集]

290 :げらっち
2022/04/04(月) 03:53:00

>>270のつづき

りんごvs木野小太郎。

戦闘中であるにかかわらずりんごは読書を始めた。
スマホが暇つぶしの最愛の友であるりんごは、文庫本などと交友関係を築いたことはない。彼女が読んでいるのは『メンズスター怪人カタログ』。時刻表のようなぶ厚さだ。
「フムフム…」

【キノコ怪人超ウルトラハイパーグレートキングキノボー】
体長80㎝。重量5㎏。
通称HKK。
迅がゲラフィー農園で栽培した茸に寒ギャグを言う心が宿った怪人。
攻撃力が皆無に等しいも、ゴキブリ並みの生命力とどんな環境にも馴染める順応力を買われ、斥候長に任命される。
しかし誤字だらけの報告書がゲラッチの怒りを買い、勘当される。木野小太郎に変化し人間界にて生活、CGRに寝返った。

【木野小太郎】
体長160㎝。重量23㎏。
中学1年生の姿だが、知能は小学生レベルと分析されている。
藤田玲子《p226 メンズスターの敵の項を参照》の舎弟としてと行動を共にしている。
藤田玲子に踏まれると内心喜んでいる。
潜在魔力が弱すぎてコミュニティアプリを使用しても変身ができず、生身の状態で頭突きなどをして戦う(茸時代の癖であろうか)。
茸時代は手が無かったため手先が不器用。視力も悪く、眼鏡を掛けている時もある。
魔法に変わるものとして独自に開発した茸妖術を利用する。人の感情を操ったり、茸を大量発生させたりする。

【量産型キノボー】
体長50㎝。重量3㎏。
HKKの菌糸を培養して作られた、劣化コピー。
メンズスターの斥候や戦闘員、工作員、雑用係などとして幅広く使役されているが、攻撃力のみならず生命力もほぼゼロに等しい。
知能もHKKの下位互換であり、基本は「キノキノ~」としか喋れない。但し、キノボージャーに任命された個体は特殊訓練を受けたため喋ることが可能。
クロボー師が怒鳴っただけで吹っ飛ばされて死亡した例もある。

【キノコ怪人こでかキノボー】
体長180㎝。25㎏。
そこそこでかいキノボー。でかいだけであまり強くない。
キノボージャーに任命された個体も存在。

【キノコ怪人パタキノボー】
体長55㎝。重量3㎏。
羽の生えたキノボー。低くだが飛べる。
キノボージャーに任命された個体も存在。

【キノコ怪人マメキノボー】
体長1㎝。重量1g。
豆のように小さなキノボー。風と共に飛んで行ってしまう。
キノボージャーに任命された個体も存在。

【タケノコ怪人タケボー】
体長60㎝。4㎏。
迅が炊き込みご飯を作った時に余った筍を改造して作られた怪人。キノボーと違い一個体しか存在しない。
キノコ怪人とは根本的に生い立ちが違い、完全アウェーながら、キノボージャーに任命された。

【集合体タワーキノボー】
体長2~5m。重量20~50㎏。
多数のキノボーが陣形を組んだ姿。

【巨大化キノコ怪人でかキノボー】
体長50m。重量50t。
レモーンの育成により、こでかキノボーより更に大きくなったキノボー。一個体しか存在しない。

【キノコ怪人コケキノボー】
体長45㎝。体重2㎏。
量産型キノボーの突然変異種。チョコボールの金のエンゼルが出る確率で発見される。
能力値は通常のキノボーと同じかやや劣る。


りんごはそれを読んでいると、眠くなってきた。

[返信][編集]

291 :げらっち
2022/04/04(月) 04:14:42

「23㎏とかかっる‼僕ちんの半分しかないぞい。踏み潰してあげるよ!」
「ふふふ...僕を舐めてもらっちゃ困りますよ笑 茸妖術ワライダケ!」

木野小太郎が変な構えを取った次の瞬間、りんごの体に異変が起きた。腹の底からムズムズと、何かがこみあげてくる。
嘔吐ではない、笑いだ。
全身をくすぐられているような感覚。
りんごは、此の世の総てがコメディであるかのような楽観的な思考に犯された。目の前にいるマッシュルームカットのとぼけた小男は、芸人だろうか。

「ぷっ……あ草草くさクサくさくさあwwwwwwwwww(((o(*゚∀゚*)o)))いや顔おもろ‼」

木野小太郎はそのとぼけた顔で笑わせたのみならず、寒ギャグをたっぷりお見舞いすることにした。
「りんごさ~んまさかそんなに笑うなんて酔っぱらってますか?お酒たっぷり飲める人って、しゅごういですよね わらわら」
「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
りんごはフィールドにかがみこんでお腹をおさえている。食中毒のようにおなかが痛い。更にりんごの脳内には人生の抱腹絶倒シーンばかりが再生された。厳格な話を終え壇上から降りる際にバナナの皮に足を滑らせた真理雄校長、班の発表でガニ股でヘン顔して一発ギャグをかますも滑り散らかしたタレ……
笑い過ぎて息ができない。HPがどんどん削られていくではないか。



1時間ごとにHP20ずつ減っていきます!

行動を選択してください。

りんご 残りライフ3 HP280
こうげき→スタン・ガーン
     サンダー
     りんごタイフーン(自爆。敵を確実に倒せるがライフが1減ります)
     帯電キック
     びりびりアッポー(試作段階)
アイテム→グミ(黄)
     神秘のお守り
ぼうぎょ
にげる


木野小太郎 残りライフ1 HP300
こうげき→頭突き
     茸妖術オコルダケ
     茸妖術スネルダケ
アイテム→グミ(赤)
     グミ(紫)
     戦隊ハヤシライス
ぼうぎょ
にげる

[返信][編集]

292 :げらっち
2022/04/04(月) 04:25:23

>>271のつづき

タレvsオーキニファイブ。

オーキニファイブはおくゆかしい舞を披露した後、陣形を組み、必殺技を発動する。

「無双オーキニ!」

「不味い!オメパフラッシュ!」

タレも咄嗟に反撃し、2つの光がぶつかり合う。
無双オーキニの破壊力は凄まじく、フィールドがめんこのようにめくれ上がった。オメパフラッシュは掻き消され、タレは被弾した。
「なんやねーん☆」
全身の骨がポキポキと折れた。

1564ダメージ。

ゲームオーバー。



行動を選択してください。

タレ 残りライフ1 HP300
こうげき→アマゾンサーベル
     生えろ草
     縛れ草
     安全地帯
アイテム→グミ(桃)
     戦隊カレー
ぼうぎょ
にげる

[返信][編集]

293 :げらっち
2022/04/04(月) 04:46:40

>>273のつづき

クロボー師vsドスコイジャー。

クロボー師はシルクハットの中に潜ませている4種の銃のうち、ショットガンを取り出し、ヨコヅナレッドに狙いを定めた。
「将を討てば俺の勝ちだ。狙うぜ金星、殊勲賞!ぶっこわーーーーーーーす!!!」
散弾銃は細かな狙撃に不向きな一方、破壊力は抜群だ。引き金を引くも、
「ウボワァー」
銃が暴発し、爆裂。クロボー師は真っ黒焦げになった。

125ダメージ。

「チキショー、これは迅に撃たせて自滅させるための“普通じゃない”ショットガンだったのを忘れてたぜ。付箋でも貼っとくべきだったなあ。チンパンジーも木から落ちると言うが…」

クロボー師は銃身のひん曲がった銃をガンと投げ捨てた。
ドスコイジャーは四股を踏み、衝撃波で攻撃してきた。
「ごっつぁんです!ごっつぁんです!相撲は国技でごわす!八百長も賭博もしてないし麻薬にも手を染めてないし暴力問題など微塵もない、潔白でごわす!どすこい!」
震度7の揺れに襲われ、クロボー師はフィールドに叩きつけられる。

30ダメージ!30ダメージ!30ダメージ!

「デブども、この俺に姑息な手は通用せん。野球はツーアウトから、ヒーローは負けそうになってから逆転するものだ。」



行動を選択してください。

クロボー師 残りライフ2 HP85
こうげき→ぶっこわライフル
     ドクゼツマシンガン
     普通の拳銃
     変身
アイテム→グミ(白)
     酒
     キャスストーンの贋作
ぼうぎょ
にげる

[返信][編集]

294 :げらっち
2022/04/04(月) 05:33:42

「遂に……この俺の出番だ……ひっくり返してやるぜ、この糞ッタレの世界をよ!満を持して……暴れるぜ、ヴェハハハハハハハ!!」

《迅 参戦!》

メンズスターのトレーニングルームで読書に耽っているのは、いつもは物静かな男、迅。
「脳筋馬鹿とは言わせねェ。肉体を鍛えた後は頭も鍛える。脳の筋トレ、これが俺流の脳筋だ。」
そこに、
「まったく、予備費でこれほどのトレーニング機器を購入するとは遠慮会釈のない男だな。」
メンズスター部長・ゲラッチその人現る。
「まあ、私はお前のそのような点を買ったわけだがな。」
ゲラッチは例によってゲラゲラと笑った。
「ちゃんと使ってんだから文句ないでしょうが使ってんだから。おたくこそ変なコレクションに金掛けてねーで己を磨けよ!自己研鑽!この四字熟語を覚えて帰んな!」
「して、迅よ。お前に頼みがある。無論、お前の選択できるレスポンスは“YES”の1つしかないが。」
ゲラッチは迅の座っているプレスベンチの隣に腰掛けた。迅は嫌な顔をして席を立った。

「クロボー師に命じた“CGR潜伏作戦”が停滞しているようだ――停滞ならまだしも、回れ右して後退を始めた。CGRに情が移ったのか、はたまた元からヒーローを志していた願望に火がついたのか、奴はCGRにすっかりと馴染んでしまった。」

内部からブッコワす作戦など放棄してしまったということだ。

「そこで迅、お前にその任務を継いでもらいたい。CGRに入隊し、今度こそ内側からぶっ潰すのだ。これを山彦の術という。」

「だが断るッ!あのかまってちゃんのお尻拭き、もとい尻ぬぐいなんてしたくねー。イェスマンならそこら辺にうじゃうじゃ居んでしょーが。副部長とか下級怪人をあたりゃいいだろ?」

しかしゲラッチは、その返答など想定内というように、眼鏡の下の鋭い目つきで迅を見た。
「言っただろう。お前のレスポンスは1つしかない。お前はわかっているはずだ。何故自分を鍛え上げ、叩き上げてきたのかを。極道とは道を極めるということだ。お前の力を、お前を爪弾きものにしたこの世界に、見せつけてやりたい、知らしめてやりたい、そういうことだろう。“NO”と言うはずがない。そのチャンスをふいにするわけがないのだから。」

果たして迅はYESと言った。

[返信][編集]

295 :げらっち
2022/04/04(月) 06:08:46

戦隊バトルトーナメントに、動きがあった。

直通戦隊センガクジャーが地元での怪人出現の報せを受け、棄権した。
砲兵戦隊バズレンジャーの不戦勝が決まると思いきや、飛び入り参加があった。

「おいおい、闘神の異名を誇る俺っちを抜きにしてバトルトーナメントなんかしてんじゃねーよ!」
バイクに乗った大柄な男が闖入した。ライダーが戦隊村に来るのは女子トイレにオヤジが入るようなものだ。
ついでにそのバイクは数人を跳ね飛ばした。
男はメットを取った。

迅であった。

『“通りすがりの迅”さんの参加により、急きょ対戦が組まれました。』と実況。

隣のフィールドでドスコイジャーと戦っていたクロボー師は、口をあんぐりと開けた。
「あれっ、DQNの迅ちゃんじゃないのォ?>>265によると2回戦で当たっちまうなぁ。まああいつのことだ、1回戦で負けるかもしれん。」

迅はこの大会で優勝し、CGRに力を見せつけ、入隊させてもらう算段だった。

迅はフィールドに上がると、準備体操を始めた。
「フッ…ファッはっはっはっ!!青空が目に染みる!これが俺のデビュー戦ってわけだ!相手はどんなやつだ?」

相手は、人生の先輩たち。
つまり高齢者だった。

バズレンジャーの5人は杖を突きながら入場し、ヘルパーに付き添われている者もいる。
特養から抜け出した認知症の老人たちが花見と間違えて来てしまったのだろうか。
「ヴェッハァ!?おいおいおじいちゃんたち!俺の闘気だけで心臓麻痺をおこしちまうんじゃねえか?悪いこたぁ言わねェ、白寿まで生きたいなら今すぐそこから降りな!おはぎでも作ってやんよ!」
だが老兵たちは、ラジオ体操の第二に差し掛かった迅にバズーカを向け、容赦なく撃ちまくった。

迅は悲鳴を上げた。
「ぴゃあああああ!!💦」



行動を選択してください。

迅 残りライフ3 HP300
こうげき→迅雷漸
     ネリーちゃんスペシャル
     毒入り特製タイチャヅケ
     ライダー攻撃
     そり攻撃
アイテム→なし
ぼうぎょ
にげる

[返信][編集]

296 :げらっち
2022/04/04(月) 06:25:30

>>291
2時間経過したのでりんごの残りHP240

[返信][編集]

297 :やっきー
2022/04/04(月) 07:10:44

>>293
そういう『普通じゃない』だったのか。死ななくてよかった。
ぶっこわライフル使います。

[返信][編集]

298 :黒帽子
2022/04/04(月) 07:38:22

>>291
帯電キック

[返信][編集]

299 :露空
2022/04/04(月) 09:00:01

とりま縛れ草で拘束します
んで様子見

[返信][編集]

300 :暇人大魔王
2022/04/04(月) 10:30:02

木野小太郎そんなに軽かったの!?人間形態だから人間らしい体重になってるんじゃないのか


この戦況は非常にまずい...頭突きで勝てるはずもないので茸妖術スネルダケ使います
さすがに部長もどこかに勝機があるようには作ってるでしょ

[返信][編集]

|||最初のレス|最近のレス|検索|書き込み|更新

[管理事務所]
WHOCARES.JP
281 :暇人大魔王
2022/04/03(日) 16:08:28

>>280一応俺にも300くれるのか
ヨコヅナレッドって戦隊学園に出てきたアイツ...?

291 :げらっち
2022/04/04(月) 04:14:42

「23㎏とかかっる‼僕ちんの半分しかないぞい。踏み潰してあげるよ!」
「ふふふ...僕を舐めてもらっちゃ困りますよ笑 茸妖術ワライダケ!」

木野小太郎が変な構えを取った次の瞬間、りんごの体に異変が起きた。腹の底からムズムズと、何かがこみあげてくる。
嘔吐ではない、笑いだ。
全身をくすぐられているような感覚。
りんごは、此の世の総てがコメディであるかのような楽観的な思考に犯された。目の前にいるマッシュルームカットのとぼけた小男は、芸人だろうか。

「ぷっ……あ草草くさクサくさくさあwwwwwwwwww(((o(*゚∀゚*)o)))いや顔おもろ‼」

木野小太郎はそのとぼけた顔で笑わせたのみならず、寒ギャグをたっぷりお見舞いすることにした。
「りんごさ~んまさかそんなに笑うなんて酔っぱらってますか?お酒たっぷり飲める人って、しゅごういですよね わらわら」
「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
りんごはフィールドにかがみこんでお腹をおさえている。食中毒のようにおなかが痛い。更にりんごの脳内には人生の抱腹絶倒シーンばかりが再生された。厳格な話を終え壇上から降りる際にバナナの皮に足を滑らせた真理雄校長、班の発表でガニ股でヘン顔して一発ギャグをかますも滑り散らかしたタレ……
笑い過ぎて息ができない。HPがどんどん削られていくではないか。



1時間ごとにHP20ずつ減っていきます!

行動を選択してください。

りんご 残りライフ3 HP280
こうげき→スタン・ガーン
     サンダー
     りんごタイフーン(自爆。敵を確実に倒せるがライフが1減ります)
     帯電キック
     びりびりアッポー(試作段階)
アイテム→グミ(黄)
     神秘のお守り
ぼうぎょ
にげる


木野小太郎 残りライフ1 HP300
こうげき→頭突き
     茸妖術オコルダケ
     茸妖術スネルダケ
アイテム→グミ(赤)
     グミ(紫)
     戦隊ハヤシライス
ぼうぎょ
にげる

293 :げらっち
2022/04/04(月) 04:46:40

>>273のつづき

クロボー師vsドスコイジャー。

クロボー師はシルクハットの中に潜ませている4種の銃のうち、ショットガンを取り出し、ヨコヅナレッドに狙いを定めた。
「将を討てば俺の勝ちだ。狙うぜ金星、殊勲賞!ぶっこわーーーーーーーす!!!」
散弾銃は細かな狙撃に不向きな一方、破壊力は抜群だ。引き金を引くも、
「ウボワァー」
銃が暴発し、爆裂。クロボー師は真っ黒焦げになった。

125ダメージ。

「チキショー、これは迅に撃たせて自滅させるための“普通じゃない”ショットガンだったのを忘れてたぜ。付箋でも貼っとくべきだったなあ。チンパンジーも木から落ちると言うが…」

クロボー師は銃身のひん曲がった銃をガンと投げ捨てた。
ドスコイジャーは四股を踏み、衝撃波で攻撃してきた。
「ごっつぁんです!ごっつぁんです!相撲は国技でごわす!八百長も賭博もしてないし麻薬にも手を染めてないし暴力問題など微塵もない、潔白でごわす!どすこい!」
震度7の揺れに襲われ、クロボー師はフィールドに叩きつけられる。

30ダメージ!30ダメージ!30ダメージ!

「デブども、この俺に姑息な手は通用せん。野球はツーアウトから、ヒーローは負けそうになってから逆転するものだ。」



行動を選択してください。

クロボー師 残りライフ2 HP85
こうげき→ぶっこわライフル
     ドクゼツマシンガン
     普通の拳銃
     変身
アイテム→グミ(白)
     酒
     キャスストーンの贋作
ぼうぎょ
にげる

126 :げらっち
2022/03/23(水) 00:54:09

第1話 


2021年5月某日。
学校の帰り道を歩くのん気な男女の姿があった。
「今日はたまたま学校の終わる時間同じでしたね!奇跡です!✨」小6のルル。
「真理小と兵中だけじゃなく潤さんの高校まで同じ時間に終わるなんて本当に奇跡ですね~✨」中1の木野小太郎。通称キノコ。
「お前が✨つけんな。」
同じく中1のタレがキノコを蹴飛ばした。
「今日は部活もないしこの後どないしよう?」
「う~ん。駅前においしそ~~なパン屋さんができてたから、行ってみない?(`・ω・´)」高1の潤。
「いいね×10!」
4人は同じ真理類町に住む友達同士だ。
「私その場所知ってますよ!こっちですよね?」
ルルは張り切って、1人スキップして先を急ぐ。
「あ、ルル!1人で行くと危ないよ!」

すると。


「俺と契約してメンズスターの一員になってくれ。」


知らないおじさんが私の前に仁王立ちしてそう言っていた。
「おい。」
何この人。年甲斐もなく全身真っ黒いスーツにシルクハットなんてかぶって、すごく変。そこ車道の真ん中だし。
「おめーだよ、おめー!!」
独り言?それとも私に話しかけてるの?私、下校中なんだけど…
「ブッコワーーーーーース!!!」
「ぴぎゃあああああああ(⊃ Д)⊃≡゚ ゚」

変なおじさんに腹を殴られて、私はついに返事をしてしまった。すごい勢いで殴られたので大きく吹き飛び、ランドセルが身体から分離し生け垣の中に入ってしまった。

「ルルー!!」
潤たちが追いついて来た。
「ルルになんてことすんねん!殴るならきのこをやれや!」とタレ。
「おいタレ。あ~不審者ですね。防犯ブザー鳴らしましょう防犯ブザー」と木野小太郎。
しかし防犯ブザーの付いたルルのランドセルは行方不明だ。
黒い男は言った。

「わたくしはクロボー師。子供たちの味方でございます。おぅい、お菓子喰わねえか?メンズスターにみんなおいでぇ。」

「お菓子は欲しいけど行かないですー!」と潤。
「不審者ってモロバレやで。」とタレ。
タレと木野小太郎は示し合わせて、不審者を退治することにした。
まずはタレが靴紐を結ぶと見せかけ屈みこみ石を拾う。立ち上がりざまにその石をクロボー師の顔面に投げつけ、怯んだところで更に押し相撲一点張りの木野小太郎が突っ込んで倒すというものだった。
しかし木野小太郎はタイミングを逸し、タレが手ごろな石を探し回っている間に先んじてクロボー師に突進を噛ましてしまった。
「あほきのこ!」

「えーちょっとー!作戦もナシに突っ込んで来るとはどういうこと?まさかきみはアクションゲームばっかりやってRPG未経験かい?雑魚は引っ込んでローヨ!」

クロボー師はひらりと身を翻した。唯一の攻撃パターンである体当たりをかわされた木野小太郎はそのまま真っ直ぐ車道を走る。
前から白いワンボックスカーが。
タレは叫んだ。
「逃げろぉ!きのこぉ!!」


木野小太郎は車に轢かれ、ゲームオーバー。

127 :げらっち
2022/03/23(水) 01:51:14

白いワンボックスカーは猿の悲鳴のような酷いブレーキ音を立てて止まった。

キノコのソテーになった木野小太郎は驚異の生命力で生き返った。
「残りライフが2になってしまいましたね笑笑」
「メタい発言すんなや。」

すると白いワンボックスカーから、真っ白いフリルのドレスを着た、童顔の女性が現れた。
彼女は前置きも無しにこう言った。


「私と契約してCGR……コミュニティガールズレンジャーの一員になってよ。」


そこに居る全員に向けられた言葉だった。
「おいおい、ガールズなのに男である俺もいいのかよ?」とクロボー師。
しかし彼の目的は元からここにあった。
クロボー師はメンズスター部長ゲラッチに「CGRに入隊し、内部からブッコワせ。」という密命を受けて来たのだった。
ルル・タレ・潤・木野小太郎は顔を見合わせる。

「雑誌に載れますよ。」

その甘言に惑わされ、どあほうなルルは目を輝かせてワンボックスカーに乗ってしまった。不用心にもほどがある。
「さあ、他の“御四方”はどうされますか?無理にとは、言いませんのよ……フフッ」
白い女性は不気味にウインクした。



タレ 残りライフ3
潤 残りライフ3
木野小太郎 残りライフ2
クロボー師 残りライフ3
(コンテニューできる回数は全員3にしました)

CGR入隊の契約を交わし、車に乗りますか?それとも拒否しますか?
もしくはそれ以外の行動を選びますか?(バトルを仕掛ける等)
選択肢によってストーリーが分岐します。

133 :げらっち
2022/03/23(水) 21:14:12

「今CGRに入れば、もれなくふわふわシュークリームも差し上げますよ(笑)」

「おいしそう!乗った!」と潤。二重の意味の甘言に騙されてしまったようだ。
「俺も行くぞぅ」とクロボー師。彼にはCGRに潜入する使命がある。
様子を見ていた木野小太郎も彼らに続くことにした。

まだ決めていないのはタレ1人。彼女はフライドポテトのフレーバーひとつとってもじゃがバターとブラックペッパーで25分悩んでしまうほど優柔不断なのだ。彼女のせいで話が進まない。
白い女性は落ち着きなく道をうろついたり、5秒おきに白いスマホを取り出して時刻を確認したりと、せっかち特有の行動パターンを取り出した。
このままでは危険だ。

136 :げらっち
2022/03/24(木) 00:26:30

タレは先方の堪忍袋の緒が切れる直前に入隊を決意した。
4人は白いワンボックスカーに乗り込む。
白い女性の運転といえば、後ろに進むレイジング・スピリッツよりひどいものだった。
4人が車内で目を回している間に目的地に着いたようだ。

ここは真理類町郊外にある「CGRの訓練場」。
秘密基地とはまた別の、簡素な体育館のような建物である。
誘拐魔である白い女性は言った。

「私はCGRの司令官・雪華。皆さんにはコミュニティガールズレンジャーの一員として、メンズスターと戦ってもらいます!!」

「それって唐突じゃないのか?味付けもせず素材のまま出してる気がするなあ。」とクロボー師。
「お黙りなさい。まずは有能なるCGRの副司令官を紹介します。キーしゃん!」
「キーしゃん?」
キーしゃんと呼ばれたのは眼鏡を掛けた長身の女性。
「キーと申します。よろしくお願いします(❁´ω`❁)雪華さんの危険運転に驚かれたでしょう、申し訳ないです~。僕が運転すればよかったんですが、当方普通免許は持っていないんです。巨大ロボ操縦の資格は取るつもりですがo(≧ꇴ≦*)o」
キーはルル・タレ・潤に、そろいのスマホを手渡した。

「それはキズナフォンというCGRの変身アイテムです。いざという時使えないなんてことのないよう、こまめに充電しておいてくださいね:(´◦ω◦`):」

「僕たちの分は?」と木野小太郎。
「すいません、殿方の変身するコミュニティアプリ(男性版)はまだ開発途中でして…( ´ ཫ ` )」
「ぬわにーっ俺もヒーローに変身したいよーっ」とクロボー師。
2人は生身の状態で戦うことになった。クロボー師は同じメンズスター幹部の迅やハローダと比べ攻撃力が高くないものの、機転を利かせた立ち回りで戦闘には長じている。一方の木野小太郎は、非力である。先が思いやられる。

137 :げらっち
2022/03/24(木) 00:33:50

雪華は指示ともいえぬような指示を出した。
「もしかしたらもう町に怪人が出ているかもしれませんね。各自、退治に向かうなり訓練するなり家に帰るなりしていいですよ。」



タレ 残りライフ3
潤 残りライフ3
木野小太郎 残りライフ4
クロボー師 残りライフ3

行動を選択してください。
ダンジョンに行く 真理類商店街
         真理類小学校
         兵派亜中等学校
         戦隊資料館
         CGRの秘密基地(キーの屋敷)
訓練場に残り、訓練する
家に帰る

140 :げらっち
2022/03/24(木) 01:15:52

訓練場は行くんじゃなくて「残る」んだぞ。今訓練場にいるから。



「まずはこのバーベルで鍛えましょう(´。✪ω✪。`)」
木野小太郎はキーの特性バーベルを持たされた。しかし彼の前前前世はキノボー。キノボー時代は腕が無かった。腕の力がない木野小太郎はバーベルを持ち上げたはいいが頭に落としてしまった。
「ぎゃあァ~!!ぺっらぺっらきっのこ~~!!」

ゲームオーバー。

木野小太郎 残りライフ3



ゲームオーバーすると1つ前の選択肢に戻されることにしよう。
セーブをつけておけば幾つか前の選択肢にも戻れるっつうことで。

160 :げらっち
2022/03/24(木) 23:30:39

やっぱり今書くぞ!

《クロボー師side》

クロボー師は訓練場を隅から隅まで探索したものの、めぼしいものは見つからなかった。
彼の言うめぼしいものとは、CGRが知られては困る情報や、メンズスターが強奪すれば町をブッコワせるような兵器や、軍資金などであるが。そんなものはここには無かった。
それもそのはずだ。ここは真理類町の貸し体育館であり、CGRの所有地ではないのだから。
雪華の誘いに乗ればCGR基地に潜入できると踏んでいた彼は、落胆した。

「無駄な作戦になっちまったなぁ……そういえば。」

クロボー師は思い出した。CGRが基地を置いているのは、キーの屋敷だったはずだ。
そこでクロボー師はキーに声を掛けた。

「よぉキーおば……キー女史。お前の家に連れて行ってくれ。基地とやらの下見をしたい。」

するとキーは顔を赤らめた。
「(´,,•ω•,,`) わわっ 殿方が来るのは緊張するのでちょっと気持ちの覚悟の準備をさせてからにしてください~」
「何を勘違いしている。ロリコンのゲラッチじゃあるまいし、CGRのまな板共に興味などあるものか……ん?」
だがキーはCGRでは特例的にスタイルが良い。
「のわーっ 合格だ!」
「(((o( ´。›ω‹。` )o)))!♡」
2人は何故か意気投合した。

クロボー師はキーを乗せ、黒い高級車・シャリーンを運転し、津板山の秘密基地へ向かった。
彼の運転は雪華にも勝るとも劣らない悪質なものだった。2人の運転技術が相撲で対決したら、水入りの熱戦の末痛み分けになるだろう。
だがキーは日頃雪華の煽り運転を助手席からけん制している身だ。危険運転に振り回されるのには慣れており、乗り物酔いはせずに済んだ。

「とうちゃーく!」

クロボー師はキーの豪奢な邸宅にプリウスミサイルをお見舞いした。ぽっかり穴の開いた壁から中に入る。
するととんでもないものが待ち受けていた。

「ノックもせずに入って来るとはどういう用件だァ?礼儀サッポウがなっちゃいねぇなァ!!俺はそういうのには五月蠅いたちでしてね。おばあちゃんに叩き込まれたからねェェ!」

「やかましいぞ。イキリ/ガイが。」とクロボー師。
キーの屋敷で出迎えたのは他でもない。白いスーツに筋骨隆々の肉体美を隠しきれていない、メンズスター兵士長の迅ではないか。
怪人百人抜きを達成した彼の戦闘能力は並大抵ではない。

「何故ここに居る?」
「決まってんでしょーが。おたくのCGR潜伏作戦が一向にうまくいかねーから、俺っちが秒で基地を制圧したのよ。尤も、留守だったんで簡単な仕事だったけどよォ。もっと暴れてぇよオオオ!!!!」
迅は背中の鞘から2本の半月刀を引き抜いた。

「困ったガキだ。ガンプラでも作っているがいい。」
クロボー師はシルクハットを被り直す。



行動を選択してください。

クロボー師 残りライフ3
バトルコマンド ぶっこわライフル
        ドクゼツマシンガン
        逃亡

他のことをする(何でもしていいですができる場合とできない場合があります)

162 :げらっち
2022/03/25(金) 00:02:32

《タレ・潤・木野小太郎side》

「( ^o^)<うわぁぁあ!」
タレがシャウトした。
「どうしたタレ?巻き爪悪化して地球一周しましたか笑笑」と木野小太郎。
「くたばれきのこ。まじさいあくや!教室にイヤホン忘れた!!あれないと夜のおやすみミュージックが聞けへんイコールぐっすりねむれへん!まじ!!!!さいあくや!!!!ぐっすりってグッドスリープの略って知ってた?さしすせそうめん」
タレは発狂すると饒舌になる。

「取りに戻るじょ!」
タレは木野小太郎の手を引いて走った。
だが訓練場の外に出ると、既に日暮れだった。
「ぴーえーん!最悪の重ね掛けや!!夜の学校はこわいよどうしよう!!!」
タレは意外と怖がりだ。

すると、潤が2人を追いかけてきた。
「大丈夫!潤ちゃんがツイててあげるっ(`・ω・´)」

「いやなんで高校生のあんたが中学にくんの?あきらか不自然やろ。」
と言いつつも、赤信号は大勢で渡れば怖くないのである。
タレは潤と木野小太郎に護衛してもらいつつ、暗くなった兵中に向かった。

兵中の最終見回りの先生は大抵油断してセコムをかけずに帰ってしまう。3人は裏口からこっそり侵入した。
校内にはもう生徒も先生も誰も居なかった。
タレは1-3教室の自席を探した。しかしイヤホンは見つからない。
「トイレにでも落としました?耳くそにくそが追加されてさぞスパイシーでしょうね~もうあきらめたまへ。いやーほんとに。イヤホンだけに笑笑 今の爆笑ですね潤先輩。」と木野小太郎。
「あはは・・・」と潤。
「永久に黙れやきのこ。せや、5時間目の音楽の授業で使った!きっと音楽室や!!」

3人は廊下を走った。
昼休みに走ったならば、担任の鑑先生に「くらー!廊下を走ると鼻が曲がるぞ!」と意味不明な迷信をまじえた注意をされただろう。
だがそんな啓発もない。昼間は活気づいているマンモス校だが夜は深閑としていて不気味だ。
3人は校舎の突き当りにある音楽室に到着した。
「音楽室ってちょっぴりホラーですよね。音楽のおやじとかの肖像画が飾ってあって笑笑」
「それはバッハ、音楽のおやじじゃなくて音楽の 父 な。偉大なるG線上のアリアにあやまれ。お前にかかりゃホラーもすぐにコメディや。」とタレ。
「あはは、2人の漫才はいつもエキサイティングだね・・・。」と潤。

3人は音楽室の扉を開け、中に入った。
赤信号を大勢で渡っても、オフロードダンプが突っ込んできたら、助からないのである。
3人は悲鳴を上げた。何故ならば突如グランドピアノがじゃじゃじゃじゃーんという旋律を奏でたからだ。タレも木野小太郎もショック死の一歩手前であった。
なんとか冷静さを保った潤が電気をつけた。ピアノを弾いているのは、レモンの被り物をした少年だった。

「どもちょ。僕は兵中に潜伏しているメンズスターの経理担当レモーン。見ぃーたぁーなぁー。ころす。ころしてお前らの遺影をモーツァルトの隣に飾る。」

潤は叫んだ。
「タレ!雪華司令に貰ったコミュニティアプリを使ってみよう!!」
「ぺいぺーい。」とタレ。
「僕はどうすれば?」と木野小太郎。

「コミュニティアプリ起動!」

「草の猛者!ガールズグリーン!」
「水の覇者!ガールズブルー!」
「取り柄のない、木野小太郎!」



行動を選択してください。

タレ 残りライフ3
バトルコマンド アマゾンサーベル
        生えろ草/縛れ草
        安全地帯

潤 残りライフ3
バトルコマンド スプラッシュ
        ビッグウェーブ
        癒しの水

木野小太郎 残りライフ3
バトルコマンド 頭突き

他のことをする(何でもしていいですができる場合とできない場合があります)

165 :げらっち
2022/03/25(金) 03:20:55

《りんごside》

りんごはヨアソビ真っ盛りであった。
それは何も紅白に出たアーティストの名前ではない。
町内に居る女友達の家をハシゴしていたのである。やっていることは訪問介護または訪問入浴という仕事に近い。
りんごは蛍のようにおしりを光らせて飛んでいたわけではないが、夜道を彼女のような若い女子が歩いていれば誰かの目に留まるのは当然であった。
それが不審者では無くて幸いだった。いや、この場合はニア・不審者と言った方が的確か。はたまた、不審者よりもっと悪いか。

りんごを見つけたのは雪華であった。
雪華は昼間ルル・タレ・潤・木野小太郎・クロボー師の5人をスカウトしたが、もう1人くらい居たほうが戦隊的にバエるのではないかと思い、追加の人員を探すべく夜の車道の真ん中に突っ立っていたのだった。亡霊のようだ。
案の定、そんな雪華の存在に気付いたりんごはびっくりして街路樹の林檎の木よりも高く跳び上がった。
雪華はりんごが吹っ飛んで落ちるまでの一瞬で相手を値踏みした。
ガチャで言えばスカであり、遊戯王で言えばノーマルカードであり、相撲で言えば序二段だった。ポイしようか。だがもう夜も遅くなりつつある。これ以上待ってもいいのは早々出ないだろうし、あまり長引けば毎晩欠かさず観ているイケメソ実況者の生配信に間に合わなくなる。雪華は妥協の末その娘に声を掛けた。

「私と契約してCGR……コミュニティガールズレンジャーの一員になってよ。」

りんごはよくわかっていなかったようだが、「(*゚∀゚)*。_。)*゚∀゚)*。_。)」と首を縦に振った。YESの印と取る。
雪華は説明も面倒くさくなって、黄色いキズナフォンを彼女の手に押し付けた。当て馬程度に使えるだろう。上手くいけば、幕下中位には行けるかもしれない。十両昇進は、無理そうだ。



行動を選択してください。

りんご 残りライフ3
ダンジョンに行く 真理類商店街
         真理類小学校
         兵派亜中等学校
         戦隊資料館
         CGRの秘密基地(キーの屋敷)
訓練場で、訓練する
家に帰る

172 :げらっち
2022/03/25(金) 16:44:27

《タレ・潤・木野小太郎side》

「縛れ草!」とタレ。
相手は凶悪な怪人というわけでもなさそうだし、取り敢えず捕縛できればいい。
「ビッグウェーブ!」と潤。
大波を起こして相手を怯ませる算段だ。
「超ウルトラハイパーミラクルアルティメット頭突き~!!」
長い枕詞がついているが普通の頭突きである。

初の実戦なので無理もないが、3人のチームワークはバラバラであった。
突っ込んで行った木野小太郎はツタでぐるぐる巻きに縛られた上、どこからともなく押し寄せた波にのまれ、もみくちゃになって、窓ガラスを割って落下していった。
「お化けになって出てやる~~!!」
木野小太郎は校庭に打ち付けられ、花火のようにパァンと散った。

ゲームオーバー。

木野小太郎 残りライフ2

一方のタレ&潤。
「きのこ君がやられちゃったよ~?」と潤。
「いやあんたのせいやろ…まあいいや、あいつどうせゴキブリ並みの生命力で復活するし。」とタレ。
タレはもう一度「縛れ草!」と唱え、今度は的確に相手を亀甲縛りにした。
「つかまった;;」とレモーン。

タレ&潤は第1話クリア!

173 :げらっち
2022/03/25(金) 16:52:43

…と思いきや、ゲームクリアではなかった。

タレはイヤホンの回収をすっかり忘れていた。夜通し探し回って遂に、パーカッションをぶち込んでおく箱の中にトライアングルやウッドブロックやギロに紛れた自分のイヤホンを見つけた。変わり果てた姿だった。ぐちゃぐちゃのもじゃもじゃに絡まっており、ほどける見込みはゼロだった。タレは気を失った。

ゲームオーバー。

タレ 残りライフ2

174 :げらっち
2022/03/25(金) 17:00:38

《クロボー師side》

「ぶっこわライフル!」

クロボー師は小銃を発砲した。ドォンと低い音がして、迅は腹に命中を受けた。
「効果は抜群か?」
跳弾がカランと落ちた。

脅威である。
迅は腹筋で弾をはじいた。その白いスーツに穴が開いただけであった。
「残念でしたねェ……俺の鍛え上げられた肉体は、防弾チョッキよりも強いッ!固いッ!美しいッ!くだばれ迅雷漸!!」
迅は半月刀を振り上げ、力を溜め出した。何やらやばそうだ。
「ほう。」

クロボー師は毒舌を吐いている余裕がない。



行動を選択してください。

クロボー師 残りライフ3
バトルコマンド ぶっこわライフル
        ドクゼツマシンガン
        逃亡

175 :げらっち
2022/03/25(金) 17:26:04

《りんごside》

自分は寝ぼけているのだろうか。そう思いながらりんごは夜道をふらふらと歩いていた。
先程不気味な白い女性に声を掛けられたことである。
その女性は「雪華」と名乗り、りんごに「CGRの戦士」になるよう命じた。強引で、一方的で、クレイジーだ。

「あ、やっぱり寝ぼけてるのかも……」
りんごはそう確信した。何故なら彼女は家に帰るつもりが、真理類学園小学校に到着してしまったからである。
りんごは精神年齢が低いとはいえ中1。今小学校に来るのは明らかにおかしい。
しかしりんごは母校を懐かしく思い、何故か登校することにした。裏門によじ登り、学校の敷地に侵入した。

つい3月まで通っていた場所なのに、改めて足を踏み入れてみると、記憶に残っているよりも、遥かに、狭かった。
これは自分が成長した証であろうか。中学校という新たな大きな舞台に慣れ、自分の世界が広がった事の実感であろうか。
一度池に放たれたメダカは、金魚鉢には戻るまい。

りんごはまるで変質者のように学校の隅々を観察して過ぎ去りし小学校生活を思い起こした。

やがてりんごは、新校舎に着いた。
名前の通り比較的新しい棟で、第二理科室などがある。
その理科室は何故か電気がついていた。消し忘れだろうか。りんごは街灯に吸い寄せられるコバエのように、その理科室に入って行った。

そこには教師が居た。
夢見心地だったりんごはここにきてようやく現実に引き戻された。見つかった。不法侵入者として補導されてしまう。不良として万引きの前科持ちのりんごにとっては致命的だ。
だがそこに居た教師は教師ではなかった。偽教師として真理小に潜伏している、メンズスターの手の者、ユメチビだった。いじめを蔓延させる作戦の下準備をしていたのだった。

ユメチビは、自分のもくろみがバレたのだと早とちりした。

「ヒッヒッヒ...ここで邪魔されるわけにはいかないよ!悪いが口封じさせてもらう!!」
ユメチビはよくわからない薬品を取り出した。
「実験台になってもらう!!アヒャヒャヒャヒャ!!!」

りんごは仕方なく交戦することにした。雪華という人物に押し付けられたキズナフォンというアイテムを起動させる。
「コミュニティアプリ起動‼電気の使者ガールズイエロー‼」



行動を選択してください。

りんご 残りライフ3
バトルコマンド スタン・ガーン
        サンダー
        りんごタイフーン(自爆。敵を確実に倒せるがライフが1減ります)

他のことをする(何でもしていいですができる場合とできない場合があります)

178 :げらっち
2022/03/25(金) 17:56:46

《りんごside》

「まずはデバフさせるぞいwwスタン・ガーン‼」
りんごは手から電流を飛ばした。バチッと音がして、ユメチビは仰向けに倒れた。
「ぐ...体が痺れて...動かない......」
ユメチビの持っていたフラスコが吹き飛び、パリンと音を立てて割れた。何やら危険な薬品だったようで、発火した。
火災警報が鳴り、スプリンクラーが作動する。
「やば‼」



行動を選択してください。

179 :げらっち
2022/03/25(金) 17:57:02

《クロボー師side》

「おのれ迅め。今日は毒舌の弾薬は温存しといてやろう。命拾いしたな。本物のヒーローは潔く退くのだ。わーはっは!!」
クロボー師はシャリーンに乗り込みバックすると、向きを変え、猛スピードで逃亡した。
「ちょっと壁を補修して行ってくださいよ∑(๑ºдº๑)」とキー。
「汚いヤローだぜ。おっと、これはこれはキー嬢。いらっしゃい。お茶でもいかがっスか?」と迅。
「いいですねごちになります。ここは僕の家ですが(´。✪ω✪。 `)」
2人はのほほんとお茶会を始めた。

「わーはっはっは!!」
クロボー師は高笑いしながらアクセル全開で津板山を下山し逃げていく。
すると、目の前が崖になっていた。
「ぎゃ、ぎゃあああああああああああ!!!」
危険運転が仇となり、クロボー師はシャリーンごと真っ逆さまに落ちて行った。

ゲームオーバー。

クロボー師 残りライフ2

184 :げらっち
2022/03/25(金) 19:27:42

《りんごside》

「電気魔法サンダー!!」
りんごは雷撃。ちなみに魔法の名称は使用者がアドリブで考える場合が多い。りんごのネーミングセンスは安直だ。
スプリンクラーも相まって空間ごと猛烈に痺れた。
「ムワアアアアアアアアアアア!!!」
ユメチビは吹っ飛んで行った。

実験室には大きな焼け跡が残った。恐らくショウボウジャーが駆け付けるだろう。りんごは急いで学校から脱出し家に帰った。そして体のあちこちに火傷を負ったりんごを見た姉は「また誰かと喧嘩したぴよ!?」と叱りつけるのだった。散々な初陣は幕を降ろした。

第1話クリア!

187 :げらっち
2022/03/28(月) 03:15:18

第2ステージ開幕!
今度はより細かい行動を選べるようになったぞ!


第6・7話


CGRに入隊したルル・タレ・りんご・潤・木野小太郎・クロボー師の6人は、グダグダながらも訓練と実戦を続け、戦隊としてそれなりの力を持つようになった。
本日は合宿だ。ルルのてるてる坊主がきちんと働いてくれたため、仏滅に関わらず好天吉日となった。一行は雪華の車とクロボー師のシャリーンに分乗して山奥にある戦隊強化合宿専用宿泊施設に到着した。漢字が十二個も並んでいるが、もっとわかりやすく「戦隊村」と呼ばれている。

引率の雪華からお達しがあった。
「ここには全国の戦隊たちが集っています。切磋琢磨し実力を上げるのにもってこいですね。疲れを癒す温泉や、名物の戦隊カレーもありますよ。明日は“戦隊バトルトーナメント”が開かれますので、それまでの間は、自由にしていてください。ただし訓練もお忘れなく……」

【部屋割り】
ルルとクロボー師
タレと木野小太郎
りんごと潤
キーと雪華



行動を選択してください。

→訓練する
 他戦隊の偵察に行く
 自室を捜索する
 おみやげ屋に行く(アイテムを購入できます)
 温泉に入る
 寝る(合宿1日目強制終了)
 家に帰る
 雪華の命を狙う(確実に死にます)

タレ(露空) 残りライフ2
りんご(黒帽子) 残りライフ3
潤(92) 残りライフ3
木野小太郎(暇人大魔王) 残りライフ2
クロボー師(やっきー) 残りライフ2

200 :げらっち
2022/03/28(月) 14:46:56

《タレside》

自室を捜索することにしたタレ。
そのふすまを開けた時、タレの余すことなく全身に鳥肌が立った。
何故なら部屋中、畳も壁も窓も天井も机もテレビもトイレも、全てが大小様々のキノコに覆い尽くされていたからである。
とんだ蓮コラ、タレは眩暈に襲われた。

恐らくは同室の木野小太郎が胞子をまいたのだろう。
「ていうか何で男女で相部屋なんや。雪華司令の部屋割りゼッタイおかしいやろ。」
寝ている間に胞子に寄生されたら大変だ。

タレはりんご&潤の部屋で寝かせてもらおうと、そのキノコ農園を後にした。


《潤side》

潤も自室を捜索していた。
といっても、押し入れを開けたらざしきわらしが居たくらいで、特に異変は無かった。
同室のりんごは少し離れた場所にあるおみやげ屋に行っている。
「んんんー!おなかすいたぜ!ポテチでも食べよう!」
潤はこっそり持参していた醤油マヨポテチをザクザクと食べだした。手が止まらない。
「やめられないとまらないい!」

すると、タレがMy枕を持ってやってきた。
「あおはよう/´・ω・` \フッジサーン」
「おやおやタレ!潤ちゃんがポテチを食べる姿を見てしまったね?」
だからなんだと言うのか。
「ポテチは関西だし醤油が一番やで。和風なうまさ。香ばしいしょっぱみ。ピンクのパッケージ。」
「何だと?醤油マヨが一番だああ!私の出身地の北海道では大人気なんだからね!!」

何故かポテチを巡った、関西民と道民のバトルが幕を開けてしまった。



行動を選択してください。

タレ 残りライフ2
→アマゾンサーベル
 生えろ草
 縛れ草
 安全地帯
 オメパフラッシュ
 その他

潤 残りライフ3
→ビッグウェーブ
 スプラッシュ
 癒しの水
 イリュージョンバブル
 九菜召喚
 その他

205 :げらっち
2022/03/28(月) 18:35:04

《クロボー師side》

クロボー師は、欧州同盟ユーロマンの偵察に来ていた。
この欧州同盟はその名の通り、ヨーロッパ諸国のえりすぐりの戦士で構成されている海外の代表選手団だ。
クロボー師は窓からこっそり中を覗いた。
ユーロマンの4人の戦士の姿がある。だが彼らは母国語で喋っており、クロボー師には聞き取れない。そこで、Google翻訳を通して声を聞くことにした。

「おい!この“フスマ”とやらに、穴を開けるのは楽しいな!」とドイツ人。
「やめたまえ!私は今、日本の“ソチャ”を楽しんでいるんだ。ブーッ!なんだこれは!甘くないではないか!我が英国の紅茶とは違うものなのか?」とイギリス人。
「紳士を気取るな。それにしても狭くてやりづらいな……」とハンガリー人。

シルクハットを体の一部と定義したとしてもクロボー師より背の高い、桁違いの体格を持つ外国人たちは、狭いコテージで窮屈そうに生活していた。
ユーロマンは戦隊バトルトーナメントに出るためだけに即席で組んだ戦隊であり、来日する際に初めて顔を合わせたし、チームでの実戦経験は皆無だった。
「4人戦隊とは日本の風習を知らなかったのか?1人1人は強そうだがチームワークが無いのは戦隊としては致命的だぜ。ここでKOして、明日の対戦相手を1つ減らしておくかなあ。」
クロボー師は二丁拳銃を手にコテージに闖入した。

「ユーロマンをブッコワース!!」

「何だジャップ!」
「日本の“ヤクザ”というものか?」
「Metamorphosis!!」
ユーロマンは変身し、バトルイギリス・バトルドイツ・バトルハンガリー・バトルウクライナとなった。

クロボー師は銃を相手に向ける。
するとバォンと爆音がし、コテージの壁が吹き飛んだ。これはクロボー師の戦績ではない。
「まずい!モスクワのやつらだ!」
ユーロマンたちはクロボー師を置いてけぼりにして、壁に空いた穴から外に出て行った。
「なんだぁ?」

迷彩色の戦車が、木々をバキバキとなぎ倒しながら、キャタピラを回転させ進軍していた。
バトルウクライナの命を狙っている原子戦隊アトミックファイブの仕業だ。
ボシュ!と鼓膜が潰れそうな轟音がして、大砲が着弾し、ユーロマンのコテージは完全に破壊された。

「おいこら!戦争を始めるんじゃぬわぁーい!!」
クロボー師は吹っ飛んで行った。

207 :げらっち
2022/03/28(月) 18:54:39

《りんご・木野小太郎side》

りんごと木野小太郎の2人は、戦隊村の一角にあるおみやげ屋さんにやって来た。
「戦隊カレー映えるかも‼きのこ、お金いくら持ってる?」
「500円ポッキリです笑笑」
「えっすくな‼」

2人のお金を合わせても950円しかなかった。

すると、先客の姿があった。
雪華&キーだ。

りんごは雪華に無心した。
「ちょちょ雪華司令‼かわいい僕ちゃんりんごチャンに救いの手を!1000円貸して‼」

しかし雪華は冬の手洗いほどに冷たい言葉を投げかけた。
「嫌ですね。ルルちゃんや潤ちゃん、タレそならまだしも、アンタは可愛くないんだから、お断りです。寝小便餓鬼がね(笑)」
「おねしょはおととし卒業したよ‼」
キーも言う。
「ココのカレーは絶品ですが、インスタ蝿のために買うようならお金は出してあげられませんねҨ(´-ω-`)」

短気なりんごはプランCを選択しようか迷った。プランCとは、ガールズイエローに変身し、電気魔法で2人を丸裸にするというものだ。
まありんごの魔力では2人にかなうわけなどなく、挑んだところで応射され、シナモンを添えてアップルパイにされるのがオチだったろうが。

すると何かが飛んできた。
丸くて黒いものだ。
「タピオカですか?」と木野小太郎。

それは原宿で売っているミルクティーのゴム製の具材などではなく、アトミックファイブの放った砲弾だった。

砲弾は木野小太郎の頭に直撃。
「はうーん!!」
木野小太郎の身長は半分の80㎝に縮んだ。
バスケットボール大の重そうな砲弾はゴロンと地面に落ちた。だが炸裂はしなかった。不発弾だ。一応マジカルバリアでキーとりんごを保護していた雪華は、ほっと一息ついた。
「ヤレヤレ…人間は戦争をやめられないものでしょうか。」

すると第二波があった。次に飛ばされてきたのはクロボー師であった。
「覚えてろよぉーッ!」

クロボー師は木野小太郎の頭に直撃。
「はうはうーん!!」
木野小太郎は40㎝に縮んでしまい、生命を維持できなくなった。

ゲームオーバー。

木野小太郎 残りライフ1

「あらま、クロちゃん。無様な格好ですのね(笑)」と雪華。
「うるへー!!」
クロボー師は脇に落ちていた砲弾をサッカーボールと誤認し蹴った。
砲弾は今度こそ炸裂し、クロボー師は「覚えてろよぉーッ!」と言って飛んで行った。
雪華も爆風を受け転んだ。手癖の悪いりんごは、その隙を利用し、雪華の懐から財布を盗んだ。
「へへーん‼」
りんごはおみやげ屋さんに入った。
すると、仲直りしたタレと潤、ボロボロになったクロボー師、ゴキブリ並みの生命力で復活した木野小太郎も入店した。
「私たちも来たよー!」
「何だここはノホセンか?」



商品を選択してください。

→グミ(赤)
 グミ(黄)
 グミ(緑)
 グミ(青)
 グミ(桃)
 グミ(白)
 グミ(紫)
 戦隊カレー
 戦隊ハヤシライス
 酒
 神秘のお守り
 ゴリンジャーフィギュア
 雑誌MIU💘PUCH(袋とじ付き)
 メンズスター怪人カタログ
 キャスストーンの贋作

タレ(露空) 残りライフ2
りんご(黒帽子) 残りライフ3
潤(92) 残りライフ3
木野小太郎(暇人大魔王) 残りライフ1
クロボー師(やっきー) 残りライフ2



アイテムは重要なので皆選べることにしました。
無駄に多いw
この中にライフ回復アイテムもあるよ。効能は使ってからのお楽しみ!(GMより)

222 :げらっち
2022/03/30(水) 03:33:29

タレ・りんご・潤・木野小太郎・クロボー師はおみやげ屋さんを退店した。

「皆さん何買いましたか...?」と木野小太郎。
「よし‼見せっこしよう‼」とりんご。
遠足のおやつを自慢し合うように、5人は各々購入したものを袋から取り出した。

「僕ちんはこれ‼」
りんごが買ったのはグミ(黄)・神秘のお守り・メンズスター怪人カタログ。
「そんなカタログほしがるのクロボー師くらいやろ!センスわっる!」とタレ。
「えー‼結構面白そうなんだがな。」
りんごはそれをファッションカタログとでも勘違いしたのだろうか。
「それにさーりんご、そのお守り、偽物臭がプンプンしない?」と潤。
お守りには【どんな願いでも叶う】という、確かに嘘臭い、公園の便所ほど臭い文句が書いてある。
「潤パイセンまで‼僕ちんの買い物にあんまケチつけると自爆するからね(💢・∀・)」
「勝手にしろや。」

「おぅい、俺の勝ったものも見てくれ。」とクロボー師。
タレたちはおっさんの買い物に興味はなかったが、見ないとショットガンを鎖骨のあたりに突き付けられる恐れがあるため、嫌々見ることにした。
グミ(白)・酒・キャスストーンの贋作の3点だ。
「その酒、チョコッと怪しくないですかー?」と潤。
「まあ未成年共にはわかるまい。それにこの石はドラクエで言うちいさなメダルのようだが……」
クロボー師はドングリ大の石を手にしていた。
透き通るような、綺麗な、瑠璃色だ。
「贋作やろそれ。」とタレ。
「バーカ‼」とりんご。

「おい富士山女、おめーは優柔不断で商品をなかなか選べなかった上、2つしか買わなかったそうだな!」とクロボー師。
タレは図星という惑星を望遠鏡で見つけたような顔をした。
タレが買ったのはグミ(桃)・戦隊カレー。3人で唯一、2つしか買っていない。
「戦隊カレーがおすすめって“食べログ”に書いてあったんだじょ。」

木野小太郎が買ったのはグミ(赤)・グミ(紫)・戦隊ハヤシライスだが、誰も注目しなかった。

そして潤はグミ(緑)・グミ(青)・ゴリンジャーフィギュア。
「実はトイレに行ってたらみんなが商品選び終わってて、余り物を買うしかなかったんだよねー。あはは…」
「大ですか❓小ですか❓」とりんご。
「グミがやたら多いな。いろんな味がするんかな?」とタレ。
「なんかねー、説明書が入っていたわよ。」
潤はグミに同封されていた紙を取り出し、書かれている内容を呼んだ。
「このグミを食べると、バトル中1回きり、その色に対応する属性の魔法を使うことができます。だって!やったね!残り物には福がある。潤ちゃんラッキー(`・ω・´)」
「ポテチ女、おめーはブルーだから青グミは無駄になるだろうが。アンラッキーの間違いではないのか?」とクロボー師。
「いちいちうるさいわよ。それにゴリンジャーフィギュアは妹へのおみやげにちょうどいい!(`・ω・´)」
ずんだクッションしか眼中に無い九菜が、果たしてそんな古い戦隊のソフビで喜ぶだろうか。
「ゴリンジャーは戦隊の祖と呼ばれているぞぅ。俺はゴリンジャーに憧れて戦隊を目指したんだよなぁ。」
それが悪役になっていようとは。

223 :げらっち
2022/03/30(水) 03:54:47

一方、誰も買わなかったMIU💘PUCHは処分される羽目になった。
袋とじの中には何か重要なものが入っていたようだが……


日が暮れてきた。
5人は温泉に向かった。すると何か。戦隊村の一角に、人だかりができている。
「なんだろう?有名人でも来てるのかな❓」とりんご。
「ヨッチーズ?」とタレ。
「ゴリンジャーのお出ましか?」とクロボー師。
人混みを押しのけてみると、大きな掲示板のようなものが立っていた。長方形の板が横半分に区切られ、その左右のスペースに、同じくらいの量の「署名」が成されている。
「どゆこと?」

「これは民主主義の雛形、“多数決”というものですね。」
浴衣姿のキーが現れた。
「わーキーさん似合ってるぜ!」と潤。
「かあいー‼」とりんご。
「ありがとうございます(❁´ω`❁) さて、これは戦隊バトルトーナメントを決定づける、大切な投票です。」

左のスペースには【個人戦】、右のスペースには【団体戦】と書いてあるではないか。

「票の多かった方が、明日のトーナメントの内容となります。」
キーはすたすたと歩いて行くと、油性ペンを取り出し、個人戦のほうにサインをした。
「個人戦は文字通り個人でのトーナメント参加。そうなるとCGRの子同士の対戦も組まれるかもしれませんねぇ。団体戦はすなわち戦隊でのチームワークが求められます。皆さんも好きな方を選らんで下さい(´。✪ω✪。`)」



行動を選択してください。
→【個人戦】に投票する。
 【団体戦】に投票する。

5人の多数決で票の多かった方のシナリオを書きます。

252 :げらっち
2022/03/30(水) 12:22:20

《キャラ選択画面》
ルル
タレ
りんご

キー
雪華
koto
九菜
シズク
真白
そららん
露鬼
ゲラッチ
クロボー師

副部長ユメチビ
木野小太郎
レモーン
攻撃隊長ハローデス
守備隊長ホリゾン
美羽
HAPPY💘みう(成長体)
瑛那
まお
薔薇
ねむ子
あめめん
オレピィ教授
藤田マッキー
天堂任三郎
インスタレンジャーのモモカ
ナナシノライダー
副部長レナック
魔将ポンネック
クソゲー軍曹
リッチヅノー
サイバーダウン
ジャイアントビリー
ユミナポデス
せらムーン
芒果ピコ
牧野めぐみ(本編未登場)
神(本編ほぼ未登場)


《大嘘》

254 :げらっち
2022/03/31(木) 15:38:12

キューちゃんが票を投じるまでの間は、自由行動としましょう。


夜。
CGRの面々は温泉を出て、夕食を取り、それぞれの部屋に引き上げた。
「明日は戦隊バトルトーナメントですから、ゆっくり休んでくださいね。」と雪華。
ルルとクロボー師、タレとりんごと潤が相部屋、キノコで部屋を汚染した木野小太郎は1人部屋だ。

「ん?そういえばルルが居ないぞぅ。親にバレて早退した?」とクロボー師。



自由に行動してOKです。
(何もしなくてもよい)

258 :げらっち
2022/04/01(金) 02:37:17

木野小太郎はキノコを収穫した。
それらは量産型キノボーとなった。戦闘で役に立つかもしれない。


クロボー師はルルの消失を不思議に思っていた。すると、りんごがやって来た。
「クロボー師‼さっきからルル見てないんだけど、部屋には居ない?何かしたんじゃナイノ❓」
「いないぞぅ。ゲラッチじゃあるまいし俺が将来Bカップ止まりのモデル・モドーキなどに手を出すものか。てっきりおめーら女子部屋に遊びに行ったのかと思ったぜ。」
「あっそ‼」
りんごは1人、ルルを探しに行った。

クロボー師も部屋を探索してみることにした。
すると押し入れの中からルルの荷物が見つかった。
「親フラで帰ったわけではないか……」
さらに、畳に、爪で引っ掻いたような跡があるではないか。それは窓の方まで伸びていた。
「まさかロリコンおやじにでも浚われたのォ?ルルー。」

クロボー師は時計をちらりと見た。
22時だ。

「のわーっ ヒーローは夜更かしなどしてはいかん!」

クロボー師は布団を敷き、直ちに寝た。

日頃からオールして夜には慣れているりんご。
戦隊村各地で聞き込みを行うも、有力な情報は得られず、どうしてもルルの居場所はわからなかった。


クロボー師の枕元では、日中おみやげ屋さんで買った瑠璃色のキャスストーンが、朧げに光っているのだった。

265 :げらっち
2022/04/02(土) 23:35:30

夜中、潤のLINEに、九菜が急な発熱に倒れたという悪い報せがあった。
潤は酷く心配そうにしていた。
「ごめん!CGRの活動より妹が大事!悪いけど抜けさせてもらう。本当にごめんね!」
潤は雪華の運転する車に乗り、先に真理類町に帰って行った。

CGRの引率はキーが務めることになった。
ルルも行方不明になったため、キー・タレ・りんご・木野小太郎・クロボー師の5人のみがバトルトーナメントに出場する。
「現実は小説よりも奇なり」、投票は【個人戦】と【団体戦】がきっかり同じ票ずつに分かれた。
それにより、CGRは個人、他戦隊は団体で出場するという、明らかに意味の分からないルールになってしまった。

トーナメント表が配布された。

         |
         |
    ┌―――――――――┐
  ┌―――┐     ┌―――┐
 ┌┐   ┌┐   ┌┐   ┌┐
 ||   ||   ||   ||
┌┐┌┐ ┌┐┌┐ ┌┐┌┐ ┌┐┌┐
|||| |||| |||| ||||
ホガキジ り木タオ ユアニイ クドバセ
ウチ|ュ ん野レ| |トッン ロスズン
ジレ ウ ご小 キ ロミポス ボコレガ
ンン キ  太 ニ マッンタ |インク
ジジ マ  郎 フ ンクジレ 師ジジジ
ャャ ン    ァ  フャン  ャャャ
||      イ  ァ|ジ  |||
        ブ  イ ャ
           ブ |

268 :げらっち
2022/04/03(日) 00:38:27

CGRの面々はトーナメント表を見て、驚きの余りおならをした。
「うわ最初の相手オーキニファイブとか。京都・大坂の強豪やん。関西の田舎舐めやがってぶっ潰したる。」とタレ。
「おっ僕ちんは最初きのことか‼楽勝楽勝‼」とりんご。
「あでもお互い勝った場合2回戦でわしら当たるやん:^D:^D100円やるからわざと負けてくんない?」
「八百長はいくないぞい‼」

実況が流れる。
『さあ、待ちに待った戦隊バトルトーナメントの開幕だ。盤上から落ちたり、盤上に倒されたら失格。名試合を見せてくれ。期待している!』


ホウジンジャーvsガチレンジャー。

「タイムカード・オン!株式戦隊ホウジンジャー!」
「気合十分!有志戦隊ガチレンジャー!」

ガチレッド・不破猿男とホウジンレッド・作間悠生が罵声を浴びせ合う。

「お前らは金儲けのために嘘の戦闘記録をでっち上げたり、怪人の存在を捏造したりと悪どい商法で顧客を増やしているようだな!だが我らガチレンジャーは違う。報酬など無くとも、いつ如何なる時でも本気!正義の心を胸に秘めている。喰らえ本気界光線!!」
ガチレンジャーが光線を放つ。
「な、なんだと?我らは会社を、そしてお客様の信頼を背負って戦っている!お前らのようなアマチュア戦隊に負けてたまるか!ステルスランチャー®!!」
ホウジンジャーはロケットランチャーで迎え撃つ。

2つの戦隊の必殺技がぶつかり合い、フィールドは爆炎に包まれた。

ホウジンジャーの5人は変身を解除され、フィールド外に転がっていた。
ガチレンジャーに軍配が上がった。これではホウジンジャーの株が大幅に下落してしまう。


キーvsジュウキマン。

「キーさんガンバレ~ぱふぱふ」と木野小太郎。
キーはフィールドに上がった。対するはボンタンを穿いた、屈強そうな5人の男たち。全員が黒髭危機一髪でタルから吹き飛ばされる海賊のような顔をしている。
「いやあのゴリマッチョ相手に1人で戦うのはアカンやろ。キーサァン!気を付けて!!」とタレ。
キーは振り向いて、観戦席にニコッと微笑みかけた。

「解体開始!建築戦隊ジュウキマン!」
「コミュニティアプリ起動!風の賢者ガールズピンク!」

「重機・オンコール!」
ジュウキマンはただでさえガタイがいいのに、更に巨大マシンまでも呼びだした。
パワーショベル・ブルドーザー・オフロードダンプ・ミキサー車・クローラクレーンの5台が、砂煙を上げて現れた。その5台ともが、規格外にデカい。ジュウキマンの5人はフィールドからジャンプし、そのマシンに乗り込んだ。
「おい、これは勇み足で場外に落ちた判定ではないのか?」とクロボー師。

だが実況が釈明する。
『マシンに乗っている場合は“マシンの上”、つまり地面に足がついたわけではないので、OKとします!』

「いんちきだぞぅ。」
だが観客からのブーイングも、工事現場のような激しい騒音により掻き消された。
オフロードダンプが荷台を下ろし、その上にブルドーザー、更にその上にパワーショベル、ミキサー車、クローラクレーンが乗る。
荷台が上がると、オフロードダンプの四輪は強健な脚となり、ブルドーザーは胴体を守備するブレードとなった。
ミキサー車は右肩に位置し、ドラムから右腕が出現。クローラクレーンは左肩に位置し、長いクレーンを地面に垂らした。
そしてパワーショベルは胸から首を形成し、首から頭の代わりに大きなシャベルが伸びているという奇抜な格好になった。
人のカタチからはかけ離れている。しかしその大きさは、見る物を圧倒した。

「完成、ジュウキオウ!」

フィールド上のキーはちっぽけな存在となった。
「うわわわ‼」
「キーサァン!逃げて!!」
ジュウキオウは右腕を大きく振りかぶり、フィールドに思い切り振り降ろした。ドガァンという破裂音、フィールドの中心にクレーターができた。息を呑む観客。キーはひらりとかわしていた。シュピンと音がした。ジュウキオウは左腕のクレーンでキーを拘束した。だがキーは、余裕綽々でこう唱えた。

「強風魔法、台風の目。」

ぐわんと空間が回転した。
巨大なるジュウキオウは洗濯機の中の靴下のように軽々と振り回され、数回転したところで、吹っ飛ばされた。キーは盤上でフィギュアスケートの選手のようにくるりと回っていたが、ぴたりと止まった。ジュウキオウは山の彼方へ飛ばされ、墜落するドガシャンという嫌な音が聞こえた。

『こ、これは……場外ホームランだ!競技は変わってしまったが、素晴らしい!キー選手の白星、大金星!』

観戦席から大きな拍手が湧き起こった。キーは変身を解き、ぺこりと一礼した。

「さすキーさん!」とタレ。
「あ、トイレ行ってたんですけど今何かありましたか笑笑」と木野小太郎。

269 :げらっち
2022/04/03(日) 00:42:11

ユーロマンvsアトミックファイブ。

バトルウクライナの所属するユーロマンと、ロシア出身のアトミックファイブ。因縁の対決だ。
両者は最初から盤上には登らず、戦車を何台も稼働し、フィールドを挟み合って激しい砲撃戦を繰り広げた。稀に流れ弾が観戦席にも降り注いだ。長期戦が予想されるも、指揮系統の乱れたアトミックファイブは自軍を爆撃してしまい、ユーロマンの勝利。


ニッポンジャーvsインスタレンジャー。

「大和魂・スタンダップ!日の丸戦隊ニッポンジャー!」
「生配信開始女子高戦隊インスタレンジャー!」

インスタレンジャーの3人の女子高生は、キャピキャピと生配信を始めた。ニッポンジャー隊長・天堂任三郎は、高級ふかひれスープが乗っていたとしてもちゃぶ台返しを強行するくらいには、ブチギレた。
「何という軟弱な女子!!戦時中、男児は戦地へ赴き、女児であろうとも堪え難きを耐え、忍び難きを忍び、お国のために戦ったという血を!精神を!!貴様らの祖先が命懸けで残し継いだ遺伝子を、貴様らはすっかりと、忘却してしまったというのか!ああなんと情けない。日の丸を翻せ!君が代を歌唱しろ!苔の蒸すまでの部分を特にな!!」

天堂任三郎は部下に命じた。
「和童!米軍お下がりのオスプレイを呼び寄せろ!」
「イエッサー!」
空に機影が。

「ニッポンジャー必勝技。急降下★オスプレイパニック!」

戦闘機はインスタレンジャーめがけて墜落した。配信しながらメラメラと燃える女子高生たち。
「あついよおおおお
ニッポンジャーの勝利。

270 :げらっち
2022/04/03(日) 00:55:26

ボロボロになったフィールドは自然と元通りに修復された。戦隊村は優れている。


りんごvs木野小太郎。

「コミュニティアプリ起動‼電気の使者ガールズイエロー‼」
りんごはバチバチと電気を放出する。
一方の木野小太郎は今回の出場者の中で唯一戦士ではなく、丸腰だ。だが負けられない。
「容赦しないカラネwwwwwww」
「いいですよ~僕の秘儀・茸妖術がまだ残ってますからね笑笑」



行動を選択してください。

りんご 残りライフ3
こうげき→スタン・ガーン
     サンダー
     りんごタイフーン(自爆。敵を確実に倒せるがライフが1減ります)
     帯電キック
     びりびりアッポー(試作段階)
アイテム→グミ(黄)
     神秘のお守り
     メンズスター怪人カタログ
ぼうぎょ
にげる


木野小太郎 残りライフ1
こうげき→頭突き
     茸妖術ワライダケ
     茸妖術オコルダケ
     茸妖術スネルダケ
アイテム→グミ(赤)
     グミ(紫)
     戦隊ハヤシライス
ぼうぎょ
にげる

271 :げらっち
2022/04/03(日) 01:05:08

タレvsオーキニファイブ。

「コミュニティアプリ起動!草の猛者!ガールズグリーン!」
「よろしゅうおたのもうします。関西連合オーキニファイブどす。」

関西同士の対決だが、タレは殺気立っていた。
何故ならタレは同じ関西でも田舎の県出身。京都や大阪に住む親せきにマウントを取られがちだ。
「今日こそDistrict Rebellionや!」
「わてらオーキニファイブにたかが1人で勝とうなんて思い上がりもいいとこっちゅうねん。くたばりやー!」と、リーダーの紅オーキニこと円城寺華音(えんじょうじかのん)。
めためたな関西弁だが、オーキニファイブはえげつない強さで有名だ。タレはトイレがしたくなったが、我慢しながら戦うことにした。



行動を選択してください。

タレ 残りライフ2
こうげき→アマゾンサーベル
     生えろ草
     縛れ草
     安全地帯
     オメパフラッシュ
アイテム→グミ(桃)
     戦隊カレー
ぼうぎょ
にげる

273 :げらっち
2022/04/03(日) 01:22:47

クロボー師vsドスコイジャー。

ドスコイジャーは5人の力士たちだ。
「ヨコヅナレッド!」
「オオゼキブラック!」
「コムスビイエロー!」
「ヒットウブルー!」
「ジュウリョウグリーン!」

「ごっつぁんです!相撲戦隊ドスコイジャー!!」

ドスコイジャーは戦隊スーツの上に廻しを付けているという斬新な容姿だ。
5人の関取は四股を踏み、控えの者(ジョノクチオレンジら)に力水を付けてもらい、塵手水し、塩を撒く。
クロボー師は容赦なくマシンガンをぶっ放した。ジュウリョウグリーンが被弾し、担架で搬送された。
「やめろでごわす!所作の途中で攻撃を仕掛けるとは礼儀がなってないでごわす!まずは呼吸を合わせて立ち合いするでごわす!」
「やかましい。いくら戦隊は長い名乗りが許されるからと言って調子に乗り過ぎだ。5人で土俵に立って居る時点で所作の所の字もないし正々堂々でもないよなぁ?俺は元からフェアにヤル気は無い。カビの生えた国技をブッコワース!」
すると、トコトコと行司がフィールドに登って来た。
4人の力士たちは仕切り線に手をつく。
「ハッキヨイ!ノコッタ!」
クロボー師はとりあえず行司をぶん殴って場外に吹っ飛ばすと、かち上げをかまして来たコムスビイエローをライフルで射殺した。
「さあ次に掛かって来るのはどいつだ?選べよ」



行動を選択してください。

クロボー師 残りライフ2
こうげき→ぶっこわライフル
     ドクゼツマシンガン
     普通の拳銃
     普通じゃないショットガン
     変身
アイテム→グミ(白)
     酒
     キャスストーンの贋作
ぼうぎょ
にげる

280 :げらっち
2022/04/03(日) 13:18:54

そうそう、バトルトーナメント中はライフの他にHPゲージもあるんだった。

最初は全員HP300で。