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┗217.選択肢のあるストーリーで遊ぶスレ(701-720/809)

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701 :げらっち
2023/05/27(土) 14:50:29

荷物の蓋がガバッと開いて、ご当地キャラのソフビにまみれて2人の少女が顔を見せた。
「ルルの後を付けてこっそり乗り込んだはいいけど急に息苦しくなったじょきあつがていかしてる?わからんぴよぴよ」
「どういうことなの❓ルル‼」
それはCGRのおふざけコンビ、多分ネタ枠、タレ&りんごだった。
「タレ先輩りんご先輩、雪華司令が扉を開けて家に帰っちゃいましたよー!!このままじゃ太平洋に墜落しますぅ!」
「わあ客死何て嫌じゃーぴえーーーん!!ご当地で死なせてください。」
タレはホヤボーヤのソフビを握って神に祈った。
「だからそれを防ぐために機長室に行くんですよー!!」
ルルは機長室に突入した。パイロットは黒いシルクハットを被った男だった。
「よーモデル気取り。慌ててどうした?小学校の留年が決まっちゃったかい?」
「わあクロボー師さん!!コンビニバイト首になったと思ったら次はパイロットのアルバイトですかー!!これじゃ5回のフライトで6回は墜落しますよ!!12歳でゴースト・ルルになるのは夭折すぎますぅ!何とかしてー!」
「すまんなぁ、今は前を走る飛行機に煽られてしまって煽り返すのに夢中なんだよぉ。パイロットのアルバイトは時給が1250円と悪くないからなかなかやめられないし…あー!バナナだ!!」

前を走る飛行機はバナナを空中に飛ばして攻撃してきた。

「のわーっ!!バナナを撒き散らすなこのアホチンパンめ!食べ物を粗末にすると罰が当たるって習わなかったのォ?」

飛行機はバナナに衝突、そのまま墜落を始めた。

「やばいですう!!タレ先輩りんご先輩!!パラシュートを装着して下さい!」
「俺は機長として飛行機と運命を共にする。あーもーこんな目に遭うなら最初から総武線の運転士にでもなればよかったぜ。やはり陸路に限るとは言ったものだが、こんなモデル気取りとフジサン女と自爆好きと心中なんてヤダヤダヤダー!!助けてくれー!」
「ふざけたこと言ってないでクロボー師さんもパラシュートを早く!!」

そうこう言ってるうちに飛行機は海面に衝突、はせず、何故かそこにそびえていた土管に突っ込み、吸い込まれて行った。

[返信][編集]

702 :げらっち
2023/05/27(土) 15:24:58

次はマリオサイドを書くが、ワリワルではなくゲラコビッツたちを敵にしようかな…

[返信][編集]

703 :げらっち
2023/05/27(土) 18:05:04

やはり自分のパーティを
ワリオ ルル 瞬 ハローダ
に変更。

【あらすじ】
ゲラコビッツにより、スターよりも更に強力なアイテム、「ダークスター」が奪われた。
そして、ルイージとワルイージもさらわれてしまう。マリオチームとワリオチームは、それぞれの弟(弟分)を助けるべく今回も冒険に出かける。

敵は
ゲラコビッツ
メタボス
SSカンパニー
ダークスター
ルマリー(ダークスターと同じく暗黒の星と言う設定)


そういや中学生の頃にノートに、マリルイ3をベースに1や2の要素も混ぜた小説を書いていた。クッパ城でのメタボス戦辺りまで書いたねえ。

[返信][編集]

704 :げらっち
2023/05/27(土) 18:30:16

【はじまり】


キノコ王国を救ったマリオブラザーズは、王国内に住居を構え、キノコライフを満喫していた。
キノコ王国は平和だ。通勤ラッシュも学歴争いも銃の乱射もSNSのマウント取りも無いのだから。こんなに平和な国はない。


「たすけて~~~っ!!!」

平和なキノコタウンの広場に、悲鳴が轟いた。
眼鏡を掛けたキノピオ、キノックルの声だ。

キノックルの叫びの先に居るのは、クリボー。キノコ王国を裏切ってクッパ陣営に入った悪の椎茸だ。何故茸なのに栗と言うのかは謎だ。
「やいキノピオ共!クッパ様を解放しろ!!でないとコイツのマリオストーリーのデータを消去するぞ!!」
クリボーはキーキーと叫んだ。マリオストーリーとは、キノコ王国で活躍したマリオを主人公に置いた物語風のゲームである。
「お願い、やめて~っ!!バッジも全部集めたのに…」
クリボーの足の先にはゲームが置かれており、画面には「データを消去しますか?」の文字、カーソルは「はい」に合わさっている。ボタンを踏まれたら99時間の苦労も水の泡だ。
周りに居るキノピオたちも手が出せないでいた。
「くっ、何て卑怯な…」
「かわいい僕らに何てことを…」

そこにタイミングよくマリオブラザーズが通りかかったのだった。
「あ、マリオさん!それに、名前忘れたけど緑色でヒゲの生えてる弟さんも…ちょうどいい所に来てくれました!」
マリオブラザーズは配管工の仕事をこなしたり、小さな争いを解決したりして生計を立てていたのだ。
「どうかしたか?」
「かくかくしかじかなんです…かわいい僕らをお助け下さい!!マリオさん、緑のヒゲ(略)さん!」
「オーケイ、任せといてよ!行くよルイージ!」
「僕、緑のヒゲじゃないけど…」

マリオは拗ねるルイージに、作戦を耳打ちした。
「そんな作戦上手く行くかなぁ?」
「僕たち兄弟が力を合わせれば無敵だ!あのクッパだってやっつけられただろ?今回だって水道管のバルブを閉めるみたいにちょちょいのちょいだ。じゃあ行くぞ!」

指示通り、ルイージはクリボーの説得に向かった。持ち前のハスキーボイスでつらつらと条件を述べていく。
「あの~、クリボーさ~ん。話し合えばわかると思うんですよ。クッパの釈放はできないけどクリボー一族を美味しいキノコのレストランに招待してあげます。ってとこで手を打ってくれないかなぁ…ゲームのデータの大切さくらい君にもわかるよねぇ?」
「わかるかッッ。クリボーには手がねえからゲームなんてできない。わかるかよォォ!!」
逆に激昂させてしまった。
だがこれも作戦の一環だ。クリボーは目の前の緑のヒゲに気を取られて注意が散漫になっている。
マリオは広場に隣接するキノピオの家を壁キックで駆け上った。パルクールのようだった。そして屋根の上から思いきりジャンプした。

「喰らえ、裏切り者!!」


ぽよっ


マリオはクリボーを踏ん付けた。クリボーはピザのようにぺらっぺらになってしまった。
「ぎゃあ~!これじゃゲームできないどころかまともな生活もできな~い!!」
「反省したらキノコを食べさせて元に戻してあげるよ。はいよ、ゲームは無事だよ」
マリオはキノックルにゲームを渡した。
「ありがとうございます!マリオさん!」
「マリオさん!!マリオさん!!」
「僕は…?(ルイージ)」

[返信][編集]

705 :げらっち
2023/05/27(土) 18:50:19

その夜。
マリオブラザーズの家に一本の電話があった。仕事の依頼だった。キノコタウンの地下から不審な物音がするので、見てもらいたいという話だ。マリオは熟睡していたルイージを叩き起こし、営業開始した。

「マリオ~、僕もう眠いんだけど…」
「何言ってるルイージ。ヒーローは24時間営業だぞ」

2人は地下・下水道に到着した。
するとキノピオが倒れていた。
「マリオさん…侵入者です…地下に封印していた大切なものが…狙われて……」
「大丈夫か?やられたのか!?」
「弁慶の泣き所を蹴られました…痛いです…こんなにかわいい…のに……」

マリオたちはキノピオを無視し奥に進んだ。

下水道の奥は格納庫のようになっていて、クッパ並みに巨大な豚のバケモノが、黒い球体を手にしていた。
「ブハハハハ!!ツイニテニイレタゾ。コレデゲラコビッツサマモヨロコンデクダサルダロウ」
マリオは突っかかった。
「何してやがる!」
メタボスは兄弟をギロリと睨んだ。
「わわわ~!!喧嘩を売る相手は取捨選択した方が良いよ兄さん!あいつクッパみたいな化け物だしスパイクみたいにごついよ~~。逃げたほうが良さそうだよ!」
ルイージはかつて務めていた水道会社『レッキングクルー』の鬼上司の名を出した。余程トラウマになっているのだろう。

だがマリオは果敢にも挑んだ。豚のバケモノは脂肪ダルンダルンの腹を波打たせた。
「オレハメタボス。ナニカヨウガアルノカ?」
「用と言うか、文句があるんだよ。その黒いのを返せよ!」
「モンク?ナンダソレハ。クイモノノナマエカ?マズソウナクイモノダ!!」
「何言ってんだ?この豚は。」

豚は黒い球体を抱え、鼻息を荒げている。

すると豚の巨体の後ろから、紫色の星がフラフラと現れた。
「ルマリー!」
「知り合いか?ルイージ」
「うん、兄さん。クッパの牢屋に捕まった時にご一緒したよ!」

ルマリーは星の子だ。宙を漂いながら子供のような声で笑った。
「キャハッ。なーんにも知らないの?無知って怖いねえ。これはダークスター、スターより強力な暗黒の星だよ。ダークスターが目を覚ましたら、キノコ王国は愚か全ての世界が闇に飲まれちゃう!楽しみだねぇ」

マリオは首を傾げた。その黒い球体がキラキラのスーパースターに類する物だというのは、とても想像がつかなかった。むしろ正反対の物に思える。
光を、希望を、無敵を授けるスターに比べ、闇を、絶望を、崩壊をもたらしそうなダークスター。

「だから邪魔しないでねぇ。死が唯一の救済、だよ。死にな?」

「ブッファ~~!!!」

メタボスが攻撃を仕掛けてくる!

【チュートリアル戦開始】
マリオ&ルイージ vs メタボス

[返信][編集]

706 :げらっち
2023/05/27(土) 18:57:24

マリオ HP100
☞ジャンプ
 アイテムブロック
 にげる

ルイージ HP100
☞ジャンプ
 アイテムブロック
 にげる

[返信][編集]

707 :黒帽子
2023/05/27(土) 19:32:16

M→ジャンプ

L→アイテムブロック

[返信][編集]

708 :げらっち
2023/05/28(日) 11:50:25

マリオはジャンプで攻撃!
メタボスに30ダメージ!
「あれ?ぷにって潰れないぞ?」

ルイージはアイテムブロックを叩く!
青コウラが出た!!
ルイージはコウラルイージになった!
「兄さん!何これどうやって使うの?」

「ブハハハハ!ブザマナスガタダナ!」
メタボスの根性アッパー!
「うわわわ!」
ルイージ、甲羅にこもり防御!0ダメージ!

(アイテムブロックは乱数アプリを使用)


マリオ HP100
☞ジャンプ
 アイテムブロック
 にげる

コウラルイージ HP100
☞ジャンプ
 コウラアタック
 にげる

[返信][編集]

709 :黒帽子
2023/05/28(日) 12:10:53

マリオ、アイテムブロックを使用
ルイージ、甲羅アタック

[返信][編集]

710 :げらっち
2023/05/28(日) 12:20:05

マリオはアイテムブロックを叩く!

コイ~ン

「って、コインかよ!!もうけもうけ。配管工マリオブラザーズの新しCM作ろっと…」

「何やってんの兄さんん!」
一方のコウラルイージはメタボスに殴られてダメージを押さえたはいいものの、衝撃で走り出してしまった!
「あぶなっ!!」
マリオに激突、マリオ50ダメージ!
更に壁に跳ね返り、メタボスを急襲!!
「グエエ!」
メタボスに50ダメージ!!
「わあ!僕って案外強い!みんな見てくれた?僕の活躍を!!」

特に誰も見ていない。

ルマリーは何かに気付いたようだ。
「そういえばメタボス。そのルイージって人間、ダークスターの生贄にちょうど良さそうじゃ無い?遊ぶのも飽きたし、連れて帰っちゃおーよ?」
「ワカッタ」
メタボスはルイージをホールドした。
「わわわ~!!デブに抱かれるなんて嫌だよ!!助けて兄さん!!」

「コイツ マズソウダガ モラウ」

メタボスはルイージを包み込むように丸くなった。
「メタボール!!」
大きくバウンドし、天井を突き破って地下から脱出した。ルマリーもそれに続いた。

「待て!!ルイージを返せ!!」
マリオは壁キックで追いかけるも、既にメタボスたちは夜の闇に消えていた。

【チュートリアル戦終了(早っ)】
コイン10枚入手
ドロップアイテム 特に無し

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711 :げらっち
2023/05/31(水) 13:52:20

一方、ブルックリンでは「ヨッシー」が空前のブームになっていた。

先の事件でブルックリンに飛ばされた卵、それをたまたま見つけたのがチャールズ・スピンドラーという男だった。チャールズは金とニンニク料理に目が無かった。彼は常にパワフルで、強欲で、そしてニンニク臭かった。彼は地下にお宝が眠っていないか探していたが、代わりにその卵を見つけた。それは金の卵になるのだった。

卵から産まれた恐竜のような個体は「よっしー^^」と鳴いたため、チャールズはヨッシーと命名した。「でっちゅー^^」とも聞こえたため、でっていうと名付ける案もあったが、壮絶な阿弥陀の末没を喰らわした。
ヨッシーは雄か雌かわからなかったが、餌を食べることで卵を産む、単為生殖が可能であると見抜き、無限増殖させ、売りさばくことにした。しかしニンニク臭い無名な男になど誰も寄り付かない。そこでチャールズは、ブルックリンを救った英雄マリオの名を取って、「ワリオ」と名乗り、マリオを黄色くカラーチェンジしたような衣装を着た。大柄な彼には少し窮屈であったが……

商戦は成功、「マリオが異世界から輸入したペット」という触れ込みでアメリカ中でペットとして大ヒットした。ヨッシーは愛らしいだけでなく、カメレオンのように舌を伸ばし何でも食べるので、高級ドッグフードを与えねばならぬ血統書付きの犬なんかよりずっと手が出しやすい庶民向けのペットとしてなついた。ある程度餌を食べると大きくなり、馬のように乗ることができる。この時期から卵を産むようになる。またチャールズは、金もうけのためならば研究を惜しまず、基本は緑であるヨッシーを品種改造し赤・青・黄版も生み出すなど商売に余念がなかった。

「ガッハッハッハ!!今日もコインがブリブリ手に入ったぜwwwww今まではトレジャーハンターとして一獲千金を夢見ていたが、こっちの商売の方が余程濡れ手で栗だぜ!なあワルイージ!!」

「それを言うなら濡れ手で“粟”だぜ、ワリオ。粟なんざ貧乏人のくいもん、俺たちには無縁だけどな。俺たち金持ち、イ~ッヒッヒ!!!」

ワリオの弟分、ワルイージ。紫色のコスチュームを着た長身痩躯の男だ。ちなみに本名はトーマス・マーティネーという。

さて夜のブルックリン、2人は今日も夜遊びを満喫した後、おうちに帰って寝る所だった。
「そういやワルイージ、ヨッシー売れすぎてもう品薄なんだぜ。デッテイウフルエンザに罹った舎を一斉処分したのが痛手だったな…ドル箱だがこのままだと足りなくなる。どこかからか輸入しないといけないな」
「ワリオ…こんな時まで商売の話かよ。お前って奴は…」
「あの卵が出てきた土管に入って俺様たちが直接卵を狩ってくるってのはどうだ?ヨッシー狩りだぜ、ガッハッハッハ!!!」
「そりゃいいな。イ~ッヒッヒッヒ!!!」

というわけで2人は地下に行き、土管に入った。

[返信][編集]

712 :げらっち
2023/05/31(水) 14:28:09

彼らはタワー・オブ・テラーのような酷い揺れを体験した後、キノコだらけの場所に着いた。

「いらっしゃい、ようこそキノコ王国へ…って腐っ!!」
キノピオはワリオの余りの悪臭に、逃げ去って行った。

「何だココ。思ってた場所と違うじゃねえか。昼だし。時差はどうなってやがるんだ?」
「甘いなワルイージ。こんな珍しいキノコが大量にありゃこれはこれで商売に使えるってもんだ。収穫していくぞ。ショルダータック!!!」
ワリオはアメフト選手のようなごつい体躯を活かし、肩から突進、ゴリ押しでキノコを伐採して行った。紛れていたこの地特有のイバラムシも吹っ飛ばされてしまった。

「オマエ、イイカラダダナ」

そう言われワリオは自然破壊を中断し、マッスルポーズを取った。
「ガッハッハ!!そうだろう!!毎日たらふく食べニンニクを摂取しているからな!俺様の体はブリブリ美しい!!」

「オマエジャナイ。ソッチノゴボウノコトダ」
ゴボウとはガリガリのワルイージを揶揄した言葉だった。
ワリオ以上の肥満体、豚のバケモノが現れた。紫色の星のような生命体もくっ付いてきた。
「ダークスターの生贄には、痩せ型の人を集める必要があるんだよね。だから君はピッタリってわけさ!良かったねえ光栄なことだよ。ダークスターにパワーを吸い取られて永遠の闇と虚無を味わってね!!」
「誰が味わうかそんなもん!」
「イイカラアジワエ」
メタボスはワルイージをさらおうとした。
「やめろ豚野郎!!」
ワリオは豚に殴り掛かる。だが鉄壁の脂肪によりガードされる。
「メタボール!!」
メタボスは巨体に似合わず俊敏で、丸まり、バウンドした。
「メタボディプレス!!!」
そのままワリオを踏み潰す。
「ムワアアアアアアアアアアア!!!」
ワリオは思わず屁をひった。
「クッサ!!」
メタボスは飛び退く。
「オブツ ショウドク スル オマエ ココデ キエル!!」
メタボスは必殺技の構えを取った。

「ド根性アッパー!!!」

ドゴオン!!!

重いアッパーが下顎にヒット、ワリオは吹っ飛ばされ、キノコにぶつかり、ボヨンと飛び跳ね、ブッと屁をひり、草地に落ちた。
「ワリオ!情けないことしてないで起きろよ!!」とワルイージ。
「キャハハ。メタボスの必殺技を受けて立ち上がった人は居ないよ。あいつの負けだね」とルマリー。

「負けるわけねーだろ!!」
ワリオは起き上がった。ワリオは寝る前の歯磨きが終わった後に喰うため取っておいたニンニクを取り出し、口に放り込んだ。
「元気1000倍ワリオ様だぜ!!やいインチキデブ!今すぐワルイージを離せ。さもないと豚骨ラーメンに変えてやる。」
メタボスは要求に応じないどころか、二度目の必殺技をお見舞いした。
「ド根性アッパー!!!」
「二度も同じ技が効くわけねーだろ!」
ワリオは動きを見切り、メタボスに急接近。
「パワフルショルダーアタック!!!」
渾身の突撃。「グッファ~~~~!!!!!」メタボスを豚骨ラーメンに変えた。

「いいなあ…僕も、死による救済が欲しいな……」
ルマリーは恍惚としていたが、やがて自分のすべきことを思い出した。
「ダークスターさえ復活させれば、この世の全てが消えて、救われる。」
「ウ~ワァ~~助けてワリオ!!」
ルマリーはワルイージを念力のような物で捕らえ、飛んでいく。
「待ちやがれチビの星!お前もこんぺいとうにされたいか?」
だがワリオなどルマリーの敵ではなかった。
「邪魔だよ。ポイポイシャドウ」
ルマリーは次々に闇を投げつけた。
「ムワアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

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713 :げらっち
2023/05/31(水) 15:45:54

遭難とは迷子のことだけでなく、文字通り「難に遭う」、受難のような意味でも使うが、キノコ王国で遭難していたのはワリオたちだけでは無かった。

キノコだらけの森に飛行機の残骸が落ちている。CGRの面々が乗っていた飛行機だ。
ルルたちはその周辺に三々五々、散っていた。4人しか居ないが。
「何ですかここは!地球でないことは確かですが令和風のあの世ですかー!」
「あーあ、これだからソシャゲにご執心のZ世代は。おじさんにはわかるよぉ。ここは“マリオ”の世界だ。まさか来られるなんて夢みたいだぞ…」とクロボー師。
「なんでもいーけど早く帰らなきゃいけませんよ。」

すると突然、青髪の小型のハーピーの襲来を受けた。
「アタシはSSカンパニーのキュット。キュートなキュットちゃんと覚えてね~。この子は貰っていくよ!!」
キュットはルルたちの顔くらいの大きさしか無かったが、体に似合わぬ怪力でタレを持ち上げ、飛んで行った。
「ぴえーーーんたすけてー!!ファンタジー号で空に消えた風船おじさんの気持が今わかったわ」
「なんでタレばかり‼さらうなら僕ちんをさらってほしいんだがな‼」とりんご。
「何言ってんですかー!!さらわれる乙女はるーちゃんですよー!!」とルル。
「あーこれだからモデル気取り共は。餓鬼には食指が動かなかったんじゃないのォ?ロリコン貧乳専のゲラッチならともかく…」とクロボー師。

キュットはホバリングしながら、親切にも人選の理由を喋った。
「クライアントの命令は“痩せ型”の人間をさらうこと。SSカンパニーはコインさえ貰えばクライアントの命令には絶対忠実なのよ~。」
このメンバーならば最もスマートなのはタレだ。
「デブはさらえないわ~。」
りんごは絶句、ルルは悔しさのあまり泣き叫んだ。
「うええええ( >Д<;)!!デブじゃないですぅ40キロ台ですよー!全国の女子の怒りを買っちゃってください!!コミュニティアプリ起動!」
ルルはおにゅーのiPhoneの画面をタッチ、変身用アプリを起動させ赤い戦士に成った。

「炎の勇者、ガールズレッド!!」

ドカーン!!
背後の爆発によりクロボー師は飛んで行った。
「のわーっ!!戦隊のエフェクトに巻き込まれられるなんて光栄だぜ。ダダッダー!」

「タレ先輩は返さなくていいけどデブと言った事を否定しなさい!でないとキャスストーンの真価を発揮させお前を地獄の炎で燻りますぅ。地対空ノノロイ」
ルルは魔法のミサイルを用意し容赦なく次々に発射した。これはイギリスがウクライナに供与した全兵器の3倍の多さがありロシア相手なら秒で勝てる。が、キュットはそれより強かった。タレは巻き添えを喰らってブラボーな感じになっていた。キュットはおちょぼ口で口笛を吹いていた。
すると吹っ飛ばされていたクロボー師が季節風に乗って戻ってきた。
「ただいま帰還した。あれー?モデル気取りが変身しBGMが流れた時点で勝ち確定演出なのにまだやられてないのかい、キュットおばさんは。」
キュットはオバサンと言われブチ切れた。獅子のように口を開くと、スイカを丸呑みできるほどデカかった。
「お ば さ ん?あー誰がオバサンだってぇ?これでもまだ29よ。死 に な。SS(瞬殺)ブラスト!!!」
キュットは口から怪光線を放った。それはクロボー師を貫通し、そのまま地上に居るルル&りんごに降り注いだ。

「たすけて:-(」
タレはさらわれて行った。

「ふぅ。クロボー師ちゃん人形を身代わりにしておいて助かったぜ。転ばぬ先の三転杖、とは老いぼれの為の言葉だと思っていたが案外役に立つとはなあ。」
無傷のクロボー師は黒焦げになったルル&りんごを見つけた。
「ぬわーっどうしたんだこれは!!マッテローヨ!生きてローヨ!俺が助けてやるからな!ここはマリオの世界。マリオカートに乗らせてもらおう。」
クロボー師は自身の専用カートを配車した。牛車だ。
「クロボ・牛!行くぜキノコ城に!!」

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714 :げらっち
2023/05/31(水) 16:19:57

ゲラコビッツは、キノコ王国から海を渡った所にあるマメーリア王国出身の科学者だ。
マメ族特有の緑色の肌、彼のお気に入りの赤い服、ぐるくる眼鏡、キラリと光る白い歯。
彼は、クッパが逮捕されたことでもぬけの殻になったクッパ城を占拠し、クッパ軍団を配下に置き、ダークスターの復活を目論んでいた。

ゲラコビッツは頭にダークスターを乗っけていた。
「ふるるるる!!ルマリー調子はどうるるか?」

「そんなトントン拍子で行くわけないじゃん。今の所2人だけだよ。」
ルマリーは鳥かごのような牢屋を示した。そこには、緑と紫、2人の男が閉じ込められている。
「助けて、マァリオ~~!!」
「ビービー喚くな、無駄にカロリーを消費するだけだぜ?」
「って、君誰?僕みたいな見た目だけど…」
「名前を訊くなら自分が先に名乗れ。と言いたいところだがお前はルイージだな、知ってるぜ。俺はワルイージだ」
「ええっ、僕の偽物ですか!?僕って真似されるほど有名になってたのか、何だか照れちゃうなぁ…」

牢屋のトークは無視しルマリーは報告を続ける。
「あと、メタボスがやられた。」

ゲラコビッツは綺麗な歯列を見せつけるように、ふるるると笑った。
「そんなことは想定内るるよ。既に新たな配下を雇ってあるるる。SSカンパニィ!」

ゲラコビッツの呼び声に、陰から3人組が現れる。
リーダー格の黄色い髪の長身の男、赤い弁髪の筋肉質の男、そしてキュットだ。
「スーリム!」
「……ムチオ」
「キュット!」
3人はわざわざキメポーズを取った。
「フッ、SSカンパニー参上。かっこいいだろう?メタボス、アイツは同族の出来損ないだった」
メタボスはかつてSSカンパニーの社員だったが、業績不振と態度不良でクビになった過去があるのだ。
「最近、各地のワープ土管から様々な異世界の人間が流れ込んでいるからな。ちょうど良い。生贄として使えそうな奴だけを捕まえてきた。」
スーリムはそう言うと、巨大な豚の貯金箱のような檻を示した。中身が透けていて、捕らえられた痩せ型の人間が多数詰まっている。その中にはタレの姿もあった。
「たすけて:-(」

「いいぞSSカンパニー。その調子で生贄を集めまくるるるるるるるるる!!!!」

━━━━━━━━━━

「ルル!!」

「はっ」
ルルは飛び起きた。
「おー、起きたか良かったぜ。今キノコ城でピーチおばさ…いやピーチ姫様に状況を報告したところだ」
クロボー師にそう言われ、ルルは周りを見渡した。シンデレラ城の内部のような場所に人が勢ぞろいしているではないか。
「それはそうとクロボー師さん。誰彼構わずオバサンって呼ぶのはやめた方が良いですよ…!」

ピーチ、マリオ、ワリオ、キノピオたちが集っていた。

ピーチは状況を概括した。
「ゲラコビッツという悪党によりダークスターが奪われました。ゲラコビッツはクッパ城を乗っ取り、そこでダークスター復活の儀式をするつもりです」

「ナニィ?ワガハイの城が!?自分の城は自分で取り戻す!!ここから出してくれピーチ!」
どこからか声が。ピーチが座る王座の隣の机に瓶が置いてあり、その中に豆粒のように小さくなった大魔王クッパが入れられているのだ。
「静かに。あなたを出したら何をしでかすかわかりません。またあのヤバい歌を歌い出すかもしれないし。」
「オォ、ピーチ~!!ピーチィィ~~!!!」
「へープリンセスなのにヤバいとか言うんだ意外ダヨwww」とりんご。

「ゲラコビッツの手下は生贄のために人々を浚っています。ルイージやワルイージさん、タレさんなどが浚われたという報告がありました。」

「やるべきことは1つだ。」
マリオはスーパースターらしく、凛々しく言った。
「ゲラコビッツを倒してみんなを助ける!!行くぞみんな!」
「何でお前に仕切られなきゃなんねえんだ!俺様は俺様の道でワルイージを助ける!!」

「行きますよ私は!」
ルルはマリオに賛同した。
「タレ先輩を取り戻さなきゃのこのこ元の世界に帰れないですよ!ヒーローなら悪を倒すのは当然のことですし!!」
実を言うとルルはキュットにデブと言われたことをまだ少し根に持っていた。クッパ軍残党ノコノコが「呼びましたかー?」と乱入したが、キノピオが「かわいい僕らに近付くな!」と言って蹴飛ばしたので、甲羅は転がって行った。
「オーケイ。じゃあ協力しよう!」とマリオ。
ルルはかつて、センガクジャーやローカルファイブというヒーローと共同戦線を張ったことを思い出した。あれは、どこの時空の話だったか。

[返信][編集]

715 :げらっち
2023/05/31(水) 19:14:10

マリオ、ワリオ、ルル、りんご、クロボー師の5人はキノコ城を出て、広場に到着していた。土管がずらりと並んでいる。
「何ですか?ここ」とルル。
「土管広場だよ。ここの土管はありとあらゆる時空とつながっているんだ!僕の住んでいたブルックリン!にもね。来てみるかい?」
「いいやー!!」

すると土管の1つから、中学生くらいの少年が飛び出してきた。
「ジジイー!!」
GMロープレにとどめを刺すべく追いかけてきた亜空の戦士、中山瞬である。
「あれ?ジジイは何処だ?」
「ジジイなんて知りませんよー!!かくかくしかじかですぅ!」
「何!それは大変だ。俺も一緒に戦う。」
瞬は瞬時に状況を飲み込み、ルルたちと共に冒険することにした。
「ガッハッハッ!!ご都合主義にも程があるぜ!!」
ワリオは磊落に笑った。

更に別の土管から、今度は桃色の髪の少女が出てきた。背格好はルルと似ているが、明らかにルルや瞬とは違う、別時空臭がする。
「私、ジーナ・ケスタ。バリスパーの奴らを追走していたらここに出てしまったわ。ここ何て時空?」
「かくかくしかじかですぅ!」
「あら。それは大変ね。協力するわ。」

更に更に別の土管から、戦士の鎧を着た男性が現れた。
「我は傍若無人でクールな戦士、ハローダだ。顔を奪った大魔王・黒帽子を追いかけてきたがここはどこだ?異形の茸共が暮らす光り輝く楽園…その名もッ、イルミネーション!!か?」
「うわ自分で傍若無人って言っちゃってますぅ!実際そうっぽいですし。ていうか…」
ルルはハローダの顔を見て、何かに気付いた。
「ああっ!ハローデスそっくりですぅ!りんご先輩!やっつけてー!!」
「あいよー‼」
ルルとりんごは「コミュニティアプリ起動!」と変身し、ハローダに一斉に魔法を浴びせた。
「何をする無礼者共め!貴様らも大魔王・黒帽子の手下か?」
ハローダはルルたちの背後に居る黒帽子そっくりのクロボー師を見て、疑問が確信に変わった。
「やはりそうだったか!!見つけたぞ大魔王・黒帽子め!!サイショーの国の人々を無面(むずら)の恐怖に落とし入れた罪を今ここで償って貰おう!魔眼(まがん)斬り!!」
ハローダは剣でクロボー師に斬り掛かる。だがクロボー師が猟銃を向けると、ハローダは震え上がって剣を捨てた。クロボー師はシルクハットの中に常に5つ以上の銃を持ち歩いているのだ。
「ほう?本当にハローデスそっくりで就活浪人しそうな顔してるぜ!!選べよ。死ぬ気で就活するか?それとも乞食として一生みじめな生活を送るか?働きなさい。ハローワークのダイヤルを君の手の甲にメモしてやろう」

ハローデスと戦士ハローダは別人だ。モデルが同じ人なだけだ。

「かくかくしかじかなんですぅ。協力して貰えます?」
「いいだろう。我も正義を愛する戦士、悪を倒すのは天命だ。」

「あ~~…天丼過ぎてつまんねえぜ。しかも安物、蓮根ばかりの天丼。」
ワリオは鼻をほじっていた。

ルルは瞬と話していた。
「ほへえ。じゃあ瞬先輩の住む世界では、GWCって会社が日本を征圧してるんですか!!そいつは物騒ですねえ。CGRが、ていうか私が居れば一網打尽にできるのに…」
とか何とか言っているとまた土管が起動、今度は車ごとワープしてきた。黒い車に突っ込まれ、ルルはきりもみ回転して飛んで行った。
「誰だ?」とマリオ。ドアが開いて出てきたのは、大学生くらいの青年。
「あ~~!また人を轢いちゃった!俺は罪人だ。俺は最低最悪な人間だ……」
「大丈夫!生きてますぅ!」
ルルは戻ってきた。
大学生の名は樵木(きこりき)トキト。ルルたちと同じ地球から来たようだ。
「トキト先輩が出てきたこの土管を使えば元の世界に帰れるんじゃないですか!タレ先輩は置いて帰っちゃいましょうよ!」
「そうだね‼ナイスルル!」とりんご。「早く帰ろうよ‼僕ちん早く帰って録画してある《ヴィジランテ》見たい」
「戦隊の癖にライダーに浮気するんですか!?やはりりんごは禁断の果実ですぅ!アダムとイヴが邪心に満ちた理由はあなたが甘く、赤く、そしてフレッシュすぎるからですよー!!全人類に謝っといてくださいな。じゃ帰りましょうか」
ルルが土管に足を踏み入れようとすると、サイレンの付いたゲラコビッツ顔のUFO、ゲラパトが飛来し、土管広場に爆弾の雨を落としていった。マリオたちは避難するも、土管は全て壊れてしまった。

「がちょーん!!帰れないですよこれじゃ!!タレ先輩を置き去りにしようとしたから天罰が当たったのかもーー!!」

マリオは言う。
「そういえば、クッパ城の近くのダークランドという所に地球行きの土管があるよ。それを使えばいいよ。どのみちクッパ城に向かう必要があるね!」

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716 :げらっち
2023/05/31(水) 19:15:14

…と、いうわけで帰ることもできず、クッパ城に居るゲラコビッツを倒しに行くしかなくなった一行。
「じゃあ僕がリーダーでイイね?」
「フンガ~!!マリオ!お前に指図されての集団行動なんて絶対に嫌だからな!俺様は俺様の考えで動く!!」
「いいさ。僕のほうこそ偽物と一緒は御免だね!僕の方が先にゲラコビッツを倒すからな!じゃあ行くよ!ヒャッホウ!」
マリオ・りんご・ジーナ・トキト組、ワリオ・ルル・瞬・ハローダ組に分かれての冒険が始まった。クロボー師はキノコ城に残ることにした。


どこへ行きますか?
☞キノコタウンで買い物
 砂の国
 海の国
 氷の国
 ヨースター島
 ジャングル王国
 キノコ城に電話

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717 :黒帽子
2023/05/31(水) 20:29:04

買い物してみる

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718 :げらっち
2023/05/31(水) 21:09:33

マリオチームはキノコタウンで旅の準備をすることにした。
「マンマ・ミ~ヤ…メタボス戦で手に入れた10コインしかないよ!」
「僕ちんは450円だよ‼」
りんごはキノココインに換算すると9コインになった。
ジーナは無一文、トキトは車を売って2コインを手に入れた。

財産:21コイン

何を買いますか?
☞スーパーキノコ(マリオの回復アイテム) 2コイン
 ファイアフラワー(マリオの攻撃アイテム) 5コイン
 アイスフラワー(〃) 5コイン
 青コウラ(〃) 10コイン
 巨大キノコ(〃) 30コイン
 マメキノコ(〃) 1コイン
 1UPキノコ(気絶した仲間を蘇生させる) 50コイン
 CGRグミ(りんごの回復アイテム) 2コイン
 サイケ海苔巻き(ジーナの回復アイテム) 2コイン
 アメリカンドッグ(トキトの回復アイテム) 2コイン
 万能ドリンク(全員共通の回復アイテム) 3コイン
 イケてる帽子(マリオの装備品) 30コイン
 ナウい帽子(〃) 100コイン
 ノリノリな帽子(〃) 300コイン
 ゴールデン帽子(〃) 500コイン
 丈の短いスカート(りんごの装備品) 30コイン
 丈のそこそこなスカート(〃) 150コイン
 丈の長すぎるスカート(〃) 400コイン
 スーパーリボン(ジーナの装備品) 30コイン
 ウルトラリボン(〃) 150コイン
 理不尽リボン(〃) 400コイン
 モッズコート(トキトの装備品) 30コイン
 うさ耳パーカー(〃) 150コイン
 苺のヘアゴム(〃) 400コイン
 チートでんち 1000コイン
 ピーチファンブック 200コイン
 クリボージャーフィギュア 0コイン

借金して買うことも可能だなもbyどこぞの狸

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719 :げらっち
2023/05/31(水) 21:22:49

ちなみに借金して物を買った場合、たぬきちが旅に同行して金返す迄無限に妨害してくるからやめたほうがいいよ

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720 :黒帽子
2023/05/31(水) 22:25:44

ファイアフラワー 5×1
アイスフラワー 5×1
万ドリ 3×3

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